2010年4月16日

「長谷川等伯」

等伯というと私のイメージは智積院の障壁画なのだが、最初に並んでいる若い頃の仏画が意外に良かった。大きすぎてちゃんと展示できない涅槃図も、見えている部分だけでもすばらしい。目玉の松林図屏風は「うーん、こんなものかなあ」という印象。松の根っこの造形は気に入ったんだけどね。物の見方がミーハーである。もっとも、物販コーナーに猿グッズを並べる主催者側もたいがいだが(さすがに購入したのは図録だけ)。

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