今回のメインイベントは知床のネイチャーツアー。流氷ウォークとスノーシューによるフレペの滝ツアーを組み合わせた1日ツアーを各社取り扱っているが、ざっと見たところ唯一昼食付だった知床アウトドアガイドセンターのツアーに参加。
通常は午前がフレペの滝、気温が上がる午後が流氷ウォークだが、この日は好天に恵まれ最高気温はプラスの予報が出ていたため、順番を入れ替え気温の低い朝のうちに海に出ることになった。
ちなみに、宿泊先は地域を代表するホテルだったのだが、ピックアップトラックでお出迎え。ピーク時には(ほろ付ではあるが)荷台も使って客を輸送。なんか、舞鶴の乗馬クラブを思い出しちゃいました。
流氷ウォークには(防水機構の無い)カメラは持ち込めないので、これはホテルの部屋から撮ったウトロ港での他社主催の流氷ウォークの画。こっちはしれとこ自然村の近くの岩場での開催で、スーツもこんなにカラフルじゃないし、やってることももう少しワイルドだけど、雰囲気は大体同じです。服の上からドライスーツを着込み、防水の手袋をして、自前の帽子をかぶって準備完了。ガイドの後について流氷の上を歩いたり匍匐前進したり、そのうちに薄い氷が割れて海中にドボン。まあ、そこから先は各自氷の上を歩いたり飛んだり、流氷を破壊してプールを作って泳いだりで流氷ワンダーランドを1時間半堪能しました。最初はスーツを着ての身のこなしがつかめず、氷の上に這い上がるのも一苦労。最後は疲れてきてやっぱり氷の上に這い上がるのに一苦労。陸に上がってスーツを脱ぐのにまた一苦労(もう握力がないんだもん)。クリオネがいなかったのは残念ですが、その他は満足。例年のような荒々しい流氷はないものの、気温が高めで体力の消耗も少ないし、氷が適度に割れるのでプールも作りやすいし、流氷の間に足を挟まれるリスクも少ないし、快適でした。
ちなみに、オホーツク海の水はそんなにしょっぱくありません。周囲の氷が解けているから、もあるんだろうけど、そもそも塩分濃度が低いために低緯度でも海氷が育つんだとか。
さて、昼食は雪原でのチーズフォンデュ。いつもは天候の関係で横に見えている小屋でやるそうで、屋外での開催は1シーズンに数回だとか。確かに気温は低いんだけど、上からも下からも存分の陽射し。風もほとんどなく(といってもカセットコンロには過酷でチーズの温度が上がるまで一苦労)手袋なしでも平気。まことにありがたい。
北海道は素材がいいのでたいていのものはうまい。チーズフォンデュといえばやっぱりパンだが、たまねぎとジャガイモがgood。
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