2016年1月31日

今日はのんびり

俳画のたのしみ 明治・大正・昭和編 @柿衞文庫
ドーミエどーみる? しりあがり寿の場合 @伊丹市立美術館
October Moon クスノキ ヒデオの照明具展 @伊丹市立工芸センター
戦後のボーダレス ―前衛陶芸の貌 @芦屋市立美術博物館

気温もまずまず高かったけど、天気はいいし風は少ないし、ほんとに快適な一日でした。明日からはまた冬型みたいだけど、、、

2016年1月30日

シーズンイン

明治のやきもの 幻の京薩摩 @美術館「えき」KYOTO
虫眼鏡がいるよ、という話は聞いていたが、確かにめちゃくちゃ芸が細かくて目が疲れるので、朝から行くのはお勧めしません。しかし、これは人気出るのもわかるし、粗悪な偽物が横行して廃れていくのもわかるよなあ。

FUKUSHIMA SPEAKS アートで伝え考える 福島の今、これからの未来
コレクション展Ⅲ シルクロード資料+伏見人形 @京都造形芸術大学
佐々木真士展 大河のうた @ギャラリー恵風
作家さんのインド放浪話がなかなか濃ゆくてよいなあ。やっぱり南インド行きたい。

片野まん アルキメンデス @モリユウギャラリー
成安造形大学 卒業制作展2016 @京都市美術館
モーニングさんで「卒展って一つ掘り出し物があるとあとは全部帳消しになりますよね」みたいな話になったんだけど、さしずめ今回はこれ
井上守晃「私も嫌い僕も嫌い」。ナスが大嫌いという共通点を持つ互いに面識のない男女大学生がナス料理を食べながら語り合う映像作品。すっごくいやそうにナスを食べたり、完食するという条件でやってるのに「これは無理」とか言って拒否したり、皿が出てくるとまず見えないところにナスが隠れてないか探るところから始めたり、(あいだに1品ナス以外の料理が出てくるんだけど)目の前のナス濃度が低くなると途端に二人とも饒舌になったり、見ていてほんと飽きない。デザートのケーキで釣って出演してもらってる(という設定な)のに女性の方は「気分が悪くなった」と言ってケーキには手を付けず、逆に男性の方はやっと解放されたという体で4切れ完食。このナスがまずいのかというと、(量は多いかなと思ったものの)やっぱりナスが嫌いなスタッフがおいしいといって食べてたそうだから、ナス嫌いの世界も奥が深い。で、これって共通の話題さえあれば話が弾むのかという実験で、お見合いのパロディとしても読み取れる。いいよねえ。
 他のものもいくつか。佐々木美菜「てのはな」。
 中川祐未「うつら、」より。この人の芸風は好きだわ。
小林紗久良「静寂な星のものたち」より

小川千甕遺作展 @星野画廊
岸本倫子 inForm @KUNST ARZT
右近あかね個展 ブルーシートの丘の上 @ギャラリーモーニング
薄井寛個展 @アートスペース虹
fabric, light and dirty @ARTZONE
○マトペ ×マトペ 17のぎおん @MEDIA SHOP
U.S.E.8 「U.S.E.ミニアチュール展」「彫刻家のアクセサリー展」「日隈愛香展」 @ギャラリーマロニエ
中村譲司展 White rhythm @ギャラリーにしかわ
ピュアロマン @ヴォイスギャラリー

これからしばらく大変なので体調崩さないようにしないと。

2016年1月23日

日常

土日に関しては市内をうろうろしてるのが通常のパターンで、やっと日常生活が戻ってきたって感じ。

「藝文京展2016」入選作品展 @京都芸術センター
新春・はじめ展 @ちいさいおうち
新旧作品による 上田泰江の画業展 時を超えて @蔵丘洞画廊
額縁のネタや税金のネタで盛り上がってしまう。やっぱりここは長くなっちゃうなあ。

第24回 折々の作家たち展 @ギャラリーヒルゲート
長谷川泰子個展 「静かな日課」
描動主義。 谷田章悟、甲斐丈宏、宮武昌之 @同時代ギャラリー
意識のスペクトル 泉洋平 @ギャラリーパルク
THE LIBRARY in KYOTO 2016 @MEDIA SHOP
鈴木雄介写真展 シリア・失われた故郷 @ARTZONE
自由シリア軍勢力下が中心の写真展だけど、このころはまだISの勢力も弱いし、ロシアの空爆もなかったんだから、今はもっと立場が弱いはず。頭痛いよなあ。

堀尾貞治展 あたりまえのこと(四角と不定形) @アートスペース虹
酒井遥個展 吊革の森 @ギャラリーモーニング
とくおかまほ個展 カ・ギ・ノ・ア・ナ @KUNST ARZT
琳派降臨 @京都市美術館
浅葉克己個展 「アサバの血肉化」 @dddギャラリー
House of Day, House of Night(昼の家、夜の家)
Feather @@KCUA
湖派
8人の天才たち展 @堀川御池ギャラリー

