2009年12月17日

本日の画廊めぐり

" NAKAJIMA MUGI Exhibition 2009 ”moment of color”

ギャラリーはねうさぎ。近作は正直あまり面白いとは思わなかったのだが、room3に並べられたスクラップブックに収められたラベルのスクラップやドローイングがやたら面白い。特に絵本は傑作。本人も「今はもうあんなものは描けないんだけど、時々取り出してみると面白い」みたいな話をしてましたが、ある時期にしか出来ない仕事ってのはやっぱりあるよねえ。

玉ノ井哲哉個展「夢を見ない午後…」

MORI YU GALLERY。作品も面白いけど、ここは前回来たときも今回も写真撮影の人がバタバタとお仕事してました。そういう芸風、なわけはないよね。

��田翔個展 「INSPHERE - つつみ込まれるように -」

イムラアートギャラリー。これはなかなか面白い。吉田翔は日本画の人なんだけど、絹の上に黒(墨)と白(胡粉)のみを使って描いていく。おまけにキャンバスをガラスで覆って照明を過剰に反射させたりするので、パッと見にはモノクロ写真プリントに見える。それが近寄ってみるとちゃんと絵なんだよなあ。京都芸大ってやっぱりヘンです。

「の飾り」展

ギャラリー恵風。予定してなかったけど、イムラさんで染谷くんのグループ展をやってるよ、と教えられて寄り道。芸大の漆工研究室のメンバーによるグループ展。佐野曉のイラスト(ひとコママンガ集?)が抜けて楽しい。なにも漆でこんなもの作らなくてもいいのだが、マンガとしての完成度の高さとのギャップが泣かせる。京都芸大ってやっぱりヘンです。

このあと、ニュートロンと同時代ギャラリー(と予定外のギャリエヤマシタ)にも行ったけど、特に収穫なし。

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