2022年2月27日

さらっと

水曜日にかなり回れたのと、週末はいろいろ用事もあったので少しだけ。

みうらじゅん マイ遺品展 @大山崎山荘美術館
みうらじゅんってそんなメジャーだったっけ、と思うほどこのご時世に賑わっている(送迎バスで知り合いの作家さんと一緒になりびっくり)。まあ、筋の通ったコレクション展が面白いのは確かだし、口コミで広がるのもわかるし、遠出もしにくいから近くてさらっと楽しめるところとなるとこんなとこなんだろうけど。

そういうわけで、撮影可の部分から一部だけ紹介しておくと、これはあれです、冷蔵庫に貼る水道屋さんの広告。これが美術館に並ぶのはやっぱり気持ちいいよね。

RYO TOMIE OH MY RUBENS @ギャラリオ嵐山
なんかこれもコレクション展みたいです。いつも通りかかる時間には開いてなさそうなのが難点

2022年2月23日

祝日

水曜日が休みなのってなんかいいよね。

常世の日記 アレック・フィンレイ/小川智彦 @THE TERMINAL KYOTO
原田裕規 Unreal Ecology @京都芸術センター
展示とは別に館内を回遊するイベントをやっていて、コンプリすると証明書(名刺大)をもらえる。ただそれだけなのだが、つい手を出してしまうのがもうバカとしか。

細見コレクションの漆芸 根来 朱と黒のかたち @細見美術館
作田優希展 可能性のノスタルジー
30×30の窓 @ギャラリー恵風
杉本晋一展 せんで つむぐ いろ 重力都市シリーズ @ギャラリー16
小嶋崇嗣 BAROQUE @KUNST ARZT
日本画二人展 鼓動
三人展 憧憬の眼差し @アートギャラリー北野
呱々展
森内春香展 やさしい雨 あたたかい陽 @同時代ギャラリー
第2回 京都の染色 世代をつなぐ女性作家たち @ギャラリーヒルゲート
個展も控えてるというのにここで買うのか、とは思ったのだが、山下茜里さんの平面をポチってしまう。

王杰・隗楠 二人展 ケミストリー関係 @アートスペース余花庵
中屋敷智生/齊藤彩 歩く+彷徨の記憶をはぐくむ時間 @ギャルリー宮脇
塗森一輝個展 蠢くものたち展 @ギャラリーアーティスロング
もうやめておけばいいのに小品を1点ポチってしまう。なんか展示スペースに余裕があるような気がするからなのだろうが、それって、まだ展覧会から帰ってきた作品たちが表に出ていないだけ、、、

2022年2月19日

オリンピックの話をするべきなのかもしれないが、、、今週の精華で怒涛の卒展シーズンも終了。
 
京都精華大学展2022 @京都精華大学
全部見てると大変なので、今回もほぼ芸術、デザインだけ。
吉田麻央(陶芸)、椅子が並んでるとそれだけでうれしい
前川琴瑚(版画)
柴垣めぐみ(立体造形)
宮本美紗季(日本画)、窓の外にも作品を配置した凝った構成
萩原雅也(陶芸)
橋爪陽(陶芸)
雷雨田(院、日本画)、「見る人たちはその空間に入り込み」という意図なのだが、卒展会場では中には入れてもらえないのが残念。
神谷菜帆(テキスタイル)
今崎真優(テキスタイル)
小山佳奈(デジタルクリエイション)
宮崎ひかる(グラフィックデザイン)
平岡真生(建築)

精華の卒展は作品もだけど全体が祝祭空間で好きだったんだけど、コロナになってそういう部分が全部すっ飛んじゃって、見ていてなんか痛々しかったです。やってる人たちにはなんら責任ないんですけどね。

日本画グループ六人展 不失正鵠 @ギャラリーCreate洛
こうす系 個展 LIFE @ギャラリー知
本田征爾展 夢見帷 @Bonjour! 現代文明
いつものように素敵な空間構成。で、1点お持ち帰り。
黒い鳥UFO
八木鈴佳個展 触れずになでた
第12回 贈りもの展 @ギャラリー恵風
岡本祥吾 立体 @祇をん小西
加藤清和 作陶展
こじま ゆういち展
井尻杏那 陶芸展 @高島屋京都店

