まずは港から遠いところから。
アレクサンドル・ポノマリョフ「水の下の空」。
この日は見事な秋晴れで、空も海もよく映えます。
古郡弘「産屋から、殯屋から」。古墳?の石室の中には、
リンガがそそり立っていました。
眞壁陸二「咸臨の家」。説明文と微妙に違うような気がするが、男木島の作品と同じテイストだしこれでいいんでしょう。
前回、森節子「崩壊と再生の中で」として公開されていた家。芸術祭後も手入れはしていたようだが、どんどん崩壊が進み、秋会期が終わったら解体されることが決まったらしい。芸術祭への参加は断られたとかで、勝手に?公開しています(入場料百円也)。今回の西4島では本当に多くの廃屋を見たけど(廃村まで行く必要はないってことだね)、きちんと中を見せてくれるのは珍しい。とはいえ、危ないから入れるのは1階の南側部分のみ。
立入禁止部分を覗くと、床を突き破って竹が伸びていました。これはまあ、芸術祭に組み込むのは難しいねえ。
シーボルトガーデン北の小屋では(春に沙弥島で見た)パラパラマンガを展示してたので、再入場料200円を払って見学。わしらが行ったときはたまたま誰もいなくて(じきに行列ができた)思い切り満喫しました。満足。
芸術祭以外の部分も少し紹介。古郡弘の作品もここからの引用なんだけど、この辺りは両墓制といって一人につき埋葬用と墓参り用の二つの墓を用意します。
笠島で見かけたホコラ。通りがかりのおばちゃんによると戎さんだそうです。昔はこの辺りでもサンゴがたくさん採れてたけど、最近はダメになった、そうな。朱色は着色しているそうです。なんにせよ、島ならではですよね。
笠島はまち並み保存地区に指定されています。立派な資料館もありました。
これも村尾さとこの作品のモチーフになってるけど、鏝絵の本物。
切腹ピストルズ「せっぷくぴすとるず神出鬼没船」。これも余裕があったら付き合うんだけど、次の予定もあり断念。実は島に着いたときに、じっちゃんの声で「本日、ピストル、、、ピストルズの切腹、、、切腹、、、ピストルズの、、、パフォーマンスを、、、切腹、、、パフォーマンスを行います」みたいなほとんど放送事故のアナウンスをしてて、切腹パフォーマンスなら見たいなあと思ったけど、もちろんそんなものではなく一安心。しかし、お客さんいっぱい来るのに、活舌の悪い人にしゃべらせたらダメでしょうがw
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