2022年4月29日

予報通りだけどこんだけ降るとしんどいな。

ポンペイ展
第3回 PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ2022 @京都市京セラ美術館
どちらも予想より良かったんだけど、この時点ですでにお疲れ気味。まだ先週のが尾を引いてるんか?

近景ダイアリー 演画・中の島ブルースⅡ @ギャラリーモーニング
林葵衣個展 息骨に触れる @KUNST ARZT
KG+ 南新也展 Roads @ギャラリー16
つながる琳派スピリット 神坂雪佳 @細見美術館
高田学個展 内景と外景 @ギャラリー恵風
イトウナホ個展 CONSTELLATION 想起されつづけるもの @ギャラリーG-77
KG+ 安西可奈・小寺太郎 芽が息吹く @kumagusuku SAS
上田哲誠・梅林夕乃・岩﨑萌森 はん、ぷく。 @GALLERY HEPTAGON

出かけるときは大丈夫だったんだけど、市美に着くころから雨が降り始め、KUNSTで山下さんの作品を引き取って(岡本さんのいるときになかなか行けなかったので、こんな天気だがまあ仕方ない)、細見さんのあたりがピーク。足元がずぶずぶになったところでヘプタゴンさんの2階に上がることになり、いろいろご迷惑をおかけしました。すんません。 でも、あれは見ておくものだよなあ、やっぱり。

2022年4月24日

瀬戸芸2022 沙弥島

 やっぱり気になるので、まずは空港に確認に行く。

ちゃんとキャプションがあって、やっぱりイサム・ノグチだったわ。油断するとすぐ騙されるな。
4度目の沙弥島。「階層・地層・層」は初回は雨で足場が悪く登頂禁止。2、3回目は好天だったのだが、この程度の雨なら登らせてくれることが判明。もっとも、雨だと登ってもあまり楽しくない。
「西ノ浜の家」もコロナ禍でカフェ営業などできず、トイレとして使われているだけ。ちょっともったいない。
かって神戸芸工大が使っていた小学校は全体がレオニート・チシコフの「月への道」として使われている。ちょうど50年前のアポロ16号などなどをモチーフとしたインスタレーション。

もう少し天気が良ければねえ。
そして、島にはもう1点の新作、南条嘉毅の「幻海をのぞく」も。さらに東山魁夷せとうち美術館では三瀬さん(と野地美樹子)の展覧会をやっており、三瀬さんの大作を見下ろせるような配置もされていてなかなかお得。
そして、神戸芸工大は今回も瀬居島アートプロジェクトを開催。メインは山中に点在するかわいひろゆきのサヌカイトの風鈴の作品だが、なんせ雨で足元が悪いので少々怖い思いも。疲れたので最後は北浦から1区間だけバスに乗る。
さて、今回はこれで終わりではなく、何と対岸の与島(と鍋島)にも小学校と同じ「月への道」が展開されている。これは瀬居島から撮った写真だけど、中央部分に(目を凝らすと)見えるのが鍋島灯台。
与島には瀬戸大橋開業時にかなり話題になった与島PAがあるのだが、わしらにはまあ特に用事もない施設。なので、こういう機会があるのはありがたい。まして、PAを出て島の中を歩くなんてのは普通やらない(できない)体験で、それ自体すごく面白かった。
作品もよかったけど、
やっぱり既存施設が興味深い。ただ、灯台なんてのは当然山の上にあって、足元が濡れてると非常に疲れる。ここも終了後はシャトルバスでPAまで戻ることに。もう若くないからねえ。

2022年4月23日

瀬戸芸2022 小豆島

朝はまず迷路のまちへ。旧土庄町役場(って、引っ越したんや)が検温スポットになっていて、回遊型の作品の案内所にもなっている。で、その土井健史「立入禁止」だが、

その旧庁舎を皮切りに街のあちこちに張られた「立入禁止」の札を頼りに街を読み解いていくもの。
まあ、スタンプ集めに嵌るくらいだから、こういう作品はグッときますよね。あと、迷路の町といえば目の「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」(もう一つの看板の妖怪美術館は午後からなので今回はパス)。
もう3回目になるけど、毎回発見があるのが素晴らしい。

あと、ここも芸術祭以外の作品?が楽しいよね。

この後は醤の郷も考えたけど、前回ちょっと悔しい思いをした二十四の瞳映画村へ。

ここは入江早耶さんの作品があるんだけど、前回は左奥の展示部屋の扉が閉まってて気が付かなかったのよね(ちょっと考えたらおかしいことくらいわかるだろうに)。
いや、お目にかかれてよかったです。
団体行動の学生さんたちがお昼を食べてました。いまどきお弁当を広げる場所も難しいけど、ここは横並びにしかならないので平和。
坂手のヤノベ作品ですが、スターアンガーは回転をやめてたし、
井戸の怪物は水は吐き出してたものの出ずっぱり。屋根も当然動かず。まあ、屋外の可動式の作品の維持は厳しいよなあ。
この後はフェリーで高松へ。ここもいろいろ考えたけど、前からあるけど行く機会がなかった高松空港の作品を見に行く。
ヴェロニク・ジュマール 「ファニー・ブルー」。パチパチ写真を撮っていると係員のお姉さんが声をかけてきて、駐車場の向こうに見える石組みが猪熊さんの作品だと教えてくれる。まあ、フライトのない国際線ロビーをうろついてるのは芸術祭の「濃い」客に決まってるわな。
でも、後で調べたら、これは猪熊さんじゃなくイサム・ノグチらしいのだが、、、

