2011年12月17日

街にはポリさんがいっぱい

韓国大統領が上洛していて全国から集まった警官(と右翼)で町は賑やか。ちと走りにくいけど。

ジョルジョ・ヴァザーリのウフィツィ:建築とその表現 @京都大学総合博物館
うーん、きっと面白いんだろうけど、いかんせん基礎知識がないのが辛い。このへんの世界史は空白地帯。

埃及考古-ペトリーと濱田が京大エジプト資料に託した夢- @京都大学総合博物館
展覧会向けの派手な資料はないんだけど、いいもの持ってるじゃん、ってとこですね。それでもスカラベとか絵になる資料に目がいっちゃうんだけど。

渡邊佳織個展「朝のグッドニュース」@イムラアートギャラリー京都
小池一範展 The Christmas Song
漆の飾り展 安東智香 栗本夏樹 佐々木友恵 @ギャラリー恵風
このへんの漆の人はやっぱり好み。

京都で伝える「好きだった景色を忘れないための写真展。」@Gallery Ort Project
第43回日展 京都展 @京都市美術館
このあたりで早くもお疲れモード。もう年だな。

福本浩子展 "THE SAND BOOK IN THE LIBRARY OF BABEL"
ノブコウエダ展 "REBIRTH" @ギャラリーはねうさぎ
岸田良子展「TARTANS」
佐倉密×印南比呂志 ぱぶこめ宇宙民藝館 @ギャラリー16
今回も風呂敷には縁がありませんでした。

The 12th LAMP EXHIBITION~富物の万灯より貧者の一灯~ @JARFO
うーん、ステキだけど我が家には不向き。きちんとモノを捨てられる方へおすすめ。

羅介の染付てん @ギャラリーアーティスロング
潮江宏三教授退任記念展「銅版画師ウィリアム・ブレイク」
可塑的な抵抗:Plasticity and Civil Disobedience @堀川御池ギャラリー
感覚の木も面白かったけど、やっぱりうさぎさん。それも、当人より周りの人の反応。どうして日本人ってゆるキャラがいるとふらふらと近寄ってしまうんだろう。

日仏会館のマルシェ・ド・ノエルに行ったら、この寒空の下で食べ物の屋台ばかりでちょっと参ったけど、夕食でパンバイキングに行って今日も満足。

2011年12月16日

冷温停止「状態」

たしかに水をぶっ掛けることで温度は下がってるけど、水やり装置は恒常的なものではないし、ぶっ掛けた水の処理もきちんと出来てない。中がどうなってるかは誰も見ていない。これで事故は収束したと言われても困ってしまう。一方で、事故は収束していないとの認識に立ちながら放射能の暫定基準値を取り下げるべきだと言ってる人たちも困ったものだ。収束したのなら当然恒常値に戻していくべきだが、事故が進行形だからこそ暫定値が必要だと思うのだが。

2011年12月15日

はてなの

先日の芸祭で湯飲みを一つ購入した。湯飲みの底で半魚人(じゃなくてアクアラングをつけたおっさん、かな)が泳いでる楽しい作品。で、今日お茶を注いだら、ちょうど半魚人の首の辺りから一筋の細かい泡が水面に立ち上ってくる。思わず「はてな」とつぶやいて湯飲みをひっくり返してみたが特に異常は見当たらない。これは茶金さんを呼んでこないと、と思ってもう一度湯飲みの中を覗き込んだら、釉薬が欠けていてそこから泡が出ているだけだった。残念。でも、これって、単に破損してるだけだよね。狙ってあの場所の釉薬を剥がしてあるのなら、それはそれでたいしたものだけど。

2011年12月11日

皆既月食

まじめに月食を見たのは何十年ぶりかだな。なかなか楽しい。これでもう少し暖かければだが、そうすると雲がかかっちゃう気がするからこれはこれで仕方ないかな。とりあえず満足。

2011年12月10日

収蔵品

一日バタバタしていたが、作品が来た。城戸みゆきの「FISH STORY」。明日もバタバタだが、その前に、ちゃんと月食が見えるといいな。

2011年12月9日

食道がん

時間経過を考えると、今回の事故での被ばくが原因で生じたとは考えられない。本来ならもっと先に顕在化していたはずのものが被ばくが原因で早めに出てきた可能性はあるが、彼にかかっていたストレスを考えると放射線の力を借りずともがんの増殖は促進されたかもしれない。この部分ではチェルノブイリには広島長崎ほどの説得力はない(と思う)。さて、福島はどう評価されるのだろう。

2011年12月8日

大阪市立近代美術館

予想通りの展開。個人的には旧サントリー美術館を使うことにして素直に違約金払ったら、と思ってますが、違約金を払うためにコレクションを切り売りするのは勘弁して欲しい。しかし、この件で一番気の毒なのはおけいはん。見返りになにわ筋線とも思うけど、地下鉄も整理対象だからなあ。

2011年12月7日

早川先生

私も早川先生のものの言い方はいかがなものかと思うし、実際不快な思いをしたことも多々あるのだが、(専門外のところはおいといて)専門分野周辺の知識は確かだし、発言の取捨選択をきちんとすれば状況把握に非常に役に立った。いやなことがあったからといって当人に文句を言わずに大学当局にクレームをつけるというやり方も気に入らない(このあたりは政治家のオフレコ発言に対しての報道姿勢にも通じるものがあるな)が、クレームの内容にはあまり触れずにいきなり処分がくるという大学の対応はちょっとひどいよなあ。みんな神経質になりすぎだよ。カルシウムが足りてないんじゃないの?