井尻さんは当然よかったし、贈り物展に山羽さんの「猿」の小品が出ていて、どちらも迷ったんだけど、今日はすでに1点買ってるから自制しました。

2022年2月13日

雪じゃないからいいか

連休最終日は沓掛へ。途中から雨になりましたが、思ったほど寒くはならなくて助かりました。ということで京芸作品展の後半。

平澤綾(デザイン基礎1)
高橋類(デザイン基礎1)。最近はデザインに限らず課題作品の自由度が高くなっているようです。
奥野真世(構想設計4)。これもこの場所を使おうというのがいいなと。
小野里紗(漆工3)
新谷響名(漆工2)
立花光(構想設計3)。部屋全体が作品なのですが、アマゾンの段ボールの中にも作品が仕込んであります。
岡留優(構想設計4)
ちょうど時間となり、ユルいパフォーマンスを堪能。だいぶ時間も消費したので、今日は一日沓掛で終わることが確定(やっぱり無理だよねえ)。
刀禰静(構想設計3)
大西亜花里(彫刻3)。これは模型で横に大きな作品があるんだけど、大きくなってもボールペンをノックするだけ。
山口遼太郎(陶磁器4)
田中佑果(陶磁器2)
長谷川初帆(陶磁器2)
永田充(漆工3)
小寺ことみ(漆工3)
越村紗和子(染織2)
滝直(染織2)
林茜里(工芸基礎1)
小野一葉(ビジュアルデザイン4)。恐竜学者の研究室というインスタレーションなんだけど、このマグカップ、フチ子ではなく持ち手です。商品化してくれないかな。
劉倩(版画修1)
西田彩乃(版画3)
森下綾子(版画2)。シリーズものだけど、これは茨城県。
汪汀(構想設計修1)。キノコ生えてます。しかし、今回は珍しく構想設計からたくさん取り上げてるな。
中村日奈子(油画4)
濱明日香(油画2)
小島麗美(油画2)
長嶺志保(日本画基礎1)
蔭山日向(日本画3)
松尾奏佑(プロダクトデザイン3)。これ、楽器です。
大西由羽(プロダクトデザイン修1)
好田一生(プロダクトデザイン2)。蓋はスチレン製で見た目との違和感を楽しむもの。
佐俣和木(彫刻修1)
 
美術館ではコロナ禍のプレッシャーが濃厚だったんだけど、沓掛ではむしろ大学が移転してしまうことへの不安が目立ったかなあ。実際に移転してどうなるかちょっと心配。

2022年2月12日

このまま春になる、わきゃないな

2021年度京都市立芸術大学作品展 @京都市京セラ美術館
さすがに見ごたえがありましたが、ここも気になったものを列挙。去年までの反省を生かした、わけでもないのですが、回る順番は例年と変えています。

稲岡莉々(ビジュアルデザイン4)
桐畑百花(ビジュアルデザイン4)。これは静止画だと伝わらないけど、目?が動きます。
高美遥(ビジュアルデザイン4)。作品展そのもののビジュアルも担当されたようです。去年の印象は強烈だったのだが、今年は美術館での展示ということで音が控えめになっててちょっと損したかも。
谷川真紀(日本画4)
今井茉梨乃(日本画4)
間弓咲(日本画4)
七類図南(日本画4)
長谷川真央(環境デザイン修1)。建築はだいたい流すジャンルなんだけど、今回美術館で一番印象的だったのがこれ。京都市の広告規制で屋外広告として使われなくなった構造物を改修するという話。これはこれで違法じゃないかという気がするが、コロナ禍のファンタジーだからいいんでしょう、たぶん。
前瑞紀(構想設計修2)。いくつか作品を出してたけど、これは鑑賞者が手持ちの「いらない紙」にコメントをつけて貼りだすというプロジェクト。皆さん参加型の作品に飢えてるのか大人気でした。
廣川秀(版画修2)。強烈な存在感。小野耕石さんの路線を別方向に突き詰めるとこうなってしまった、かなあ。
小林由佳(油画基礎1)
本家雅衣(油画3)
徳永葵(油画4)
上田なごみ(油画2)
鄭天雨(陶磁器修2)
加納静香(陶磁器4)
馬瑜蔚(陶磁器修2)。これも参加型で、こういったパーツが置いてあって、
鑑賞者が台の穴に差していく。
作家さんの制作見本。
米田望(陶磁器修2)
河合桂(漆工修2)
高岸航平(漆工4)。これも動画でないと仕方ないような気が、、、
堀口史帆(漆工修2)
橋本梨生(漆工4)
林若菜(染織4)
中田彩羽(染織4)

千本木晴(染織修2)。学内ならともかく、美術館でこの空間の使い方は贅沢だよなあ。

ここまで見てきた他大学に比べ、京芸の展示は感染症への警戒感が抜けて薄いのですが、反面作品にはコロナ禍のネガティブなイメージがあふれていて(他校ではポジティブなものも見かけたのだが、、、)、これは何なんでしょうね。公立と私立の違いなのかなあ。

川人綾:斜めの領域 @京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル
田代葵個展 都市のポートレイト @KUNST ARZT
さかいはるか個展 いびつでやさしいⅢ @ギャラリーモーニング
形象がまたワシら好みのものになってきていてちょっとうれしい。で、1点ポチしちゃいました。

葛本康彰展 Four Sequences @ギャラリー16
重森陽子の仕事 @ギャラリーマロニエ
川口淳 色絵近彩楽園文華胥の夢日器 @ギャラリーにしかわ
梅田香織 展 食べられるプラスチック @ギャラリーギャラリー
葛本康彰展 Four Silhouettes @ギャラリー一茶亭・京都