忘れてたわけじゃないんですが、去年の六甲ミーツアートの報告をしておきます。
今回は10/28-29という2日間の日程。今回もスカイヴィラに泊まることにしたのですが、有馬温泉がなくなっている(がんばれば1日で回れる規模)なのに気付き、まずは民博に行ってから神戸へ。機器トラブルで六甲ケーブルは運休中だったのですが、作品もあるのでまずはケーブル駅へ。
といっても、試運転は普通にしてたので、何が悪かったのかよくわかりませんでしたが。それでも有馬温泉までの企画切符で動いていたので、まずはロープウェイの山上駅へ。Transience【二ノ宮久里那】。琵琶湖でも見た編み物の作家さん。建物の使い方はさすがに手馴れてますね。
有馬温泉まで往復し紅葉を楽しんで(さすがにちょっと早かったけどね)から山に戻り、ガーデンテラス回りの作品を見て回る。
松本かなこさんのチョーク絵はタイミングが悪くほぼ消えていましたが、そんな中でもこれは比較的良好でした。
六甲枝垂れではシダレミュージアムと銘打って2月までのロングラン展示中、なんですが、淀テクさんはミーツアートだけの展示だったみたい(あとから気づいただけで、現場では区別できないですけどね)。見晴らしのテラスの六甲山の乳搾り【kammy+OK!】までで1日目は終了。
翌日は(宿の近くの)風の教会エリアからスタート。道程【中島和俊】をくぐり風の教会へ。
今回の風の教会は大巻伸嗣の「そらのあな」。これも時間帯によってかなり表情が変わるんだろうけど、さすがにそこまでは付き合えないな。
スカイヴィラ迎賓館は今回も充実。はやしだちかの「光注ぐ廃墟」はお約束の摩耶観ネタ。
Rokko Loop Line - 山のあなた -【大洲大作】
そして、ここのハイライトが、まよなかの博物誌 -六甲夜話-【園田源二郎】。よく作りこまれたインスタレーション。
植物園へ。ここはやっぱり浅野暢晴の「狭間の森」。
後から気が付いたんだけど、中之条ビエンナーレ2021の写真を見て一度生で見てみたいと思っていた作家さん(なんだけどそんなことはすっかり忘れてる)。まあ、琵琶湖でも見られたから満足です。あと、土井健史+江森健人の立入禁止の新作もいました。こういうのうれしいよね。
ちゃんと作品でない立入禁止エリアが設定されているのも〇。
看板が変わった森の音ミュージアムへ。村山大明の「アセビの切り株と想望」。
記憶の断片【はやしだちか】
サイレンスリゾートは横山裕一の独り舞台でした。これでだいたい一周したので、ジンギスカンパレスでランチかディナーかわからないものを食べて、夜の部へ。六甲枝垂れは前述のように別イベントなので(ライトアップはされている)、植物園とミュージアム。定番の高橋匡太。
今回は園内の光る石を集めて
装置に嵌めると
園の照明パターンが変化するというもの。
Fungi Luciferin【Videokaffe with C.A.P.】、キノコに呼びかけると光を放って答えてくれる、もの。
ナイトミュージアム【伊藤大寛】
楽しかったけど、この規模なら泊まらなくても良かったかな。とはいえ、これでスカイヴィラは閉館になったので、最後に行けてよかった。宿泊事情もだけど、2023年から会場構成がどうなるのかがちょっと心配。「新しい芸術祭として生まれ変わります」とか言ってるし、スカイヴィラに代わる箱が見つかるかどうか。サイレンスリゾートもどこまで付き合ってくれるかわかんないからねえ。
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