2011年12月3日

天気がもってくれて一日ハッピー

嵐の予報だったのだが、蓋を開けてみると確かに時折雨は降るものの気温も高く行楽向きの天候でした。でも、予報が予報だったし12月になったので比較的人出も少なく、快適な一日でした。当たりも多かったしね(そのぶん散財しましたけど)。

Art Auction STORY...vol.3 プレビュー @ラクエ四条烏丸
朝イチに行ったら奥田耕司さんの作品の頭の部分がまだ設置されてなくて微妙な感じ。ちょいと面白いものを見させてもらった。というか、あれは取り外せるんだなあ。

京都市立芸術大学第22回留学生展 @京都芸術センター
今年は面白いものが多かったけど、特に惹かれたのは金秀娟の砂糖箱。ご家庭向きじゃないのが難点だけど、あれは普及すると世の中楽しくなるよね。

たなかしん作品展「Key」巡回展 京都 @ちいさいおうち
全く予定外だったのだが、通りかかった時にディスプレイに惹かれてふらふらと立ち寄る。結構気に入った作品があってちゃんと絵葉書にもなっていたのだが、ハガキサイズだと味が出ないので迷った挙句に絵本(恋キリン)を購入。話が無茶苦茶である。

「Salad」京都市立芸術大学修士課程美術研究科工芸染色専攻展 @むろまちアートコート
結束バンドの高級感が増していてびっくり。

ここでお昼。ちょうどいいので前から気になっていたSPICE CHAMBERへ。確かにうまい。白ご飯なのが難点だが、味はちゃんと合わせてある。ソフトドリンクが欲しくなる味付けもうまく出来ている。ただ、営業時間等から贔屓にはしにくい。条件が合えば、だな。

兼未希恵展
城戸みゆき展 @ギャラリー16
城戸さんの作品に嵌る。天井から吊られたお皿もインパクト大だが、覗き窓のついたおうちが万華鏡テーストでツボ。だいぶ迷ったけど結局一点購入。会期終了後に引き取りに行く予定です。

藤尾まりこ展 @ギャラリーはねうさぎ
佐薙真由展「瞬間の変動」@ギャラリー・モーニング
第79回独立展 @京都市美術館
寺村利規展「THE FICTION INSIDE YOU」 @MORI YU GALLERY KYOTO
河井菜摘個展「 まばゆい影」
喜多川七重染色展 -La croix(十字架)- @ギャラリー恵風
干支と縁起物 @祇をん小西
展示品はみんな楽しい(先に散財してなければ買ってる)し、作家さんの話もなかなか深くて面白い。でも、やっぱり奥座敷の元永先生だなあ。素晴らしい展示。作風の変わり方とか、一点足りないところとか、ぐっと来るよねえ。

川尻潤と工房の作家たち展 @建仁寺内両足院
小西さんで教えてもらって出かける。まず未公開のお寺にただで入れるのがお得。作品も楽しい。先に散財してなければ、、、

黎明展 @ギャラリーi

散財ついでに高島屋で食材買ってワインを空ける。今日も能天気でハッピー。

2011年11月27日

今日の大阪は熱かったはずだが

ダブル選挙で盛り上がる大阪へ、だったのだが、わしらが行くようなところはあんまり関係ないな。

ラッキードラゴン・リターンズ
ヤノベケンジ作品展 @なにわの海の時空館
朝一でサイン会もあったようだが、わしらが行った頃にはすっかり終わってました。ヤノベさんはまだいたけど。ラッキードラゴンは頭部のみの展示なんだけど、間近で見られるのでそれなりに面白い。でも、一番面白かったのはラッキードラゴンの記録映像。橋下さんと平松さん(とヤノベさん)が並んでラッキードラゴンを見上げ笑みを浮かべるシーンは感慨深い。あひるちゃんと明和電気さん、いい味出しすぎです。
時空館には今回初めて行ったんだけど、バブル期に計画され(バブルが弾けてから生まれた)博物館としては(建物にお金をかけすぎだがコンテンツとしては)かなり良質だと思う。でも、無料公開日なのにあの観客動員では厳しい。開館から10年そこそこで既に維持できなくなって停まっている装置もあったし。新しい市長さんはあれをどう生かすのか?あっさり殺しちゃうかもなあ。

おおさかカンヴァス推進事業(咲洲エリア) @大阪府咲州庁舎周辺
ATCのインド料理やさんで昼食後、咲州庁舎へ。ここでも「ヤノベケンジと一緒にカンヴァス作品を巡るツアー 」というのがあったのだが、着いたころには終わってました。その後、ヤノベさんと国府さんのトークショーもあったのだが、これ見てると夕方の予定に差しさわりがでるので断念。ただ、もう一つ理由があって、咲州庁舎でやっていた別のイベントが面白くてそっちを見てたためもあるのよね。

TEMASINDO 2011 "TEMU MASYARAKAT INDONESIA" @大阪府咲州庁舎1Fフェスパ
それがこのイベント。「インドネシア人の集い」という意味らしい。「大阪とインドネシアの交流イベントです。歌あり、ダンスあり、インドネシアの芸能人など、様々なイベントを行います」となっていたが、会場にいるのはほとんどインドネシア人。会場に居辛い(?)日本人は庁舎の外のテラスでお弁当食べているが、そこでもインドネシアンたちがドクターペッパーで盛り上がっている。京都にも外国人はたくさんいるけど、ここにいたのはほぼガテン系の人たち。なんかすごいパワーなんだけど、大阪は(日本は)これを使いこなせるのかなあ。いろいろ考えてしまいました。
なんばグランド花月11月興行 @NGK
平和ラッパ・梅乃ハッパがよかった。収穫。

市川光鶴洋画展 -夢ー
美濃陶芸作家「風塾」展
黒田潔個展「一対の図から成る」@JR大阪三越伊勢丹
伊勢丹は美術画廊より館内のあちこちに描き込まれたクラウス・ハーバニエミの世界が楽しい。スノーマンが夜になると意外に映えるのも発見。

2011年11月26日

今日は京都

半日の上に人が多くて大変だが、やることはやる。

木屋町慕情 もうこんな年ですか @元・立誠小学校
思った以上に充実してて予定の時間オーバー。危なかった。結構好きな作品があったけど、絵はがきのサイズにしちゃうと断然えびだな。

