港に着き、南側の「時のふる家」見てから昼食。たこめしは出払ったところだったのでなめしをいただく。まあ、なんだってうまい。
高見島は精華大のメンバーを中心に運営されていて、展示も他の島より統一が取れていて美術館的になっている。旧小学校を横目に(翌日のワークショップの準備をやっていた)急な坂道を上り、いちばん大きなお宅で展開しているのが、山下茜里の「Re:mind」。茜里さんにいろいろお話を伺いながら拝見。1階もいいんだけど、
やっぱり2階の目玉の群れが壮観。千体ほどいるらしい。基本現状のまま使ってるそうで、本棚に残された本の背表紙を眺めるだけで楽しめる。この家に限らないけど、かって世界とつながっていたこの島で、3年ごとにぞろぞろやってくる見物客をどんな気持ちで見てるんだろうねえ。除虫菊の家からは線香がなくなり、代わりに据えられた西山美なコのバラの花が時の移ろいを教えてくれる。のだが、会期始まったばかりなのでまだきれいな状態であまり面白くない、のかな。
それはそれでいいんですけどね。
鐵羅佑さんは何をやるのかなと思ってたら、家そのものを鉄で表現してきた。
よく考えたら、中に入れるってのはなかなか斬新だよね。
鈴木健太郎「かたちづくられるもの」。これは写真にするの難しいな。もう少し空いてるとよかったけど、まあ仕方ない。コロナだからこれでも例年よりましな方だろう。藤野裕美子「過日の同居2022」。タイトル通り作品は入れ替わっているようだが、前はどんなんだったっけ。
これも素人が写真にしてもなあ、の村田のぞみ「まなうらの景色2022」。
今回はこの島が一番面白かったかな。天気が良かったせいもあるだろうけど。新設されたギャラリーで過去文も含め図録を買い込んで帰路に。
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