ちょっと時間ができたので、先月の奥能登の記事を書いていきます。奥能登国際芸術祭は今回が2回目。トリエンナーレ形式で本来は昨年だったんだけど、コロナで延期になりました(それで2020+なのね)。会期当初は石川県も重点措置が適応されていたので有料展示は閉鎖してたのですが、解除になってフル営業。会期延長も発表になりました(前売り売ってるからねえ)。会場の珠洲市は面積が247Km^2で今回の作品数が47。参考までに前回の瀬戸芸の小豆島は153km^2に38作品だったので、あれよりはちょっと大変だけど十分コンプリが狙えるレベルです。ただ、アートバスが設定されているるとはいえ車があった方がいいですが。
最初に訪れたスズ・シアター・ミュージアム(旧西部小学校)。芸術祭を巡る前に「検温スポット」に立ち寄り連絡先を提供しリストバンドを装着するシステムなんですが(当日限り有効なので毎日まずは検温に向かうことに)、スポットは当初の触れ込みでは10か所だったものが4か所のみになっており、泊るところを間違えるとエラいことになります。というかなりました。重点措置の間は2か所だったらしいし、実務を考えるとまあ妥当なかと思いましたが宿を予約する前に教えてよ(このご時世にリアルタイムの情報にアクセスしない方が悪いのだが)。この写真で左側のテントがその検温スポット。右のテントはカフェで、右のフレーム外に飲食スペースがありお稲荷さんをいただきました(うまかった)。外浦に面した高台にあってとにかく風が強くて往生しましたが。右端に移ってる学生さんは地元の中学生で、授業の一環で芸術祭のお客さんへのアンケートを試みていました。彼らの学校は市の反対側なんだけど、どうやって来てたのかは謎です。
ここは今回の目玉的な施設でさすがに面白かったけど、特に印象的だったのは久野彩子の繊細な金属作品。これだけはキャプション確認に行ったもんなあ。
塩田千春「時を運ぶ船」、今まで見た塩田さんの作品と糸の色が少し違う気がしたけど、前回からの継続作品らしいのでそのせいかな?
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