横山裕一展
移動するメディア @Antenna Media
フラワー美容室の写真とかwebでは見てたけど、実際印刷して見せられると臨場感が随分違うもんだと再認識しました。

佐野曉 漆展 Hello?Kumasan @BAMIギャラリー
前から気になっていたギャラリーで、何度か行こうとして辿り着けなかったんだけど、やっと場所がわかった。よかった。

山本佳子 GLASS WORKS Moon Speed Project -再生のための実験室-
上田恭子展“Aqua” @ギャラリー・ギャラリー
四条ストリートギャラリー @四条繁栄会商店街
去年に比べると年を経た作家さんの参加が目立って、空間の使い方なども良くなっていた。こういうことは学内できちんと経験が継承されていくといいんだけど、難しいんだろうなあ。
一点だけ提示。清水みゆき「金魚」。びみょーなエスニック感がたまらない。やっぱり立体の人(特に京芸の漆の人、かも)は楽しいねえ。

2011年11月23日

日暮れまでには疲れて帰っちゃうな

川西英コレクション収蔵記念展「夢二とともに」@京都国立近代美術館
予想以上に見ごたえがあり、特にデザイナーとしての夢二の魅力を再確認しました。本の装丁をバラしてスクラップしちゃう川西英のオタクぶりも感動的だが、最初のコーナーにでてくる川西の「夢二追憶」の「雑誌には口絵に、挿画に夢二の出ないものはなかった。殊に婦人雑誌に良いものがのってゐるので婦人画報や女学世界がほしいが男の子が女の本をほしがると、おませだとしかられたり、笑われたり全く悲しい思いをした事をいまに覚えている。」というくだりが泣かせる。いつの世もオタクの道は険しい。

"maintain life" 津本未来
"四つの月の物語" 外礒秀紹 @ギャラリーはねうさぎ
川島慶樹展 @ギャラリーモーニング
高岡美岐展 @アートスペース虹
柴垣美恵展 @ぎゃらりーすずき
玉本奈々新作展「生への思念」@ギャルリー宮脇
渡邉秋良個展「君と僕とのシンパシー」@パラルシルセ
竹笹堂展「木版工房のヒミツ」@同時代ギャラリー
愛 教え展 私たちの宗教画 @ubefulギャラリースペース
くにはらゆきこ「えへへ。」@Duce mix shop
白雲窯作陶展「土を焼く」@堺町画廊
北欧の匠展 @くらふとギャラリー集
日本ベルギー版画国際交流展 @堺町御池ギャラリー
ENCOUNTER 出逢い・陶とフェルト @ギャラリー・アーティスロング
瑞季展‐2011 秋‐ @be京都
Spatium SANDWICH #03「SANDWICHES」@ホテル・アンテルーム京都
「dotFes2011 京都」アーカイブ展 @kara-S
いちいちコメントつける気もなくなる多さだが、とりあえず玉本奈々とSANDWICHESはよかった。ほんとは黒木さんに教えてもらった東急ホテルの金唐紙の展示も見たかったのだが、気力が続かず断念。京都は土曜日に仕事がはねてからどれだけ回れるかだなあ(日曜は大阪の予定)。

2011年11月20日

雨は上がったけど寒くなったよね

萬福寺芸術祭 -EN- @黄檗宗大本山萬福寺
確かに天気は良かったが、気温はぐっと下がって北風ぴゅーぴゅー。アートフリマの方々は昨日の雨、今日の風と、悪条件のなかご苦労様でした。全体的に去年よりパワーアップしてました。森林カレーにもちゃんとありつけたし、よかったよかった。
三門から天王殿を望む。今回、三門でも映像展示があったので階上に上がらせていただきました。さすがに絶景。これで紅葉がきれいだったらと思うけど、今年は仕方ないよね。
今回一番気に入った山下耕平の作品。舞台装置は東方丈と法堂の間の石庭。まあ普通にあるお庭なんですが、方丈に望遠鏡が据えられていて、覗いてみると、
登山家の姿が。山下さんは登山をモチーフに画を描いてる方なんですが、これはウケた。本当は稜線を歩く人がかっこよかったんだけど、持ち合わせのカメラではうまく撮れませんでした。残念。
でもって、作品も一点購入。キリン達の宴/川瀬大樹。展示してあったのは一点だけだったので比較しにくいけど、川瀬さんの作品の中ではかなり好きな方で、サイズやお値段も手ごろ。

芸大生なんだから、領収書の書き方はともかく、作品の梱包の仕方は覚えといた方がいいとは思うけど、そういう部分が残ってて逆に安心するってのもすごい話。学生イベントの域を超えてるよなあ。

日本・台湾アーティスト合同動物イラスト・立体造形展2
7 Segments Group Exhibition“or” @同時代ギャラリー
パラレルワールド京都 一般公募展 @ギャラリー・パルク
安野光雅展 @ギャラリー・ヒルゲート
仕舞い間際でもあり、さすがにほとんどの作品にぽちがついてました。ロバがかわいい。

MIT×100 @ARTZONE
どちらかといえば頭が痛い系の展示が多いアートゾーンですが、今回は適当に力が抜けてて楽しかった。

2011年11月19日

お昼でだいたいけりがついたので、関西文化の日やってるしちょっと冷やかして、とか思ったのだが、まともに雨が降ってるし荷物も多いし、ご近所のコーヒー博物館だけ見て荷物を引き出し帰宅。明日は天気が回復しますように。

梅田哲也展 「大きなことを小さくみせる」 @KAVC
これは昨日の分だけど、やっぱり梅田哲也ってよくわかんない。面白がって見ててもよさそうなものなのに、なんで好きになれないのか不思議。福寿荘どうしようかなあ。

