2011年3月27日

ウメサオタダオ展

昨日、柴谷篤弘の訃報が舞い込んできた。知の巨人たちも揃っていいお年だから、どんどん他界していくのも当然なんですが、この手の巨人はなかなか出てきにくい社会になってきたよね。ということで、京大系の巨人たちの中でも指折りの大物、梅棹忠夫の回顧展。とにかく資料の保存状態がやたら良好な人(戦災で消失したもの以外はすべて残されているのでは?)なので、スタッフも大変だったと思うけど、かなり刺激的な内容に仕上がってます。とりあえずみんぱくの退官記念講演の記録映像を見て、それだけでおなかが一杯になっちゃったので後は流したのだが、改めてこのおっちゃんはぶっ飛んでるわ。退官講演で「あと20年くらいは生きられると思うから」と言いながら今後の仕事を語り、その通り多忙な毎日を送り18年後に亡くなるんだけど、自分の体のことも論理的に把握できたんだろうなあ。本館の方にも梅棹の写真が展示されてます。吹田市博物館でも梅棹展をやってるけど、さすがにここまで足を伸ばすのは難しいかな。なんとかしたいけど。

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