2017年12月30日

年の瀬

例によって東京、なのだが、今回30日になったので正直行くところないかなと思ってのんびり出かけたらそうでもなくて、結局用意したメニューを省略する羽目に。

現代の写実―映像を超えて @東京都美術館
皆さん面白かったけど、やっぱり稲垣考二だな。

野原邦彦「ステキな時間」 @上野の森美術館
いつもはJR公園口に向かうのだが、次が外苑前のつもりだったので公園内をとろとろ歩いてたらポスターを見つけて、やってるんなら行ってみよかと思ったらこれが大当たり。とりあえず写真並べますね。









うーん、写真だとあまり伝わらないんだけど、もっとふわふわなんですよ。もちろん、木彫(一部FRP)なので実際にふわふわのわけはないけど、見た目の質感がふわふわ。で、一人一人の人物がほんとに好きなものに囲まれて幸せそうなんだよね。冷蔵庫に入ってる人も、これ別に屈折してるわけじゃなく冷蔵庫が好きなだけ(だと思う)。いいなあ。
公開制作もやってました。展示室を2周し図録とグッズを買い込み(作品は自重)もう今日はこれで十分。会期は1/2まで(どういう設定やねん)なんですが、春のアートフェア東京にも出るらしいのでお近くの方はぜひ。でも、私は別件で行けないのよねえ。

THEドラえもん展TOKYO2017 @森アーツセンターギャラリー
前回は大阪で見て、その時も面白かったんだけど、今回はほんとにいろいろ楽しめました。 まあ、現代美術にだいぶ慣れてきたってことかと思います。でも、別にきちんと付き合ってるわけじゃないから、会田誠さんに「頑張って読み解いてみてください」と言われても「知らんがな」と思うのですが。でも、会田さんは面白かった。村上隆はやっぱりよくわからんけど。クワクボさんはいつものクワクボさんでドラえもんぽくなかったけどまあいいか。しりあがりさんはバカ受けしたけどこれは撮影禁、後藤映則も撮影禁だし、蜷川実花や梅佳代は(森村さんもか)そもそも写真だから撮影可と言われてもねえ。ということでいくつか。
福田美蘭、これがどうドラえもんなのかは、、、たぶんググればわかるな。
鴻池朋子、実は映像作品の方がぶっ飛んでいてスゲーと思ったんだけど、写真は撮れない。
山口晃
奈良美智

今回は巡回しないのかなあ。劣化防止スプレーまた見たい。

2017年12月28日

バクタプル、旧市街

石畳の道を東へ。ここらへんは商業地区で、チラ見するだけでも楽しい。






地震で建物がつぶれても、しぶとく店を開き続けます。まあ、観光客が戻ってきたから状況はずいぶんマシになってるんでしょう。とはいえ、客筋は変わって(ビジネス客も含め)中国人が増えたようで、こないだの総選挙では親中国派が勝利をおさめたし、外交的な立ち位置も変わってくるのかも。

折り返しのタチュパル広場に到着。

木彫美術館の「孔雀の窓」。この建物は装飾窓がふんだんに使われていて楽しい。
少し裏手の道を通って戻ります。
こちらは工事現場だらけで、これはこれでお国柄などがうかがえて面白い。




ダルバール広場に戻って昼食。

2017年12月27日

バクタプル、ダルバール広場

盆地の三都の最後はバクタプル。カトマンドゥからやや離れている(車で1時間弱)こともあり、ここが一番中世の風情を残しています。
市役所(右の建物)の前に車を停め、ダルバール広場へ。ちなみに、道路を挟んで左手にあるのは、
 仮設住宅、だそうです。まあ、役所の前に空き地があったらそうなるか。

 坂道をたらたら登っていくと
 ダルバール広場に到着。

建物もまあいい感じなのですが、
 やっぱり彫刻群が楽しいよね。




王宮の一部はお約束で美術館になっています。ただ、ギャラリー内(というかお寺だからだよね)は撮影禁止。
 修復を待つ部材がごろごろ転がってます。


地震の爪痕が広場のあちこちに残っていて、修復工事の真っ最中。


そのまま旧市街へと向かいます。