チラシを見て面白そうだったので出かけてみた。
伊三郎と出会う前のリチのデザインがどこから見ても和様なのにびっくり。この人は初めから日本で暮らすように運命づけられてたんだ、と言いたいところだが、アールヌーヴォーってのはこういうもの。それにしても、日本の図案の理解度は抜けてますけどね。で、リチのデザインがある意味現代的なのに、伊三郎の建築の方はバウハウス様のアールデコ建築で今から見ると面白味がない。当時は最先端だったんだけどねえ。まあ、明治の洋風建築は保存運動が起こるのに、昭和初期の名建築にはみんな冷たいもんなあ。あと50年もすればまた再評価されるとは思うんだけど。
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