2008年2月29日

猫空ロープウェイ


猫空ロープウェイは台北初の観光用ロープウェイだ。全長4キロ、高低差300m、8人乗りの立派な大量交通機関で、昨年7月に運行開始したのち人気が人気を呼び、7ヵ月半後の今年2月17日に300万人乗車を達成した。


台北燈節にもロープウェイのランタンがあった。


台北駅地下街・MRT売店前のディスプレイ。一部疑問に覚えるものもあるが、さまざまな関連グッズが売られている。

さて、連日市民が大量に押しかけすごい行列になるというので、1日だけの平日の朝をロープウェイに当てた。旅行中でこの日が一番天気がよかったので、その意味でも正解でした。


ロープウェイ動物園駅。テントは行列を並べるためのもの。ここにいる人たちは団体さんで、入り口をふさいでいるにもかかわらず、単にメンバーそろうのを待っていただけらしい。しばらく一緒に並んで時間をロス(言葉がわからないのはつらい)。ロープをくぐって中に入ると本物の行列。とはいえ、平日の運行開始直後で10分ほど並んだだけで乗車。ゴンドラの中はいい年をしたアベックが(われわれも含め)3組。早朝でもあり満席にはこだわらないようだ。


山の向こうまで延々ロープウェイが伸びている。


長い道中には2ヶ所の通常の駅の他に方向変換のための駅が2ヶ所ある。これはそのうちのひとつで、コースがほぼ直角に曲がっているのがわかる。

所要時間20分とのことだったが、もう少しかかっていたようだ。まあ、ゆっくり進んでくれたほうが景色が楽しめてよい。晴れていればもっといいんだろうけど(公式サイトの写真はさすがに見通しがよくわかりやすい)、空調がないので夏はそれなりに過酷らしい。

ところで、最初の途中駅は「動物園内」なのだ。なんとまあ広い動物園だこと。この中も一度見てみたいものだ。

2008年2月28日

台北燈節

http://www.taipei-festival2008.com/index.htm

さて、下山後再び地下鉄で台北ランタンフェスティバルの会場へ向かう。従来は中正記念堂周辺で行われていたが、いろいろと大人の事情があって(記念堂自体も名称が変わった)会場が國父記念館・市政府周辺に移動した。

会場に着いたのは9時過ぎのはずだが、まだまだ人がいっぱい。國父記念館までの道中は一苦労だ。観客も無料配布のランタンを手に下げたり、光る猫耳(もちろん鼠耳も)をつけてたり思い思いに楽しんでいる。



台北101もご覧のとおりライトアップされている。



國父記念館まえの広場まで来ると少し余裕が。手前の丸い物体がメインのランタンらしい。定時になるとねずみのアニメーションが投影される。市政府前にはステージがあってライブも行われている。




これは、、、ねずみのお友達??


半分くらい見たところで疲れてきたので帰路につく。気がつくと101のライトアップも消え、お店のシャッターも閉まっていた。最終日が雨だったから、結果的には初日に無理したのは正解だったが、お祭りのはしごなんかするもんじゃないよね。昔競馬場のはしごをしたのを思い出しました。

さて、必死で動き回ってましたのでこの日は晩飯にありつけませんでした。地下街のコンビニでカップ牛肉麺を買ってホテルで試食。値段なりのお味でした。こんなところで一番安いのを買うなよな。

2008年2月27日

天燈

朝6時前に出発、まず名古屋へ向かい(散財じゃ)台北へ。予想通りの入国審査待ちの行列に耐えて、両替を済ませシャトルバスで台北市内へ(高鐵利用も考えていたが、余計な時間がかかるので断念)。駅前の天成大飯店に投宿し身軽になって地下鉄に乗って動物園駅へ。午後4時に到着。

さて、どこかに連絡バスがいるはずだがさっぱりわからないので、とりあえず2つある出口のうち人の流れの多いほうに向かう。階段を降りるとやたら目立つピンクの法被を着たおじさんが右の方を指差す。その先、動物園の入り口前にはやはりピンク法被のスタッフがぞろぞろ。誘導用ロープの先には「平渓天燈」のアニメーションつき運転幕を掲げたピンクのバス、、、うーん、これは素人でも間違えようがないな。まだ時間に余裕があるため座席が埋まると出発。座ってても気分が悪くなりそうな山道を1時間弱走ると十分の町だ。

祭りまでまだ少し間があるので多くの人は町のほうへ向かうが、こちとら状況がわからないのでとりあえず天燈会場へ向かう。バスの車窓からも多くの露店で天燈を売っているのを見かけたが、会場への道すがらも食べ物の屋台に混じって天燈売りが。お客さんも開始を待ちきれず(というか、メインの会場内では私的な天燈上げは禁止されている)あちこちで天燈を上げている。いろんな色の天燈が売られているが、それぞれ願い事の内容が違うようだ。時折小雨のぱらつく中会場の周りをうろつくうちに6時になり、いよいよ祭りの開幕。



