2009年12月23日

「オブジェの方へ -変貌する本の世界」

なんだかんだ言ってやっぱりチラシにも使われている焚書のオブジェ(遠藤利克/敷物)の存在感が圧倒的。最後においてあるこいつを見ただけで、浦和まで足を伸ばした甲斐があろうかというもの。

もっとも、ここに来たのは学生の頃のローカルなアイドル、福田尚代の作品を見るため。最近の彼女は回文の人らしいので、頭の痛い作風になってたら嫌だなあと思ってたのだが、本への愛にあふれた粋な作品でちょっとホッとしました。羅漢さんの中に1冊だけバローズの火星シリーズが混じってたのがツボでした。

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