2011年11月17日

しおさい公園

出張でポーアイへ。クロークへ荷物を突っ込み、とりあえずしおさい公園へ。土曜の午後に時間が取れるのだが、好天のもと作品が見られる機会は(たぶん)ここだけ。
当然だが、犬の散歩の夫婦がいたくらいで人影はなし。あちこちに立ち入り禁止のカラーコーンが立っている(引き上げ間際に係員が回収に来てました)。まあ、優雅といえなくも無い。
当たり前だけど、自転車の人は通りがかり。海を見てる人は作品(たぶんみのむしの人)。
先日教えてもらった船の作品はやっぱり展示されてませんでした。会期末までに復活するのは無理そうです。

2011年11月13日

今日は神戸

今日は阪急阪神1dayパスを手に西へ。

神戸ビエンナーレ(ハーバーランド会場)
持ち時間からキャナルガーデンは無視、ファミリオのみ回る。いろいろ事情があるのは知ってるけど、「アート・イン・コンテナ」と銘打っておいて室内でやられてももうひとつ楽しくない。やっぱり光とか風とかないとね。

神戸ビエンナーレ(元町高架下)
これは面白い。アート作品としてももちろんだけど、高架下の空間の見せ方がうまい。よく考えたら当たり前だけど、実際に見るまで高架下の天井がこんなに高いのには気付いてなかった。街のあちこちに面白いネタがまだまだ転がっているのだ。

榎忠展 美術館を野生化する @兵庫県立美術館
本日のハイライト。出来合いの金属片が立ち並ぶ姿に神仏を見てしまうのは日本人だからなのかなあ。一神教の人たちにはこれはどう見えているのだろうか?

神戸ビエンナーレ(美術館会場)
うーん、やっぱり元永先生が楽しい。表に立体の作品もできてたけど、壁を埋める小品がステキ。
ところで、県立美術館の屋上にカエルがお目見えで、ただいま名前を募集中。作者はアヒルちゃんのフロレンティン・ホフマン。とことん日本でお稼ぎになるようです。

AMA展 - Art Meets Amagasaki @旧尼崎警察署
これは期待以上の出来。展示されている作品(忍者Bがいい味出している)もだが、会場の存在感がハンパない。外観はまあきれいだが、地下なんか廃墟マニアの人たちが喜びそうな状況。留置場の床の下から何か聞こえてきそうな怪しさ満点。もう少し宣伝して人を集めればとも思うけど、あまり賑やかになっても雰囲気ぶち壊しなのが難しい。とにかく、第2回が行われることを願っています。
ところで、ここで(資料代と銘打っている)入場料百円を払うと神戸ビエンナーレの招待券がもらえた。先にこっちに来るべきだったか。しかし、(二日間有効だが)当日1200円のチケットをこのやり方で配るのはやはり入場者数が低迷しているのかなあ。ざっと見て、有料エリアより無料エリアの方が面白いのが神戸ビエンナーレの根本的な問題じゃないかと思うのだが。いっそのこと、作家さんのレベルを下げてカンパ制にすればいいのでは?

若手日本画3人展
女流作家陶芸展
遠藤一郎作品展「夢」@西宮阪急百貨店
服部さんの作品を見に行ったのだが、入り口のディスプレイに一瞬「未来へ号」が映ってびっくり。あわてて確認して3Fの遠藤さんの個展会場へ。ちょうどライブペインティングの最中で、およそ百貨店とは似つかわしくないペンキの匂いぷんぷんの作品を眺める。昔、福島まで行ったら自分ちの馬がもう1頭出てきてびっくりしたのを思い出した。「呼ばれてる」んですかね、こういうのは。陶芸の作家さんも知ってる人(西紗智子さんとか)が混じっててすごく楽しい。お得感満点です。

カンバラクニエ×京都竹笹堂 いまうきよえ展
沼田月光展
萩焼 吉賀將夫作陶展
広田稔洋画展 @JR大阪三越伊勢丹
DMO ARTSで「カンバラさんのフライヤー好評でもう無くなちゃったんですよ」とかいう話を聞いてから、6Fに行ったらまだたくさん残ってた。世の中なんてそんなものだ。

うーん、今日も疲れた。明日から大丈夫かな?

2011年11月12日

今日は京都

最近になくいい天気。阪急で中心部まで出て、市バスの一日乗車券で回遊。

文化庁メディア芸術祭京都展「パラレルワールド京都」@京都芸術センター
面白いのはわかってるのだが、見てると時間がかかるのも確実。今日中に行くべきところも多いし、芸術センターのみ見て残りはパスした。ちょっと悔しい。

「超京都 現代美術@名勝渉成園」@東本願寺渉成園
周りのビルが高すぎて木立に隠れてくれないのが辛いが、好天で庭が輝いていた。フィギュアの撮影会をしている中華系の人がいたりして、ヘンなとこでも楽しめる。アートフェアの方もさすがにいいものがいい雰囲気で並んでいる。ただまあ、3千円に見合うかどうかは難しいところ。参加していないギャラリーのスタッフに会ったりするのもご愛嬌。

マツダジュンイチ[絵]@祇をん小西
奥の石張りの部屋(これ自体が作品みたいな空間)には黒い作品が並んでいるが、手前の部屋は白っぽいペン画の作品が並ぶ。前にぱるあーとで見たときに、こんなかわいいのも描くんだと思ってたので、今回こちらの系統の作品が主体になって個人的に大満足。思わず小品を買ってしまう。包装がいかにも祇園ぽくってマル。

アレクサンダー・ゲルマン個展「Shadows」@イムラアートギャラリー京都
新垣佳子個展 -狭間の風景-
川村悦子×清水六兵衞 二人展『茶の空間』@ギャラリー恵風
サム・フランシス展 @アートゾーン神楽岡
塔本シスコ展 @SELF-SOアートギャラリー
武田あずみ展 [よいっぱりのたしなみ] @エポケカフェ
カフェの看板から あずみさんバージョンになっている。扉にも画がデザインされ、内装もBGMもびたっと嵌る。スタッフが楽しんでるのがいいなあ。この店、近所だったら絶対入り浸ってるよな。

