2012年1月28日

京の冬

恒例の京の冬の旅の特別公開目当てで妙心寺へ行く。今回のメニューは三門、隣華院、玉鳳院の三ヶ所(実際には北門から入って逆順で回った)。どれもまあそれなりにいいのだが、やはり三門。予想より彩色が残っているし、羅漢さんもいい顔している。しかし、、、とにかく寒い。この季節に靴を脱いで板張りの廊下をウロウロするだけでも大変だが、三門は空に浮いてるからねえ。スタンプラリーのご褒美の抹茶が身にしみます。

で、ここからはいつもの週末。

上岡真志展
花岡伸宏個展 入念な押し出し @ギャラリー恵風
2階の花岡さんがツボ。ご家庭向きじゃないけど。

中山玲佳 「Sleeping diary - 楽園へ-」 @MORI YU GALLERY KYOTO
むらたちひろ個展 「水たまりアルバム」 @Gallery Ort Project
いつもお相手をしてくれるむらたさんの個展。外は寒いけどここは春だわ。

LINK展9 -Resilient- はね返る @京都市美術館
白磁・松崎芙美子のしごと @唯GALLERY

無選別が出てたので小倉山荘に寄ったら、目の前で 嵯峨之焼が終わってしまいショック。結局何も買わず。

中島麦展 @ギャラリーはねうさぎ
鳥尾佳佑写真展 椅子に残ったわずかなぬくもり
稲田早紀個展 by the side @ART FORUM JARFO
塚田裕介展 3つの切断 @アートスペース虹
森口ゆたか個展 ひかりの庭 @ギャラリーすずき
虹で久しぶりにすごいもの(ギャラリーの中に壁が出来て入り口が増えている)を見る。うわー、と思ってたら「すずきさんがえらい事になってる」と教えてもらい行ってみると、、、これは確かにえらい事になってるわ。スタッフさんどこを通って出入りしてるんだか。

京都芸大博士展 @堀川御池ギャラリー

夕方お仕事が控えてるので、ここまでで打ち止め。

2012年1月21日

今日はおおむね当たり

金理有:捨象美術 @くちばしニュートロン
うーん、やっぱり東京を見てみたかったなあ。

京都・京町家ステイ・アートプロジェクト アート町家作品展 2012
これは良かった。 町家の一室が隅に布を垂らすだけで欧風の寝室になっちゃうのも唸ったけど、やっぱり坪庭の金魚。あれは見ていて飽きない。町家自体も面白いし、雨で石畳が濡れてるのもラッキーだったかも。

藤野靖子展 -TREASURE- @ギャラリーギャラリー
「ときすろそ」 下谷二助展 @メリーゴーランドKYOTO
何がと言われても困るが、これはツボだなあ。

二次元と三次元のはざま」 @ARTZONE
宮北裕美 「S・P・A・N・K」展 @MEDIA SHOP
これも当たり。一通り見て帰ろうとしたら、作家さんに「奥にも作品が隠れてますから」とか言われる。確かに教えてもらわないとわかんないんだけど、そんなに楽しそうに見てましたか。そうですか。

Triple Bogey×Vital Signs
Utsuwa Takagi go @同時代ギャラリー
今井祝雄 フレームの彼方 @GalleryPARC
平岡 靖弘 展 ― 風よ。― @ギャラリーヒルゲート
堀尾貞治展 あたりまえのこと(境界線) @アートスペース虹
ひょんなことから昔話をたくさんうかがう。人に歴史ありだねえ。

北川安希子展 @ギャラリーモーニング
ランジェリーハウス 斎藤有里子イラストレーション展
角田桃子展 @ギャラリーはねうさぎ
植松奎二展 宇宙の気配から―浮 @ギャラリー16
北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景 @美術館「えき」KYOTO

天気予報が外れて午後からまともに雨になったのには困ったけど、楽しい一日でした。

2012年1月20日

CRIA展 @京都芸術センター

宴会に行く途中に立ち寄る。やっぱり大広間の立体が楽しい(特に吉田絵美)。うるしぬりくんは前に恵風で見たやつの方が楽しかった、かな。

2012年1月14日

今日は大阪

内田裕子陶展 愉しみのうつわ
2012茶碗コレクション/2012ぐい呑コレクション
曄田依子個展 獅子狛 @JR大阪三越伊勢丹
DMOの入り口に掛けてあった隠れている獅子(?)がなかなか可愛くて気に入りました。

