昨日の反省もあって会場前に着いて寒風の中で開場を待ち、きちんと席をゲット。ゆったり楽しめました。もう一人では舞台の上がり降りが出来ないし、落ちたピックは拾えないし、指がしびれてギターがうまく弾けないんだけど、とにかくステージに上がれば格好よく(座らずに)唄ってた姿にダンディズム(根性?)を見ました。単に座った方が痛いのかもしれないけど。で、そんな藤村さんをきちんとたてて脇役に徹するともやさんもなかなかいいなあ、とも思いました。年寄りの集まりでは若い頃の話と死んだ仲間の話は定番ですが、さすがにいろいろ考えさせられるものがありました。藤村さんは切支丹なので私とは死生観が違うような気もするんだけど、天国でも高田渡さん達と楽しくすごしてもらえればいいですよね。
昨日も含めて(聞いたわけじゃないからわからないんだけど私の理解では)これは歌手藤村直樹の生前葬なんだと思ってます。(それじゃまずいだろうとも思うんだけど)昔からそういうの苦手でいろいろ理由をつけて逃げ出したりしてきたんだけど、今回はきちんと二日間参列できたのでよかったです。去年の夏ごろに3月にラストライブをやるからスケジュールを空けておいてとか言われて、えらく先の話をするなあと思ってたんだけど、秋に言われたんでは水戸に行っていた可能性も高いので、あれでちょうどいいタイミングだったんでしょう。病状の読みもおおむね正確だったようだし(もう少しいい状態で演奏できるつもりだったのかもしれないけど、そうじゃないから伝わるものもあるよね)。ステージの上の人も下の人も皆等しく死んでいくんだけど、皆様の(そして私の)残りの人生が幸せなものでありますように。
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