2022年4月22日

瀬戸芸2022 小豆島へ

運悪く阪神高速のリニューアル工事と重なったこともあり、朝3時に起きて三宮フェリーターミナルに向かう。夜中だけあって結果的には余裕で間に合ったのですが、、、6時発のジャンボフェリーで小豆島へ。

このご時世、運営はデジパスを推しているのだが、デジパスはあまり楽しくない(やっぱり物理的なスタンプを押していく方が楽しい)ので今回も紙のパスポートをチョイスした。のだが、パスポートの引換場所も減らされていて坂手では引き換えできず、まずは池田港へ。ここでパスポートは引き替えられたものの、ガイドブックは入手できず(発行が開幕日に間に合っていないのがそもそもダメなのだが)。気を取り直し、お弁当(稲荷ずし)を買って寒霞渓ロープウェイのこううん駅へ。ここまでで1時間半を消費。なかなか大変だわ。

寒霞渓は最初に小豆島に来た時から気にはなっていたのだが、とにかく作品を見るのに忙しいのでずっとパスしてきた。今回はブラタモリでも取り上げられたし行かねば、と思っていたところになんと作品まで登場。これで晴れて?寒霞渓に行けることに。

ロープウェイは5分強の短いルートだが、見ごたえたっぷり。すごいとこ通っていくよな。山頂駅で先ほど仕入れた昼食を平らげ、表登山道へ(当然登りがロープウェイで下りが山歩きになってます)。鷹取展望台と四望頂の間にできたのが
青木野枝「空の玉/寒霞渓」。できたばかりで、付近にはまだ資材が残されていた。
味が出てくるのはもう少しさびてからかもしれないですね。

1時間ほどの下山ルートからは寒霞渓の奇岩たちがが望める、ことになっているのですが、ちょっと木が茂りすぎ。まあ、はげ山になってるのよりはいいんだけどね。

続いて小豆島で一番好きな三都半島へ。市神子から神浦への峠を過ぎたあたりに腰を下ろしているのが


伊東敏光「ダイダラウルトラボウ」。 この日は天気も良かったので空や海の青、新緑と相まって最高でした。峠を下ると神浦の集会所で、だいたいここでいろいろお接待があるのだがコロナでそうもいかず検温してリストバンドをもらって先に進む。
尾身大輔「ヒトクサヤドカリ」
チャールズ・ウォーゼン「ポップストップ」

これはリストに上がってないけど、見覚えのあるチャールズ・ウォーゼンの作品が駐車場で踊ってました。

この後、土庄港に移動し、ようやくガイドブックを入手。夕日のきれいなホテルで一泊。長い一日でした。

2022年4月17日

今日は過ごしやすかったね

アンニュイの小部屋 アルフォンス・ミュシャと宇野亞喜良 @堺アルフォンス・ミュシャ館
ミュシャと宇野亞喜良ってどうすんのよと思ったけど、ちゃんと展覧会として成立していて立派。

ふくら恵・キムラトモミ 2人展 @メキシコ雑貨とメキシコの民芸店 トンボラ
予告通り再訪し、気になっていたロレンソファミリーのフリーダの板絵を購入。

感覚の領域 今、経験するということ @国立国際美術館
飯川さんは「ゆうだい」だと思ってたけど、違うんだ。まあいいけど。

西久松友花 化生 @芝田町画廊

今日は風もなく穏やかでいい一日でした。

2022年4月16日

怒涛

しりあがり寿個展 心頭滅却すれば火もまたCooL! @東福寺塔頭光明院

ギャラリーに並んでてもインパクト大だが、ここはお寺。「ぽっぽろーぷっぷる♪」と口ずさみながら重森三玲のお庭を眺めているととってもCooL!な気分。
 
最澄と天台宗のすべて @京都国立博物館
藤平伸 生誕100年記念展 @藤平伸記念館
前から行かねばと思ってはいたのだが、ようやく訪問。展覧会の展示品もだが、生活感たっぷりで些細なところが素敵。

藤平伸 生誕100年記念展 @祇をん小西
開廊20周年記念展 Part2 小林敬生&坂爪厚生展 反デジタル或いは半時代 @ギャラリー恵風
KG+ 目をつむる写真展 滋賀⇔京都 2022 境界を超えて @ギャラリー16
八木翔子個展 Cancer gift @KUNST ARZT
藤原みどり 個展 @ギャラリーモーニング
石から始まる 長見有方&野々村直子
村山春菜個展 ぐろーばる☆わーるど @同時代ギャラリー
これは収穫。能書きはいろいろあるにしても、とにかくかわいい。ドはまりしたやつをポチってしまう。
桜井絵月 作品展
三田村和男 展 @ギャラリーヒルゲート
道正千晶個展 記憶のかけら @ギャラリーギャラリー
はまぐちさくらこ しょくぶつと女の子とにがおえ @メリーゴーランドKYOTO
村田彩展 @ギャラリー器館
 