明日は神戸方面へお出かけの予定。

2011年11月6日

ドライブ

今日も小雨混じりの1日。信楽方面へドライブ。

神仏います近江 天台仏教への道 @MIHO MUSEUM
近江に多くの仏像、仏画が残っていることより、ミホミュージアムにあんなものやこんなものもあるんだ、という方が印象に残ってしまう。困ったなあ。

陶芸を楽しむ グ・ル・メなやきものたち @陶芸の森陶芸館
津守愛香 ちょっとシニカルで、ゆかいな仲間たち @陶芸の森陶芸館ギャラリー
岡本太郎と信楽展 @陶芸の森信楽産業展示館
太郎ちゃん目当てで行ったのだが、一番面白かったのはギャラリーの津守愛香。赤ペンで訂正した解説シートが泣かせる。作品の写真が入れ替わってるのはさすがに刷りなおしたらと思うけど、予算に余裕がないんだろうなあ。

まだまだ暑く感じる日が続いていますが、山はしっかり紅葉が始まっていました。嵐山が騒がしくなるのもいよいよですな。

2011年11月5日

芸祭2011

生暖かい小雨の中を芸祭へ。こんなところでも井村さんに鉢合わせしたり、森林さんがライス切れてたりいろいろ。フリマだの陶器市だので散財。お目当てのGMGは今回初のオリジナル作品。本はまあどうなのよと思うが、役者、オケ、舞台装置はいずれも上々。注文をつけるなら、バスがそこそこ残っているうちに終演にして欲しいんだけどなあ。

2011年11月3日

文化の日

11月になったのだが、食事を取ると暑いくらいの陽気。

秋の府庁旧本館彫刻展 @京都府庁旧本館
メイキングビデオがよくできていた。こちとら素人だから、彫刻に限らずどうやって作ってるかとかまったく気にしてないもんなあ。

石本正 京への想い @中信美術館
鳥の眼が大迫力。年寄りは元気だ。わしらとてもじゃないけどそんな長生きは無理だな。

高瀬川彫刻展 @高瀬川
ランドスケープ 7大学展
京都アートカウンシル作品展 @元立誠小学校
祈りの箱展もよかったけど、きのこ学級に嵌る。妖怪絵巻が欲しい。

大山里奈 ことの余韻 @ART ZONE
京都造形芸術大学大学院 日本画六人展 Re
寺地菜緒子ジュエリー展 Prolifico @同時代ギャラリー
国谷隆志展 MARS @ギャラリーパルク
井上康子 去来の途中 @ギャラリーすずき
松岡悠展 @アートスペース虹
河崎ひろみ展 あらゆるものと小さなひとつのために @ギャラリーモーニング
鶴田憲次展 niwa @アートスペース東山
村上愛展 @ギャラリーはねうさぎ
これは楽しかった。のだが、あちこちで見ているはずなのに、いまひとつ印象に残ってなかったのはなぜなんだろう。

BOX美術館展10 @京都国立近代美術館野外
箱そのものより、箱を覗いている人を眺めている方が楽しいのはなぜなんでしょうね。

富山プロダクツ @Gallery Ort Project
堀香子展 指は聴く 光のあわい
風 明日への軌跡 @ギャラリー恵風
主張てん @ギャラリー・アーティスロング
写真は府庁と高瀬川の彫刻展から。今日も疲れた。

2011年10月30日

大阪マラソン

とりあえずプティマルシェで大阪へ行く。ルクアに入ったのは初めてでちょっと面白かったが、マルシェの方はさすがにプチだけあってどうにもならんので早々に撤退。天気がよければ「見っけ!このはな」のつもりだったが、雨模様なので近場をうろうろしただけ。

吉田翔展 -White Lake 白い湖-
薔薇宇宙 塩崎敬子油彩画展
古希記念 備前 佐藤苔助展
symbolon個展 シスターズ・イン・ブルー @JR大阪三越伊勢丹
ヘンゼルとグレーテルが気に入ったけど、我が家には不向き。

「横山裕一 トラベル」展 @ 中之島バンクス
展示はともかく、中之島バンクスって空き店舗ばっかで大丈夫なのかなあ。

中之島コレクションズ
アンリ・サラ展
世界制作の方法 @国立国際美術館
それぞれ面白かったけど、やっぱり世界制作の方法。じっくり見ちゃって、次に行く気がなくなっちゃいました。この850円はお得(会員証使って入るんだけど)。

第一回の大阪マラソンで街が盛り上がったのかどうかわからないが、とにかく大阪までは行ったけど人の多いところには首を突っ込まず帰ってきました。今日も平和だ。

2011年10月29日

国民文化祭

国民文化祭といってもほとんど関係なく市内を回るのだが、それでもパレードに出る小学生とか、民族衣装を着た外人さんとかが闊歩していて、なんとなくウキウキする。夕方から仕事だったので今日は短めのコース。

ルドンとその周辺ー夢見る世紀末展 @美術館「えき」KYOTO
予想通り油彩はもう一つなのだが、最初のコーナーの白と黒の世界が素晴らしい。眼窩だけが目立つのっぺりした顔立ちが20世紀後半の宇宙人の写真に繋がってるのは間違いないな。

俺の園 服部しほりの日本画展 @ギャラリーi
噂どおりの盛況でした。小品にはあらかたポチがついていて、これでまた画材のクオリティが上がるの間違いなし、、、いや、画のクオリティも上がると思ってるけどね。絵はがきを大人買い(しょうもない大人だこと)。

藤本絢子 油彩画展 @大丸京都店アートサロン
今回は金魚はちょっとだけで大半は植物の絵。新鮮だけど、やっぱり金魚の方が好みだなあ。

京の暮らしの文化展-折々のいろどり @京都芸術センター
これは国民文化祭ネタ。やはり高橋治希がよいのだが、今回は白い空間に白い磁器が浮かんでいるので、気をつけててもぶつかっちゃう人がでてくるのは必至。会期終了まで壊れないでいてくれるかな?

