本間純「Melting Wall」。廃校になった小学校のプールにウォータースクリーンを設置。プールの中から水面を見上げた時の風景の揺らぎを再現し、かっての賑わいに想いを馳せる、という作品。豊富な湧き水を利用しているのだが、お盆で集落に人口が増えると水圧が下がって水が止まってしまった、というエピソードがいい。まあ、実際に賑ってたら想いを馳せんでもいいわな。
ここは芸術祭の最南端で、平家の落人伝説のある静かな里です。ケータイも圏外でした。元小学校は「かたくりの宿」として営業中。
こちらも本間純の「見えない村を目印にして」。風景に溶け込む彫刻だが、当然ながら草丈が伸びると意味をなさない。地元の人が草刈をして管理するのだが、当初草刈機でばっさりやったら怒られたとか。なかなか大変です。初めからメンテしやすい作品を作るのも大切だよなあ。
霜鳥健二「記憶−記録 足滝の人々」
林舜龍「国境を越えて」
ヘタウマな絵がすごく楽しい。
アン・ハミルトン「金属職人の家」。ここは音の出るものや動くものがたくさんあっていろいろ遊べるし、外観の布を使った風の表現もいい。おすすめです。
金九漢「かささぎたちの家」
一匹だけひっくり返ってるカメがかわいい。
劉佳婧「在るべき場所」。たいていは実在の名所(?)の方角が示されるが、距離を見るとムーミン谷は地球上ではなさそう。いったいどこなの?李在孝「 0121-1110=109071」。後からガイドブックを見るとちゃんと書いてあるけど、近づいて木製なのがわかった時はちょっとした衝撃でした。遠目には金属に見えるからねえ。
本間純「森」
蔡国強「ドラゴン現代美術館」。登り窯から伸びるパイプはアン・ハミルトンの作品。吹き込むと音が鳴るんだけど、パイプが長いので音が出るまでが大変。
センス・アート・スタジオ「東アジア芸術村センター」。かわいい龍を売ってます。龍の鱗の仕掛けはもう一つの感。
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