渋沢敬三記念事業 屋根裏部屋の博物館 Attic Museum @国立民族学博物館
展覧会を目前に急逝した近藤先生による解説に、「自らが奉職せざるを得なかった銀行の仕事は嫌いだった」と書かれてしまう渋沢さん。 それでも仕事はきちんとこなし、戦争末期に日銀総裁、戦後処理内閣で大蔵大臣を務めるも、総理が変わって大臣を辞するとまもなく公職追放。財産は失ったものの、これでやっと好きなことができるわいと思ったら、5年で追放解除となり(おそらくは)不本意ながら財界に復帰。その後も仕事に追われるも、戦前から一貫して稼いだお金(と自分の余暇)を民族学をはじめとする学問に注ぎ込み、67才で他界。学問にぶっこんだ金額は(現在の貨幣価値換算で)100億円とか。学問にしても、芸術にしても、パトロンって大事だよねえ。渋沢さんはご自身も一級の研究者だったみたいだけど。
台湾平埔族の歴史と文化
武器をアートに -モザンビークにおける平和構築 @国立民族学博物館
これは良かった。同じAK47使うにしても榎忠さんよりこっちの方が好み。
Flowers-田嶋悦子展
陶芸の魅力×アートのドキドキ 展 @兵庫陶芸美術館
信楽でやってた時は内容にいまいちピンと来なくて行かなかったんだけど、 これは足を伸ばして正解。もう少し見てみたい作家さんが多いんだけど、入門編だと思えばこんなものか。奈良美智の作品で初めて「かわいい」ものに出会えた(おたふく1号)けど、これも写真だと全然だめなので、やはり立体であることに意味があるんでしょうねえ。
帰りにこんだ薬師温泉に立ち寄る。というか、疲れてるから温泉に行こう、というのが今日の趣旨なので、こっちがメインです。さすがに日曜の午後で奥の第4駐車場に回されるし、脱衣所は混み混みなのだが、中は広いので快適。露天風呂のわきに座って休んでると、肩にトンボが止まる(赤ではなく青だったけど)。のどかでいいけど、こんなに人に慣れてて大丈夫なのかなあ。
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