2022年9月28日

大地の芸術祭(1)

ということで、9/16-19の日程で越後妻有に行ってきた。といっても、最終日は台風接近で予定を切り上げ、何もせずに帰宅したのですが。

16日は能登の時と同様に夜明けに出立。朝食は越前そばにしたのだが、南条SA をチョイスしたのは失敗でした。暖かいそばが普通にメニューにある時点で察するべきだよなあ。高速でそばにするのならやっぱり北鯖江ですよねえ。

これも例によって上越ICで降りて松代へ向かう。ドクターズ・ハウスは夏のみの公開だった(気が付かずにしばらく探してしまった)ので、まずは農舞台から。

まず草間さんを載せるべきなのかもしれないが、やっぱり能舞台といえばゲロンパでしょう。
屋外の新作で一番印象的だった東弘一郎「廻転する不在」。お子様だから動くものが好きなだけ。
建物の中へ。おなじみ河口龍夫の「関係 - 黒板の教室」。
今回、松代ではカバコフの作品が多数展示されていた。こちらは旧ソ連時代の「10のアルバム 迷宮」の展示。
「自分をより良くする方法」のインスタレーション。

「棚田」ではちょうど稲刈りをやっていました。新米が出回るのはもう少し先だったみたいです。残念。

その後、シャトルバスで松代城へ。といっても乗降場からそれなりに歩くことになるのだが、この季節だからいいようなものの真夏だと死んじゃうな。

さて、城の中は各階が一つの作品に仕立てられている。1階はエステル・ストッカー「憧れの眺望」。
2階は豊福亮「樂聚第」。
そして3階は鞍掛純一+日本大学藝術学部彫刻コース「脱皮する時」。これは頑張って登城するべき作品群だし、何より楼上を吹きぬける風が心地よい。
山を歩いて降りながらフィールドの作品群を見ていく。カバコフの「人生のアーチ」。
カマキリ先生がいた。
今年のテーマだからカバコフを並べていくが、「手をたずさえる塔」。塔の造形もだが、内部もなかなか楽しめます。

カバコフ以外で今回初見で良かったのが、チャールズ・ビラード「スペース・スリター・オーケストラ 」。この写真だとよくわからないが、「スリター」はスライドギターとシタールのちゃんぽん。そりゃわしら向きだわ。なんぼでも遊べる。

結局、初日は農舞台だけでタイムアップ。この日の宿は松之山温泉の凌雲閣。秘湯を守る会の看板がかかっています。本館は国の登録有形文化財。

大丈夫か、と思うけど、お風呂は最高だし、料理もうまかったし、意外と空調も効いたし、文句なし。まあ、今回一番高い宿だから、、、

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