9/13(金)。
まずは南インフォメーションセンターでパスポートの引き換え。農産物直売所の中にカウンターがあるのかと思ったら、駐車場のプレハブ小屋でした。あとで東のインフォメの前を通ったけど、ここも道の駅の駐車場のプレハブ小屋。まあ、この方がなにかと小回りが利くんでしょうね。
まずは 須沼神明社の宮山香里「空の根っこ -Le Radici Del Cielo-」へ。インフォメに行く途中に鎮守の森と芸術祭の幟が見えってたから簡単に行けるものと思ってたら、意外に手間取る。他の会場も含めてだが、地図を見ても道幅とかわかんないので地図上で考えて動くととんでもないことに。いちおう通ってほしい道(近隣からクレームも出るだろうしねえ)に案内表示があるのだが、数が少ないのと、たまに明らかに間違ってるのがあったりして油断ならない。アートバスだとそのへんはクリアできるんだけど、、、
初日でもあり地元紙の記者さんと少し話をしたが、記事にはなってなかったようです。この日は他でもあちこちでTVの取材クルーと遭遇しました。
続いて仁科神明宮裏のイアン・ケア「相阿弥プロジェクト モノクロームー大町」へ。ここもアクセス、駐車場が分かりにくい。
森の中を歩いて作品へ。ここだけじゃないけど、キノコがいっぱい。この写真じゃわかりにくいですね。森の中に高さ20mの作品が2幅かかっていますが、どこをどう撮っても木が邪魔(って、そういうものだよね、これは)。続いて佐々屋幾神社のエカテリーナ・ムロムツェワ「山のくちぶえ」。ここはインスタレーションと映像作品が3本。まちなかの民家にも抽象画を展示しています。信濃大町駅前へ、村上慧「熱の連帯(足湯)」。枯葉の発酵熱を流用した足湯と、関連したドローイング。京都と比べると気温は5℃くらい低いので、ここでほっこり、という意図はよくわかるのだが、いかんせん開幕直後では暑すぎで早々に退散。ムルヤナ「居酒屋MOGUS」。コロナ禍の隔離生活のなかで届けられるお弁当を素材にモンスターを生み出し、さらに毛糸でリメイクして(文字通り)編み出した「フードモンスター」を展開。大好き。麵は正義だよね。大町名店街。路面には淺井裕介の「すべては美しく繋がり還る」が描かれ、作業所の物販の屋台が出ていた。お隣はジミー・リャオのプロジェクト「私は大町で一冊の本に出逢った」の「Jimmy's Bookhouse がんばりやさん」。駅前の彫刻や、あちこちに点在する「街中図書館」と一体になっている。商店街のお店もいちいち味があるし、芸術祭と関係ないペインティングも楽しい。ポウラ・ニチョ・クメズ「自然の美しさと調和」おなじみの山本基の塩の作品(「時に宿る」)だが、今回展示されるのは「塩の道ちょうじや」の塩蔵。かって糸魚川から松本に塩を運んだ街道の旧家である。当然ながら、関連の展示も豊富。お祭りの展示が楽しい(このお狐様は動かせるのよ)。ここでも取材陣に遭遇。おいしいスイーツを食べていた。実は最初にインフォメでスイーツめぐりスタンプラリーの案内ももらったのだが、さすがに時間的にも胃袋的にもそんな余裕はなかった。旧大町北高校へ(ここの入り口もちょっとわかりにくかった)。千田泰広の「アフタリアル2」。これがリアルに「糸」なのがなんとも。マリア・フェルナンダ・カルドーゾ「Library of Wooden Hearts」。ここにも取材陣が。あと、映像の作品と近所に写真の作品があったけど、ここで一番よかったのは
カウント外の原倫太郎+原游「大町北高双六カフェ」。もう営業時間外でカフェはやってなかったが、めっちゃ楽しい。仕事の終わったスタッフが遊んでいたくらい。ちゃんとお昼時に来ないとなあ。
初日はここまで。宿は黒部サンバレーホテル。
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