おおお、いっぱい立ってますがな。
解説を読む。地元の名士岩岡保吉さんが1928年から八十八ヵ所霊場巡りとして制作を開始。完成後も1977年に87歳で亡くなるまで石像の制作を続けて今に至る。観光地化されたのはここ数年のことのようだ。
巨像ももちろんいいのだが、
小さな像もみんな味がある。
なぜか普通の墓があったりもする。
持田古墳群のあるこの土地は小丸川の段丘上で、縁に立つと眼前に日向灘が広がる絶景である。気温は確かに低いのだが、風もあまりなく空には雲一つなく南国の陽射しが降り注ぐ。ここまで来てよかった。
麓の方に少し降りてみる。
本来の主題の八十八ヵ所は遊歩道に並んでいる。思った以上に整備が行き届いている。冬だからこんなだが、春になったら花盛りなんだろうなあ(でないとあんな広い駐車場はいらない)。極め付けがこのトイレ。観光地のトイレとしても非常に立派。管理面とか逆に心配になってくるほど。せいぜいみんなで出かけて地元にお金を落とさないとなあ。
帰りがけに麓の道路から撮ったのがこれ。やっぱりこちらから登るのが正解のような気がしてきた。また行く、ことはないか、さすがに。
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