烏丸 michikusa ART @ラクエ四条烏丸/COCON KARASUMA
芸術センターに行くのにいつも横を通るくせに、ラクエの中に入ったのは初めて。それなりに客寄せの意味はあるって事か。ビルの商売に繋がってないのがなんだけど。商業空間に一番はまってたのは、、、奥田耕司の壁から生えてた作品かな。

六甲ミーツ・アート大賞

グランプリがクワクボリョウタの「LOST♯3(組織観察)」なのは予想通りだが、得票率が5割を超えたってのはどうなのかなあ。世の中にはもっとひねくれ者がいてもいいのではないか?

TPP

こちとら既得権に守られて仕事をしているので基本反対なのだが、それでもあえて言うけど、反対の人たちの主張はおかしい。例えば、食料品が自由化されれば多くの人が安い外国米を購入するので国内農業が破綻する、と言うのだが、ここでのポイントは「多くの人が」ってとこ。多くの人が食料自給率がどうとか日本の農業がどうとかより目先の安い米を買うことを優先するのなら、そのための方策を行うのが民主国家の正しいあり方じゃないのかな。自分たちが少数派であることを自覚していながらこっち向いて仕事してくれって言ってもそりゃ話は通らないよ。まず多数派工作をしなきゃ。「タバコは地元のお店で買いましょう」みたいなところから攻めるべき。安いカリフォルニア米が入ってきても日本人は日本の米しか買わないし、一方でアメリカ人は日本の工業製品が安く輸入されればこぞって日本製品を買う、という状態なら、アメリカさんもTPPに参加しろとか言ってこないと思うよ。

2011年10月28日

だめさま

先日のアートストリームで購入した片岡健助の「だめにんげん」2体が到着。この脱力感がよいなあ。

2011年10月24日

桂離宮

参観許可がとれたので、午前半休にして出かける。雨上がりの晴天で、木々もみずみずしいし空気も澄んでるし絶好の日和。予定を超過する大サービスのガイドツアーでした。
コンデジで撮ってるので空のコントラストが飛んじゃってます。水面に写ってるからわかるんだけど、ちょっと残念。
松琴亭。桂離宮は月見のための施設なので、ここに限らず開放的なつくり。市松模様はパンフの写真と比べだいぶ色あせてます。ついでに言うと、ベストの月夜の公開はないから、東から光が入る午前中が狙い目(のはず)。
ツアコンの宮内庁職員。他の施設も含めて濃いキャラの人が多いような気がするのは気のせいかな?


コケはだいぶ剥がれています。踏み石はびみょーな大きさで、しっかり下を見てないと躓くけど、それではせっかくの庭園が見えない。ゆっくり歩けということだろうけど、なかなかそんな優雅な気分にはなれないよね。

書院。高床になっているのは洪水の際に建物が流出しないための工夫とされてます。かっては桂川の水位は桂離宮の池と同じ高さだったそうだから、洪水への備えは切実だったようです。川に面する外周の桂垣(生きた竹を外へ折り曲げそのまま垣とするもの)も同じ目的の構造物。
紅葉の見ごろはまだ先ですが、これで十分な気がしました。というか、ここはいつ来ても見ごろなんだろうなあ。職員の方のお勧めは(雪はめったにないから)雨の桂離宮だとか。修学院離宮の時が雨だったけど、確かに水面の状態はぜんぜん違うよね。

2011年10月23日

秋のえんそく

秋のえんそくもだんだんらくちんに変わってきて、今年は天王山。ここは小学生が遠足で登るところで高低差や所要時間はたいしたことない。それでいて眺望も結構楽しめる。ただ、傾斜はきついので脚にはきますね。

山上で早めに昼食にしてさっさと下山。大山崎山荘美術館「大山崎山荘のおもてなし」展で時間調整してサントリーの山崎醸造所へ。通常の工場見学ではなく参加費千円のセミナーに参加。とはいえ、普通に見学して試飲大会があるだけなんですが、ウィスキー4種(山崎10年、山崎12年、バランタインファイネスト、ジャックダニエル)におつまみ、おみやげのミニボトル付だから十分お徳。問題は時間が限られていて十分楽しめないことだけど、宴会やってるんじゃないから仕方ないな。売店で散在するのはこっちの勝手だし。しかし、気温湿度ともに高いせいだけど貯蔵庫の香りは強烈。あそこで働くのは結構過酷な気がします。

そんなこんなで今日も1万7千歩。

2011年10月22日

天気はそれなりに持ちこたえてたんだけど

朝は3週続きの万博公園へ。ヤノベケンジ「太陽の子」の記者発表。
ヤノベさん、サービス精神満点でようしゃべります。ただ、運営側はもう一つだなあ。お金はかけずに場所を提供してアーティストに勝手にやらせる、のが橋下流みたいなので仕方ないけど、夕方これで痛い目にあうことになります。

太陽の子は岡本太郎記念館でのヤノベケンジ展で展示されるのは知ってたけど、閉幕後は南茨木の駅前に設置されるそうです。ちゃんと管理してくれることを祈ろう。
 太陽の子は全長6.2mとそれなりの大きさですが、青山の記念館の庭に置ける大きさ。この写真だとスケール感がわかりにくいですが、
モノレールから見るとごらんの通り。やっぱ太陽の塔はばかでかいわ。

さて、その後は中之島公園へ。
 ことしもアヒルちゃんが大阪の町に登場。手前のフィギュアは他の人が撮影用に設置したものに便乗しました。さすがにあの行列に並ぶのはちょっとね。
公園内には他にも作品が並んでいます。雨予報なので設置を見合わせている作品もありましたが、一番人気だったのは「テレ金」。電話ボックスの中を千匹の金魚が泳いでいます。受話器がぷかぷか浮かんでるのがステキ。
地下のアートエリアB1へ。「西野トラベラーズ─行き先はどこだ?─」。11時からだと思ってたら12時開場で、しばし設営の様子を眺める。もっとも、開場してからも設営は続いてましたけどね。アップルマンやネットカフェも楽しいけど、やっぱりホームドアが秀逸。

このあと市役所で金氏徹平の「Tower」を見たりコンサートを楽しんだりして心斎橋へ、別件の用事を済ませてから大阪城へ移動。ここに西野進の巨大作品があるはずなのだが、城内をかなりウロウロしたもののどこにあるのかさっぱりわからない。表示もないし、係員に聞いてもわからない。で、結論としては、
(確認できないので推測ですが)これが現物。悪天候の予報が出ていたため展示中止になったらしい。しかしこの作品の情報は万博公園やB1 で仕入れたんだよなあ。万博で頂いた資料では中止の判断は朝7時の天気予報で行うことになっているのに、主催している大阪府の職員(当然ながら文化行政を担当されている方です)や西野の個展を開催しているギャラリーのスタッフに中止の情報が伝わっておらず、見に行くよう勧めるってのはどうなのよ。まあ、事前の広報ができてないくらいだから当日の連絡ができないのは仕方ないとしても、現場のスタッフさんもブルーシート掛けるだけじゃなく看板の一つくらい出しておいてくれればいいのになあ。
気を取り直して京都に戻りゼスト御池のSQUAT2011の地下街展示へ。やはり駅構内の方が気合の入った作品が揃ってるけど、やっぱり立体は楽しいねえ。

で、そんなこんなで今日も2万歩オーバー。明日はえんそくなんだけどなあ。

2011年10月16日

今日は秋晴れ

昨夜の雨も上がって絶好の行楽日和、なんだけど皆さん出足鈍かったね。

田上真也 陶展
日本の美とこころ Luminous展 @JR大阪三越伊勢丹
「観○光」参加作家さんの別バージョン。デパートの美術画廊の入り口にしりあがり寿のオヤジたちが山になって寝ているのはなかなか壮観。

GROOVISIONS キタ 2011 @梅田ロフト、JR大阪三越伊勢丹
帰ってきてからスタンプラリーやってたのに気付く。疲れてるなあ。

アイヌ音楽ライブ トンコリ×ウポポ @国立民族学博物館
みんぱくの研究公演にしては解説の類がほとんどなく、普通のライブに近い状態での公演。そこまではよかったのだが、今度は演奏者がしゃべりすぎで予定を大幅に超過。音楽は面白かったんだけど、難しいなあ。

2011年10月15日

1日乗車券は体に悪い

朝から時折雨の降る薄暗い1日。地下鉄構内でのイベントもあって、京都観光1日乗車券で移動。あちこち空いててよかったけど、自然光の展示品はよく見えない。仕方ないな。

観○光 ART EXPO 2011 @二条城・台所、清水寺・経堂、泉涌寺
今年はスタンプラリーもあってオトク。二条城は去年の方が面白かったけど、他は今年の方が好みでした。エトリケンジのワイヤーの少女とアンティエ・グメルスの壁紙?がお気に入り。

第43回京都野外彫刻展 @京都府立植物園・京都府立陶板名画の庭
それぞれいいんだけど、抜けて「これだ」みたいのは無かったな。雨上がりもあって家は面白かったけど。

SQUAT2011 @京都市営地下鉄烏丸御池駅、京都市役所前駅、三条京阪駅
当然ながら、普通に平らな壁面に平らな作品を貼ってる人より、わざわざヘンなスペースを使う人の方が楽しい。藤井MARYはやっぱりいいよなあ。

ULTRA AWARD 2011 EXHIBITION @ARTZONE
作品もだけど、やっぱりトロフィーのビーズとらやんが強烈。とらやんの眼が怖い。

グルッポ・ルーチェ 第3回合同展
selected works vol.4 @同時代ギャラリー
妙音 vol.2 @ギャラリー佐野、ハロー画廊

めっちゃしんどい。帰宅してまず風呂を入れることから始める。体力無いなあ。

2011年10月10日

連休最終日

おもちゃ絵の軌跡~郷土玩具とおもちゃ絵~ @京都嵯峨芸術大学
どれがと言われると困るけど、予想以上に面白い。おすすめ。

チャリティ 日本酒の会 in 松尾大社
おちょこと引換券5枚を手に日本酒を飲むイベント。酒肴は別会計。お酒の神様だけに当然だけど、酒はうまいし(ねえちゃんはいないけど)酒肴もうまいし、長野さん他のライブもあって最高でした。オークションも含めるとヨメと2人でかなりの散財(浴衣を買ってどうする?)だけど、これもまあ、被災地支援だから、、、

2011年10月9日

十三夜

薄曇ながらきれいな月が出ています。もっとも、流星を見るにはちと辛そう。

岡本太郎 地底の太陽展 @EXPO'70パビリオン
事前情報はふんだんにあるからどういうものかわかっているし、今ではある意味ありふれたもののはずなのだが、実際に再現された地下展示を見ると圧倒されますね。

千島・樺太・北海道 アイヌのくらし @国立民族学博物館
コレクションは見ごたえあるけど、出品作品数に制限があるので2階の展示が寂しくなってますね。熊送りの祭壇の再現模型と2階の映像作品がマル。

インド ポピュラー・アートの世界―近代西欧との出会いと展開 @国立民族学博物館
期待以上の出来栄え。かねてから抱いていた微妙な違和感がきちんと整理解説され腑に落ちる、非常に良くできた展示構成。学芸員の才が光っている、、、と感じたのだが、単に嵌っただけかな?

