2019年2月9日

今日は造形大へ

京都造形芸術大学卒業展・大学院修了展
全体としては例年より良かった気がします。作品もだけど、だんだん見せ方がうまくなっている。途中からカメラの設定ミスったので端折って紹介。
大階段を上がるとのっけから仮面の作品でテンション上がる。大村杏奈「私がわたしであるために」。
もともとエレベーターに常設の作品がラッピングされてたりするんだけど、トイレも展示場になってました(かつ普通に使えるのがすごい)。市川理紗「お願しマウス」。
地下の展示はやっぱり好き。奥岡菜々子「不浄」。
ギャルリ・オーブ前。左の襖絵は丹羽優太「大鯰列島図」。新鋭選抜展では「いや、それはよくわかったからもっと他のもの見せて」と思ってたんだけど、ちゃんと他のものが出てきました。満足。右は高資婷「鬼月」。お姉さんも怪しくていいんだけど、踊ってる骸骨が楽しくて好き。
野村美咲「夜による」。マンガを背景と前景とに分けて制作。1本の短編を通常バージョンと背景のみ、前景のみの3バージョンで作品化するという実験。デジタル時代ならでは(アニメーションはアナログ時代もそうやってましたが)だし、大学でマンガやるんだったらこういうのを見せてほしいんだよなあ(個人の願望です)。で、もちろん最終作品は印刷物なのですが、この展示がまた秀逸だよなあ。

で、この後の写真が×なので大幅に省きますが、C棟で嵌ったのが油画(版画)の小島恋。4Fの展示で引っかかってだいぶ迷ったんだけど、適当なサイズかつ1枚だけでこの世界を表現できるものがなく諦めたら、3Fの小品のコーナーにまさしく求めていた作品が展示されていて迷わずポチしました。あげく、ショップでも絵葉書だのスタンプだの買ってしまい、、、困ったもんだ。

 奥村彩「Deep in to eyes」。廊下の奥で編み物をしているのが作家さん。
 石川晴子「私は笑っています」。京造のテキスタイルってこういうところが好き。
表では肉を焼いている人も(余美穂奈「焼肉パーティー」)。肉を焼く許可はもらったけど、提供する許可は出なかったそうで(そりゃそうか)焼きながら話をするだけ。

この辺りまではハイテンションで良かったんだけど、だんだんこっちもバテてくるし、作品的にもちょっとどうかなというのが増えてきて、、、それでも山の上の茶室まで行きました。学食のあるところまで降りてきたらもう閉店してたから、4時間以上の山歩きでへとへと。映画はもともと行くつもりなかったけど、情報デザインもあきらめ次へ。

伊藤学美銅版画展 IN WHITE
岡田真希人個展 蝶に会いたい @ギャラリー恵風
西本実紀展 痕跡の瞬き @ギャラリー16
上田愛展  {De}code @KUNST ARST
いや、すごくいいんだけど、これって日持ちしないよねえ。見るだけかなあ。

京都市立芸術大学作品展 @元崇仁小学校
沓掛には明日行くつもりだけど、崇仁にはほとんど作品がなくってちょっと残念。一つ思ったのは京芸の今年のフライヤー。パッとしないデザインだなあと思ってたんだけど、会場のサインとしては抜群で見直しました。ただ、宣伝用と2パターン用意しても良かったのでは。

はな 小西いく子 雪月花 @祇をん小西

というわけで明日は沓掛です。あんまり寒くならないといいんだけど。

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