草間彌生 永遠の永遠の永遠 @国立国際美術館
美術館の入り口から水玉が溢れていて 楽しい。つい図録を1冊ずつ買ってしまう。こういうときに限ってカメラを持ち歩いてないのはなんなんだか。

昭和の上方芸人 後藤清写真展 @ワッハ上方
吉朝さんの若い頃の写真が新鮮でよかった。上方亭でR-1の1回戦をやっていて、しばし脚を止める。このレベルだと舞台に立つ方も苦しい人が多いのだが、それ以上にお客さんの反応の寒さが印象的。まあ、この環境でないと芸人は育たんのだろうけど。笑いに行くのならもっと上のクラスにきちんとお金を払って出向くべきだが、とりあえずスポンサー(東洋水産)がラーメンくれたから大満足。

このあと、友人の祝賀会に出向く。私みたい大学に入るなりいろいろ投げ出したりしないで、きちんと業績を上げているのは偉い。昔お世話になった先生にきちんとご挨拶が出来たのでよかった。


2012年1月8日

とりあえず日常が戻ってきたな

個人営業のギャラリーはまだお休みのところが多いんだけど、とりあえず年が変わって初めて街中に出てみました。

中国近代絵画と日本 @京都国立博物館
もう少し上海あたりのモダンな作品が出てくるんかと思ってたけど、国画(日本での日本画に相当)がほとんどでした。でもまあ、面白かったけど。チラシの表に大きく使われている白石の作品なんかは、あのサイズだとつまらない絵に見えちゃうけどすごく楽しい。それにしても、予想通りとはいえガラガラでした。東京の故宮展は混んでるんだろうなあ。

色と香で綾取る科学と芸術
京都府美術工芸新鋭展 2012京都美術・工芸ビエンナーレ @京都文化博物館
村上愛の作風がちょっとシックになっていた。これはこれで好きだな。

内藤英治教授退任記念展 @堀川御池ギャラリー
さすがに先生の作品は新鋭展のものとは違うなあ。

京都市立芸術大学 4回生オペラ試演会 @京都市立芸術大学講堂
去年見た大学院オペラに比べるとだいぶシンプルなつくり。オケはピアノになってるしセットも最小限(能舞台ほどではないけど)。でも、そんなことはちっとも気にならないのは音楽も舞台美術もしっかりしてるからなんだろうなあ。天井から垂らした布にもたれる演出はいいよねえ。でも、やっぱり途中でキャストが入れ替わるのは気になるな。全員出さなきゃいけないから仕方ないんだけど。演目は、
「ファルスタッフ(抜粋)」
ウィンザーの陽気な女房たちってそういう話だったのか。勉強になるなあ。
「オルフェオとエウリディーチェ」
元の話のままじゃ暗すぎるのもわかるけど、ハッピーエンドにされても、、、あと、後から調べてわかったけど、オッフェンバックの天国と地獄ってこれのパロディだったのね。ほんと、勉強になるなあ。

お昼にアンテナ・メディアで森林カレー(なんと、ジャッピー・セットだぜ)食べて大満足。早くお店が軌道に乗りますように。

2012年1月2日

今年の福袋

バッケン・モーツァルト ¥1260x3
パティスリー・サンガ ¥1000x2
ロック・フィールド ¥2012x2
伊藤ハム ¥2000x1
(ルピシア ¥3000x2)
ガラポンで緑球が出たので米2kgゲット。
年々モーツァルトの福袋がしょぼくなるので乗り換えたいのだが、袋そのものが欲しいのでついつい買ってしまう。困ったねえ。

秋山祐徳太子+しりあがり寿 ブリキの方舟

秋山さんのブリキの作品群が予想以上に面白かった。しかし、パフォーマンスの映像見るのは楽しいし、本人を見てるのも楽しいだろうけど、身近にこういう人がいるとちょっと大変だろうなあ。