新春ネタが意外と楽しかった。上田さんとか酒井さんとかツボの作品も多かったけど、しばらくはおとなしくしてる予定。

2016年1月21日

もっかい西表島

いろいろバタバタしてるし体調もよろしくないのですっかりサボってますが、先週末にまた西表島に行ってきました。3月末で星野リゾートがリゾナーレの運営から手を引いてニライカナイに戻るらしいので、それまでにもう一回行っておこう、ということで急きょ決定。シーズンオフなので宿も飛行機も簡単に取れるのだが、今回は去年とは違ってさすがにシーズンオフの理由を痛感。
とりあえず由布島に向かったのだが、まじめな雨。あんまりきれいな絵ではないな。牛車にはビニールシートかかってるし。
 島の中も雨でぬかるんでて歩きにくい。
でも、蝶園はすごくよかった。バスの本数が少なくて長居できなかったのが残念。最初にここに行くべきだったなあ。
 カタツムリはいるし
 金色の蛹はごろごろ(黄色じゃなくってホントに金色)
 幼虫もいるし
サガリバナまで咲いていた。条件が悪いから落花しない、そうなんだけど、こちらとしてはそのほうが助かります。
子供の牛さんは調教中でした。

初日の夜は鍾乳洞を見に行くツアーの予定だったのだが、雨で中止。まあ、観光化されていない鍾乳洞だし、夜はほんとに暗いし、雨の中では危険だわな。 で、2日目がメインのナーラの滝。白浜港からカヤックで仲間川を遡上し、桟橋から滝までトレッキング、帰りは遊覧船というコース。遊覧船が出るのならトレッキングだけでもよさそうなものだが、潮位の高い時間帯しか船が遡上できないのだとか。満潮の時間によっては帰りがカヤックになったりもするようです。で、カヤックを8km漕ぐわけですが、この時間は雨も上がってたし、上げ潮だし、風はほとんどないしで非常にいいコンディション。ガイドさんに言わせると「楽ちん過ぎてつまらん」のですが、年寄りにはありがたい。遊覧船と違ってエンジン音がしないので、漕ぐのをやめるととっても静かでいい感じです。風が静かとはいえ水がかかるし、落とすとやっかいなので漕ぎながら写真を撮るのは厳しいですが(防水のカメラを持って行けよな)。
道中3回ほど休憩をとります。こちらは最初の干潟。

カニ(の穴)がいっぱい。
で、こちらが二つ目の休憩場所。川幅がだいぶ狭くなってきました。
岸はマングローブ林。
で、これは何かというと
日本最大のシジミ、シレナシジミです。これなら1個でシジミ70個分のちからがありそうに見えますが、中はほとんど泥で身は5%程度しかないんだとか。で、なんでこんなに大きくなるのかというと、二枚貝の天敵ノコギリガザミが食べられるのが7cmほどまでで、それより大きな貝は無敵になれるかららしい。で、大きな貝は潜るのすらめんどくさくなり泥の上をうろうろしていてガイドさんが見つけてくれるという、、、

その後、もう一回休憩したけど、もう上陸できるスペースはなく船の上で休んだだけ。桟橋近くでカヌーをつないでトレッキング、なんだけど、これも足場は悪いし写真撮ってる余裕はないのでなんもないです。すみません。まあ、森の雰囲気は去年とそう変わらんしご勘弁を。

で、そうこうするうちに目的地のナーラの滝に到着。

お弁当をいただきます。ドラゴンフルーツなんか入ってるのが南国っぽいですね。
ガイドさんがコーヒーを淹れてくれました。わしらはスープにしたけど。で、昼食が終わったころからまた雨。どうにもなりませんな。
桟橋に着くとちょうど遊覧船がきたのでカヌーを積み込み、のんびりクルーズのお客さんと一緒に出発。2時間かけて上った川を30分ほどで下ります(川幅が狭いうちはスピード出せないのでそれなりに時間がかかります)。
この辺りは塩分濃度が低いのでマングローブは少なめ。

釣りをしてる人がいました。島では市場経済が未発達で、うまい魚を食べようと思ったら自分で釣って捌くしかないそうです(観光客相手のものも含め飲食店はあるけどね)。
行きに休んだ干潟、なんだけど潮位が高いので水没してます。

西表島では川と海の境界に橋が架かっているそうですが、白浜から西には道路がないので、河口に目印の石碑が立っています。ここから奥が海。

で最終日。前日にヨメが足を痛めたので、天気が良ければジャングルカフェでチェックアウトタイムまでのんびり、と思っていたのですが、この日も朝から雨。とりあえず石垣島にわたることにしたのだが、船の中でも雨は強くなる一方。この日の石垣島地方は大雨洪水警報が出ていたようで、それで遊ぼうってのがそもそも無理筋です。
とりあえず屋根のあるところ、ということで石垣島鍾乳洞へ。日本最南端の観光鍾乳洞です。
鍾乳洞って理屈からいっても水が豊富にあるのですが、ずいぶん増水してます。水琴窟もあるのですが、はっきり言ってうるさいだけ。
でもまあ、穴はやっぱり面白いし、化石もあるし(これはサンゴだな)。
外が見える穴もありました。
さて、それなりに時間かけて見学したものの、傘が役に立たないような雨。プランはそれなりに考えてあったものの無理もできず、シーサーの絵付け体験をし、昼食を食べ、みんさー工芸館を見に行っておしまい。まあ、冬の沖縄は本来こんなもんなんだろうなあ。でもまあ、ちゃんとカヤックに乗れて楽しかったからいいや。
で、こちらが連れて帰ってきたシーサーです。ずいぶん無茶をやってるのですがそれでも何となくかわいいんだから、絵付けやさんにおいてあるシーサーはやはりよく考えられていますねえ。