2009年7月29日

7/20 新天地

1930年代の上海近代建築のシンボルである石庫門建築を改造し、ショッピングモールとして売り出したのが「新天地」。日本でいうと表参道ヒルズみたいなものか?2001年に第1期工事が完成し、現在も第3期工事が進行中。上海市民もだが地方から出てくる中国人観光客に大人気で、このあたりの地価は上海の中でも上昇率が抜けているそうだ。とりあえず写真を供覧。
月曜日の上くそ暑いので、裏道に回るとごらんのように静かだが、週末はごった返すらしい。



おしゃれなショップが並ぶ。もちろん、並んでいる商品も立派だが、工芸品の類は台北の方がモノが良かったような気がする。
最後の写真は新天地壱号楼(かっての小学校)の館内。館内ギャラリーでは地元の写真家さんの展覧会をやっていた。これがまたおしゃれ。

上海はアヘン戦争(南京条約)後に成立した都市なので、歴史的な観光資源は少ない。「歴史的遺産」といっても19世紀後半から20世紀前半の近代化遺産なのだが、その使い方に長けており、このあたりは似たような歴史を持つ横浜にも通じるものがある。実際、ここで一番面白かったのは「石庫門・屋裏廂」という当時の住居を再現した博物館。室内に貼られているポスターは先日の「アジアとヨーロッパの肖像」展で見たものだったりする。実に楽しい。映像が調子悪くて脚立に乗ったおっちゃんが調整してたのはいただけないけど、月曜日だからなあ。

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