やっぱり気になるので、まずは空港に確認に行く。
ちゃんとキャプションがあって、やっぱりイサム・ノグチだったわ。油断するとすぐ騙されるな。4度目の沙弥島。「階層・地層・層」は初回は雨で足場が悪く登頂禁止。2、3回目は好天だったのだが、この程度の雨なら登らせてくれることが判明。もっとも、雨だと登ってもあまり楽しくない。「西ノ浜の家」もコロナ禍でカフェ営業などできず、トイレとして使われているだけ。ちょっともったいない。かって神戸芸工大が使っていた小学校は全体がレオニート・チシコフの「月への道」として使われている。ちょうど50年前のアポロ16号などなどをモチーフとしたインスタレーション。もう少し天気が良ければねえ。
そして、島にはもう1点の新作、南条嘉毅の「幻海をのぞく」も。さらに東山魁夷せとうち美術館では三瀬さん(と野地美樹子)の展覧会をやっており、三瀬さんの大作を見下ろせるような配置もされていてなかなかお得。そして、神戸芸工大は今回も瀬居島アートプロジェクトを開催。メインは山中に点在するかわいひろゆきのサヌカイトの風鈴の作品だが、なんせ雨で足元が悪いので少々怖い思いも。疲れたので最後は北浦から1区間だけバスに乗る。さて、今回はこれで終わりではなく、何と対岸の与島(と鍋島)にも小学校と同じ「月への道」が展開されている。これは瀬居島から撮った写真だけど、中央部分に(目を凝らすと)見えるのが鍋島灯台。与島には瀬戸大橋開業時にかなり話題になった与島PAがあるのだが、わしらにはまあ特に用事もない施設。なので、こういう機会があるのはありがたい。まして、PAを出て島の中を歩くなんてのは普通やらない(できない)体験で、それ自体すごく面白かった。
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