写真を見てもらえるとわかると思うが、天燈は上に穴のないちょうちんのようになっている。暖かい空気が溜まったところで手を離すと空へ飛んでいく。夜空を埋めるたくさんの天燈はいくらみたい(うまそう)。

願い事を書いて天に届ける慣わしだが、中には燃えちゃうものもあったりして、人ごみの中に落ちたりする。ちゃんと空を見てないと危ない(まあ、ほかの人が教えてくれるが)。

会場では13回にわたって2000個の天燈をあげるようだが、3回まで見たところで移動。会場の周りを回ると天燈をあげる人の行列ができている。ここに並ぶと参加できるようだったが、帰れなくなると困るので断念して十分の街なかへ移動。人が多くてなかなか前に進めない(逆方向に歩いているせいもあるが)。街なかでもあちこちで天燈上げをする人がいる。ただ、 線路で上げるのはやめたほうが、、、

写真は載せませんが、周辺の天燈には花火が結び付けられてるものがあったりして、なかなかうるさい。まあ、正月になると爆竹鳴らす人々だからなあ。

祭りは9時半までだが、7時半で切り上げて帰りのバスの列に並ぶ。さすがに15分ほどであっさり乗れて、台北まで座って戻る。対向車線を見物客を満載したバスが次々と十分へ向かっていた。通の人は平渓に宿を取るそうだが、さすがにそこまでの根性はないなあ。

2008年2月26日

元宵節

そもそもこの時期(まあ「雨季」ですな)の台湾に出かけたのは、ランタン祭りのため。正月の15日は元宵節と呼ばれ、ランタンを灯してお祝いをします(行く正月を惜しむのかも?)。日本でも長崎なんかでやってますが、世界最大級のランタンが毎年登場するのが台湾のランタンフェスティバル。もっとも、このイベント毎年開催地が移動していて、今年は台南での開催となり日程的に行くのを断念しました。これはこれで機会があればリベンジしたいけど、、、

http://www.taiwan.net.tw/2008TaiwanLantern/index.html

で、いろいろ調べているうちに引っかかってきたのが平渓の天燈という催し。ランタンを熱気球にして空に飛ばしちゃうのだ。ユーチューブなんかにも映像がありますが、これはまあ、行かねばなるまい。情報ではお祭りは日程を変えて平渓のあちこちであるようだが、今年の元宵節には十分という町でやってるようだ。MRTの動物園前から連絡バスが出るらしい。平渓というのは普段は静かな田舎町で大規模なアクセスはなく、(ちょうど鞍馬の火祭りのように)早め早めに立ち回らないと帰りのバスの乗り遅れたりするらしい。

http://www.2008peace.hope.flying.hbpr.com.tw/page001.html

というところまでは判明。あとはまあ、行ってみるしかないわね。

2008年2月25日

はじめに

21日から4日間の日程で台湾に遊びに行ってきた。

種々の事情で名古屋発着のEL便を利用、ロスの多い旅になったが、後半雨と疲労でペースダウンしたものの、結構濃い内容になった。おいおいアップしていきます(てか、このためにブログを再開したのだが、、、)。

2008年2月17日

はぐ

今日もよく冷える。

中之島はあちこち工事中で、五木茶屋の横でも橋の補修などやっていて、ベニヤ板を渡して仮道を作ってある。夜も更けて通りかかると雪混じりの天気で凍結していて、駅の方から来たおっさんが派手に転倒し、カラーコーンを散乱させていた。まあ、原状回復の手伝いはしたけどさ。

で、そんな状況のなか渡月橋に差し掛かると、橋の真ん中で欄干にもたれて熱い抱擁を交わす二人。まあ、どこだろうが二人なら熱いんだろうけどさ、保津峡から丹波の寒気が流れてくるんだよ。寒いから車すら通らないんだよ。おまけに、その横に自転車が2台。どこからともなく渡月橋に夜な夜な別々の自転車でやってきて(自転車が1台ならまだ理解できる)熱い抱擁ですか。どういう状況なのかさっぱりわからん。こっちが年をとっただけなのかなあ。

2008年2月9日

雪だ!

確かに雪の予報は出ていたが、昼間からがんがん積もるのはちょっと予想外でした。おかげで今日の予定はパー。まあ、すんでのところで車での外出を取りやめただけでもマシか(スタッドレス履いてないのよ)。






仕方ないのでお昼にちょっと近所を散歩してきました。亀山公園は人気も少なくすっかり雪国の風情。ほんとは金閣あたりに繰り出せばいいんだろうけど、足元が悪いので断念。