今日はパラソフィアのメイン会場、京都市美術館へ。途中、アラシのキッチンにランチに行き、ついでに、
王裔婷 展
林聖子 展 @ギャラリー恵風
黒田アキ COSMOGARDEN/COSMOJUNGLE @MORI YU GALLERY
を見ており(恵風さんはどっちも良かった)その分を差っ引く必要があるにしても、9:20に入館して出てきたのは16:40。こんなに長時間市美にいたのは初めて。芸術祭についてはいろいろあるかもしれないが、会場の奥深さに気づかせてくれただけでも意義がある。
会場内はほとんどが撮影可。ネット上に上げていいのかはわからないが、ちょっと載せちゃいます。
グシュタヴォ・シュベリジョン「素晴らしき美術史」。LIFE誌の写真集に落書き?した作品だが、いちいち笑ける。で、今回その日本語版というのも用意されているのだが、この日本語がまた訳といい書体といい力が抜けていて素晴らしい。「ゴーギャン」「チェ・ゲバラ」と迷ったけど、「ミニマリスム」を。
ヨースト・コナイン「飛行機」。オッサンがいいかげんな飛行機を自作して空を飛ぶドキュメント。メーヴェを作っちゃう人とは対極になるんだろうけど、これはこれで面白い。
石橋義正「あこがれのボディ」。インスタレーションとしても良かったけど、出町柳でのダンスに圧倒された。
あと、写真はないけど印象的だったのは徐坦「社会植物学」の西洋と東洋の「自由」の違いについての件。確かに、感覚としては「自由に生きる」ことイコール「仙人になる」ことだよなあ。
さて、最初にも書いたけど、ここでの主役は京都市美術館そのものだと思う。何度も来ている場所だけど、こんなところがあったの、みたいな発見がいくつもあった。逆に言うと、今まで冴えない展覧会ばかりで何をやってたんだか、ですわ。
この写真は門川京都市長の公式ブログから無断で頂いたものなんですが(すみません)、普段は使われていない南玄関に設置されたヘフナー/ザックス「Museum Casino」。遺失物の傘の間からは外の風景が見えるんですが、それが、
これ。今日行ったのは正解だったわけだが、芸が細かいよなあ。
こちらも南玄関。たぶんチケットオフィスの跡じゃないかと。確かにいまどきこれはないだろうけど、何か使い道はないのかねえ。
東側には臨時のカフェが設置されてます。この時間帯が一番天気がよくって、朝だからまだ人は少ないし、とっても贅沢な空間。
北側の階段。
2階の南側にはベランダがあって(知らなかったよ)外に出ることもできます。とにかく映像作品ばっかなので、体調とか混み具合とかによってはババですが、美術館を探検するだけでも行く価値はあると思うぞ。
さて、その後は
松永恵子展 IKIRU @ギャラリー唯
FAILY TALE EXHIBITION @あーとぺーじ唯心
タカスカナツミ 毛布と粒とフラフープ、宇宙、あくび、発光かるく @KUNST ARZT
近藤慧子展 @アートスペース東山
児玉彩 花のような人 @ギャラリーモーニング
申芳礼 抱擁 @アートスペース虹
榊原メグミ展 @ギャラリーすずき
唯とか唯心とかで面白いものに当たると得した気分になれますね。
明日も(バスは怖いので)地下鉄で行けるところを回ることになりそうです。
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