2009年5月2日

明るい無常観/PLAYのキセキ

ジャッピーとのコラボの後でやっとこさ芸術センターの展覧会へ出向く。北ギャラリーの淀川テクニック(お魚がかっこいい、乗せて欲しい)、南ギャラリーののびアニキを見てから特別企画の「PLAYのキセキ」へ。60年代後半から30年にわたって表現の場を美術館の外へ広げていったTHE PLAYを中心メンバーの池水さんと振り返る企画。秘蔵映像も興味深かったんですが、その後のディスカッションが面白かったですね。当時のとんがってる人はたいがい既存の権威とか体制とか常識とかに戦いを挑んでいたわけですが、皆さんいろんなものにぶつかって(個人としてだけでなく社会全体としても)丸くなってきたんだけど、この人は未だにとんがったまま戦ってるみたいなんですよね。「ハプニング」という言葉にこだわり、今風の「パフォーマンス」や「プロジェクト」といった言葉を商業主義に踊らされているとして切って捨てる。なかなか迫力があります。耳は遠くなったみたいですけど。で、その後また南ギャラリーに戻ってのびアニキのパイ投げのパフォーマンスを愉しみました。うーん、いろいろ考えさせられますね。

0 件のコメント: