佐川美術館の「吉左衞門Xインドネシアン・プリミティブアート」展の関連イベントとしてワヤン・クリの公演があって、さらにその関連のワークショップに行って来た。
定員30名とのことだったが、参加者は十数名どまり。手製のワヤンで道化のシーンに参加しようという趣向である。午前中に各自ワヤンを作って午後からリハーサル、本番という流れなのだが、このワヤン作りが思いのほか大変。もちろん、本格的に水牛の皮を使ったりはせず(一ヶ月以上かかる)ボール紙製なのだが、最近工作などしていないし、本場の見たこともない道具(くり抜き様のノミ)もあるし、最近は老眼で細かい作業は苦手だし、トンカチ持ったら手が痛いし、、、疲れました。結局、時間切れで彩色は最後まで出来ず。「家でやってください」とは言われたけど、家にはポスターカラーなんかないしなあ。だいたい、くり抜きももう少ししないと美しくないし。
公演自体は楽しくできたし、もちろん先生の操演はみごとだし、一日たっぷり堪能しました。あ、本題の楽先生とインドネシアアートとのコラボもステキでした。空間の使い方が実に贅沢。茶碗の良し悪しなんかちっともわからないんだけど、こういうディスプレイをされると説得力ありますね。このシリーズは今後も続くようなので期待してます。
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