2012年8月29日

大地の芸術祭(十日町)

十日町には国宝火焔土器という飛び道具があるのだが、写真を載せるのはどうかと思う。ということで現代美術館に改装されたキナーレから。
中庭のボルタンスキー「No Man's Land」。このときは機嫌よく動いてましたが、天候の加減とかでよく止まるようです。
吹き抜けに展開するシュタイナー&レンツリンガー「ゴースト・サテライト」。キナーレでは一番のお気に入りです。
楽しいよねえ。
クワクボリョウタ「LOST #6」。人の出入りが多すぎてイマイチ。やっぱり闇を楽しめる環境でないとしんどい。あと、置いてある織物器具の解説がほしかったなあ。ちょっと消化不良。
中村未歩「絶対交換会」。キンキンに冷えた(というか、半ば凍った)広島カープフルーツゼリーを提供したら、ちゃんとウケて、隣でチラシ配りをしていた首都大学東京のお姉さんが引き取ってくれました。まあ、この暑いのに外で働いてる人が飲むべきだよなあ。
石原延啓「新・北越奇談~神話の再生~」。中心部には空き店舗などを利用した作品が点在。このあたりの雰囲気は別府なんかに近い。
眞田岳彦「十日町文様展」。博物館でも展開してたけど、こちらは商店街での展示。
さて、公式の企画以外に便乗企画が出てくるのも、この手の芸術祭の常。こちらは「きはだや」さんの「駒崎浩代展」「姉歯公也展」。これは面白かった。連れて帰る根性はなかったけど。
下条駅前の「下条茅葺きの塔」
内部にはこの地方の民具が納められています。
もぐらの館の「土壌モノリス」。実はここで一番よかったのは中里和人の素堀トンネルの写真なんだけど、さすがに写真をそのまま載せるのはちょっとねえ。
芹川智一「田園の中の異国ing(OUTLAND)」。今回の新施設「梵寺院」は子宮の中に戻るという趣向なんだけど、とにかく暑かった。あれは体温より暑いんじゃないかな。

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