アートストリーム2011 @大丸心斎橋店
チラシで片岡健助の「だめにんげん」を見かけてふらふらと出かける。やはり片岡さん、川瀬大樹、アストロ温泉といったあたりは面白い。馬が勝って気が大きくなっているので、つい「だめにんげん」を2体購入。

2011年10月8日

連休初日

細川家の至宝-珠玉の永青文庫コレクション- @京都国立博物館
開場前からそれなりの人が並んでいて、最初の部屋は大変な混雑だったが、そこを適当に端折ると後はラクチンでした。さすがに初日から並んでおいて端折っちゃう人は少数派か。

樋勝朋巳展 @アートゾーン神楽岡
これは楽しい。マラカス、長い手。

庭の見世物小屋 東義孝 @京都造形芸術大学
アトリエに残っていた作品でまとめたとはいえ立派な展覧会になっていて、これがタダなんだから太っ腹。

森繁久展
藤原勝彦展「finger-hand-arm」 @ギャラリー16
手や腕はもうひとつだけど、指はきしょくて面白い。触手のうごめく世界。

やまぐちまなみ展「ザヒョウ 34.900-136.282」
郡山ヒロアキ展「月見ていっぱい」 @ギャラリーはねうさぎ
中井敦子展 @ギャラリーモーニング
生田丹代子展 @アートスペース虹
堀健展 @ギャラリーすずき
やっぱり動いてるやつが楽しい。見飽きない。

衣笠泰介個展「AIR COLORS」 @Gallery Ort Project
市川裕隆展「花鳥風月」
阿部順子展「face」 @ギャラリー恵風
染谷聡展「うらがえりたいのために」 @イムラアートギャラリー京都
作風がちょっと変わってきてるけど、相変わらず面白い。抽象的な平面作品に嵌る。はじめて作家本人に会う。

小山剛男展「どうぶつえん」 @ギャラリー・アーティスロング
気がついてなかったけど、アロハの人でした。車もだけど、わんこがいい味出してます。

今日は好天に恵まれて結構な人出でした。この調子でどんどん行こう。

2011年10月7日

スイーツめぐり

2月に帯広に行ったときに買った「スイーツめぐり券」。500円でこまごましたスイーツが5件のお店でもらえて競馬場にまで入れる優れものなのだが、アンケートを出しておいたら、今頃になっておみやが届いた。
よく見たら、半年で10名様なのね、こいつは。相変わらず無駄なところでツキを消費しているな。
とりあえず、普通にうまい。またばんえいを見に行かねば。

2011年10月6日

元永定正

体調が悪いのは聞いてたけど、残念。とりあえず県立美術館の野外彫刻を見に行かなくっちゃ。

Stay hungry, Stay foolish.

マックを愛用していたのはジョブズがアップルを離れている頃だったし、彼がアップルに復帰して次々に魅力的な製品を発表するようになってからは、なるべくアップルに関わらないようにしてきた(性根が曲がってるので、ね)。そんなわけで、彼が携わったものに直接的にお世話になってはいないのだが、間接的には大いにお世話になっている。iPhone 4S発表を待って亡くなったりはなかなかできないよね(ノーベル賞の選考を待って亡くなった人もいたけど)。彼の魂を継ぐものがどこかに現れますように。

2011年10月2日

週末のあれこれ


Kotochika四条の1周年イベントで駅に都くんがいたので、じゃんけんをしてスイーツをゲット。世の中悪いことだけじゃないね。

京都嵯峨芸術大学油画分野選抜展
現代美術二等兵駄美術展「無美術」 @ヴォイスギャラリー
普通ならどうでもいいものでも、ガチャポンになるとついつい買ってしまうのが駄人間の証。

和田真由子「ドローイングの絵」 @児玉画廊
井川淑恵展「ながれのなかで」
大磯伸悟展「ROMAN」 @ギャラリーはねうさぎ
人間国宝 北村武資展 「織」を極める @京都国立近代美術館
伊藤祐子個展 @ギャラリー16
フライヤーと実物の印象がまるで違ってびっくり。

京都精華大学大学院版画専攻有志展 @ギャラリーアーティスロング
共創のかたち~デジタルファブリケーション時代の創造力 @堀川御池ギャラリー
新しい伝統-上海現代アート展 @Gallery Kajikawa C.A.O./三条祇園画廊
作品より、Gallery Kajikawaさんが怪しげなスペースでびっくり。大阪によくある雑居ビルギャラリーなんだけど、表にハガキくらい出しておいてくれないとわかりませんがな。もしかしたら、秘密のスペースでわかる人だけ来ればいいのかな?

画壇のテンペスト 下村良之助 その小世界 @蔵丘洞画廊
ニュイ・ブランシュ KYOTO 2011 @京都国際マンガミュージアム 他
Nuit Blancheは10月最初の週末に土曜の夜から翌朝にかけてパリで行われる現代アートのお祭り。本家は今年10周年だが、世界のいくつかの都市でも開催されるようになっていて、日本では今回が初めて。なんで東京じゃないのかというと、パリと京都が姉妹都市だかららしい。京都市長が開会挨拶に来るイベントで主催者側が来年もやるといってるんだから、市長が変わらない限り(規模はともかくとして)続いていくんだと思います。ちなみに、世界中で最初に開かれるニュイ・ブランシュなのはボジョレー・ヌヴォーと同じ事情。
校庭に楽しいオブジェが置かれ(これは西垣順子の「human」)、
壁面に映像を投影(江村耕市がお気に入り)、
テラスではコンサート、といった内容。オープンなイベントとしては上出来だが、せっかくだから屋台とかがもう少し出ていて飲食の楽しみもあるとよかったなあ。結局コンビニで調達したので安上がりで良かったけど、なんか違う。

適当に抜け出して烏丸御池駅構内のストリートパフォーマーのライブもチラッと見て家路に。ほんとはこの後も日仏会館や@KCUAでイベントが続くのだが、朝から動いててしんどかったので断念。実は@KCUAの方は帰宅後にユーストの中継を見つけてちょっと見たけど、年寄りにはあの環境で朝まで頑張るのは無理。あきらめて正解。

ジパング展 @京都高島屋
やっぱり会場が違うとびみょーに見え方が違う。勉強になります。

Antenna Media Opening Exhibition「Creative Intersectionとしてのありかた」
 @Antenna Media
なかなかかっこいい建物に仕上がってました。やっぱりおしゃれってやせ我慢だよね。