北風が強くて閉口しましたが、前日までに比べると気温が下がって歩くのにはピッタリでした。

2022年4月10日

なんか暑いんですけど

SYNCHRONICITY展 @京都芸術センター
サロン!雅と俗 京の大家と知られざる大坂画壇 @京都国立近代美術館
登場人物大杉で、予備知識がなく辛い。面白いのは面白いのだが。

KYOTOGRAPHIE 7 サミュエル・ボレンドルフ 人魚の涙 @琵琶湖疏水記念館
今年は見るつもりなかったんだけど、ちょうど通り道で無料エリアだったので、、、

SYNCHRONICITY展 @ヴィラ九条山
ニュイブランシュの時に何度か行こうと思ったけど行けなかったヴィラ九条山にようやく。結論としては、夜行くとこじゃないな。

版画旅行 17 @ギャラリーモーニング
上田愛個展 秘密の花園 @KUNST ARZT
桜とともに 日本の春を愛でる @星野画廊
関西美術院の画家たち展 Ⅹ @アートギャラリー博宝堂
土取郁香個展 Blind Spot @COHJU
西村一成新作展 急啓 ナウマン博士殿 @ギャルリー宮脇
岡谷健個展 時が流れる場所 鴨川 @ギャラリーa
常設展 @蔵丘洞画廊
近藤慧子展
衣川雅之 Water Colour Flowers @ギャラリーヒルゲート
今回の近藤さんは画面が妙にすっきりしていて、時間がたっぷりあったら何か買ってるんじゃないか、って感じだったのだが、例によって蔵丘洞さんで長々としゃべってしまい事なきを得ました(おかげで同時代はパスした)。お庭の作品がライトアップしてるのを見られたので、遅くに行くのも悪くないけど。

入江明日香展
写しとるアートの世界
片山みやび展 むこうの空のむこうがわ
田原形子作陶展 カタチのきもち @阪急うめだ本店
みんなのまち 大阪の肖像 1 @大阪中之島美術館
怒涛のオープニング展は終わったので人の数は常識的。外観はともかく中は普通の今様の美術館で、中国とかにありそうな雰囲気でした。ショップが現金使用不可というのも今様ですね。

ふくら恵・キムラトモミ 2人展 @メキシコ雑貨とメキシコの民芸店 トンボラ
お二人の作品はまあいつもの調子なのだが、会場が面白すぎ。散財したけど、どうも来週もう一度行くことになりそうで、、、

山本真実江個展 瞼のうち @ギャラリーヨルチャ
ミシャコシャ 陶展 Ouchi Asobi @海月文庫アートスペース

2日ともかなり歩いたのは確かだが、急に気温が上がって体がついていかない。困ったな。

2022年4月2日

満開

兵馬俑と古代中国 @京都市京セラ美術館
先日祇園饅頭の店先で知らないおばちゃんから兵馬俑展ががっかり案件という話を延々聞かされたのだが、実際に行ってみるとそんなことはなくなかなか面白い展示だった。まあ、兵馬俑展だというから兵馬俑がドーンと並ぶようなものを期待してたのだろうが、市美の2階(の片側)の展示でそんな内容のわけないじゃん。

森村泰昌 ワタシの迷宮劇場 @京都市京セラ美術館
これも面白かったのだが、暗いところに座っているとすぐ寝てしまうのはどうにかならないものか。

アジール・フロッタン復活展 @京都市京セラ美術館
開廊20周年記念展 Part.1 ETSUKO Kawamura&Tashima Two Persons Exhibition 華と夢 @ギャラリー恵風
塩賀史子個展 彼方の庭 小さな居場所 @ギャラリー16
KUNST ARZT「赤坂侑花個展 昼下がりの町
松永恵子展 IKIRU @ギャラリー唯
亰展2022 京都アートカウンシル会員作品展 @京都市美術館
旧明倫で高瀬川さくらまつりをやっててたけど、ぎょうさんのお運びでゆっくり行ったらもうイノブタはなかったよ。

Lithographic vol.5 @ギャラリーマロニエ
元橋寛展 Gradations
谷口雄基個展 白
人々の感性が研ぎ澄まされていた時代の記憶1970‐1980 細谷秀樹の世界 @同時代ギャラリー
小林真理作品展 本と原画のある風景
Lithographic vol.5 @ギャラリーヒルゲート
澤田華 避雷針と顛末 @ギャラリーパルク
玉野大介個展 @ギャラリーえがく
これ、めっちゃよかったんだけど、お部屋に飾るのは難しいよなあ。

ちょうど週末に桜が見ごろになったのでとにかくえらい人出でした。動けるときに動いとかないと、なんだけど、この調子で瀬戸芸に行けるのかなあ。