作品集なんかで見て、もう少し乾いた金属的な画風なのかと思ってたんですが、現物を見ると思いのほか暖かい印象を持ちました。図録の表紙になっている飛行機の絵にしても、飛行機に人の顔がついているのを想像していたのに、人間から飛行機が生えてるんですよね。ちょっとびっくり。ほかの作品も同様。ただ、後半の作品群は作家が少しずつ壊れていくのを見るのがちょっと辛かったかも。まあ、この作風は長寿とは両立しなさそうだよね。それにしても早逝しすぎだけど。残念だなあ。
一番印象的だったのは「捜索」。鉄道模型のジオラマになっちゃった人だが、あれはオタクの夢だな。
ついでに、常設部分でやっていた「瀬畑亮セロテープアート(R)展」も覗く。これでセロテープの売り上げが伸びるのかは疑問だけど、企業の文化活動としてはかなり優秀。作家さんも楽しそうでした。
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