2022年9月29日

大地の芸術祭(2)

 17日。温泉街の屋外作品を冷やかしてから(会場が他より早い)越後松之山「森の学校」キョロロヘ。

もちろん芸術祭関係の展示もやっているし、夏の企画展は「煌めきのチョウ展」なのだ(そもそもキョロロができたのは松之山出身の志賀夘助から大量の蝶の標本を寄贈されたのがきっかけらしい)が、やっぱり両生類が楽しい。標本は動かないしな。もうこれで一日何があっても大丈夫。
近くの森ではボルタンスキーの「森の精」を展示中。
FC越後妻有の全勝優勝に沸く奴奈川キャンパスへ。新作の蔡燦煌「パラダイス」。新型コロナによる強制隔離の経験から、閉鎖空間を聖なる空間に読み替える試み。なのだが、
これは笑った。みんなそれっぽかったけど、中国ではほんとにこんな標語が掲示されてるのかな? ちなみに、人のことは気にしないのでよく振り込むタイプですわ、わたくし。
メールアートプロジェクトの、ここんとこも好き。
でも、やっぱり奴奈川といえば「はなしるべ」。今回も満喫しました(疲れた)。
トンボもいた。
松代と松之山の境に建つ、おなじみのジョン・クルメリング「ステップ・イン・プラン」だが、
今回、上に登れることを発見。

高いところは苦手なはずなのに、すぐ登りたがるのはなんでだ。
三省ハウスへ。レアンドロ・エルリッヒのさくひんとかあるのだが、ここは特に期待していなかった体育館のOngoing Collective「Ongoing Village〜進行形の村〜」。
すごろくで遊んだり、小冊子を作ったりできるのだが、
普通にコントライブをやってるのがすごかった。なんでもありだなあ。
これもおなじみのボルタンスキー「最後の教室」だが、
前回から2階に別の作品(影の劇場 〜愉快なゆうれい達〜)が加わっている。楽しい。
塩田さんの「家の記憶」を見て、とんでもない「国道」のドライブを楽しみながら、
田島先生の絵本と木の実の美術館へ。
屋外部分はだいぶ風化していて年月を感じさせたが、
中は相変わらず楽しい。
新作も展示されているし、カフェのコーヒーはめちゃウマだし、
虫やヤギもいる。満喫しました。
美術館の受付のおじさんに教えてもらった「鉢の石仏」を見て
栗真由美「ヒルズクラウド」
椛田ちひろ「ゆく水の家」まででタイムアップ。さすがにこの日は濃かった。宿は十日町の「壱番館」さん(写真なし)。

0 件のコメント: