2013年12月30日

新収蔵品総まくり

是永麻貴「イグアナ」。実は便箋に描かれたイグアナも気に入ってるのだが、公開していいものかどうかわからないので今回は封印。
衣笠泰介のバッグ。手描きなのだが、バッグ本体の値段じゃないのと思える良心的なお値段でした。
飯野夏実のピサンキ
森本紀久子さんの2014年カレンダー
堀尾貞治さんの干支のオブジェ

2013年12月28日

京都って日本海側の香りがするよねえ

はたらきたい展。 OSAKA @梅田ロフト
やっぱりみうらじゅんはいいなあ。どこまで真面目にしゃべってるのかわかんないけど。

ガレとドーム 四季の花 @阪急うめだギャラリー
日韓陶芸交流展
マッチ展 @ギャラリーマロニエ
出来はいいしお値段も手ごろなのに、あまり欲しいと思わないのはなぜなんでしょうね。量がないと面白くないってことなのかなあ。

冬を飾る @ギャラリーにしかわ
ナンナンキミッテ? @ART ZONE
長谷川勝士 Carlos ボクハ3才ノトキ日本ニキタ
大塚麻世展 @同時代ギャラリー
飯野夏実展 ピサンキ&陶 @ギャラリーソフォラ
張り子の馬も好きだけど、やっぱりピサンキの方を購入。

年賀状展4
藤澤憲彦個展 フィギュアとアートのはざまで… @ギャラリーはねうさぎ

大阪は良く晴れていて、楽しげな形象の雲が出てたのに、京都は雪です。まあ、よくあることですけどね。

2013年12月21日

雨の連休スタート

忘年会疲れでぼーっとしてるけど、することはする(今週は今日だけの予定なんで)。

LA VOZ 19th EXHIBITION @京都市美術館
皇室の名品 @京都国立近代美術館
ひそむカタチ 「考える人」考 @KUNST ARZT
川田基寛 個展 「神聖と獣性」
川口千尋 個展 「満ちて 欠ける」 @ギャラリーはねうさぎ
「Pray」 Favorite Art view @ギャラリーモーニング
カレンダー展 @アートスペース虹
LAMP展 富者の万灯より貧者の一灯 @JARFO
Christmas Selection 四人展
井上絵美子 漆 @ギャラリー恵風
SAGA DASH 2013 @アートスペースMEISEI
創工会展 @高島屋京都店
戸矢崎満雄 薔薇と髑髏 @ギャラリーギャラリー
唐仁原希 個展 「キミを知らない」 @ヴォイスギャラリー
A good-by present + Tea party @kara-S

皇室の名品はさすがだし、恵風の井上さんやその流れで行った創工会展もよかった(我が家的に一番ウケたのは明賀政子)んだけど、やっぱりヴォイスで深いところまで切り込んだ作家さんのトークを偶然聞けたのが今日の目玉かな。カレンダー展(2回目)で作品も仕入れたので、持ち帰ったらまた紹介します。

2013年12月15日

花灯路

雨だかみぞれだかわかんないものが降るあいにくのお天気で、休日とはいえお客さんは少なめ。竹林はさすがに渋滞してたけど、大河内山荘から先は快適でした(寒いことを除けば、だけど)。ちゃんと時雨殿の前で吉兆の湯葉蒸し、熊彦のおでん、嵯峨野の湯豆腐もゲットして満足。さすがにダシはうまいし、湯豆腐なんか豆腐の値段考えたら安いよねえ(仕入れ値がいくらかは知らないけど)。しかし、さすがにステージのパフォーマーの人にはお気の毒でした。天気予報は厳しいけど、明日からはもう少し暖かくなるといいねえ。

2013年12月14日

さむ

今朝の嵐山は氷点下になりました。今日から花灯路も始まりましたけど、今年はなかなか厳しそうだねえ。

英ゆう個展 『外を入れる。vol.2』 @京都芸術センター
絵もだけど、さらっと置かれていた茶碗に惹かれました。

DAISAK exhibition “プリミティブなやつら” @kara-S
縄文のスーパーマンがうけた。けど、別に欲しくはないな。なんでだろうね。

1周年 オープンアトリエ&マルシェ @つくるビル
hiyomi circleさんのカレンダーにはだいぶ惹かれたけど、カレンダーってもういらないんだよなあ。日曜開始のパターンだと特に。

京都市立芸術大学 第24回留学生展
阿波紙と版表現展2013 「和紙とテクノロジー」
存在へのアプローチ ー 暗闇、無限、日常 ポーランド現代美術展 @@KCUA
羅介の絵付け展 @ギャラリーアーティスロング
週末に行ってももうあまり残っていないのだが、平日にはよう行かんからなあ。

TAISUKE FABRIC PAINTING展 @ギャラリーミラクル
明日からだったのに勘違いで行ってしまい、搬入中に入れてもらう。しかし、注意力が落ちてるよなあ。良くないねえ。

堀健 展 @ギャラリーすずき
カレンダー 展 @アートスペース虹
ここも惹かれる作品が多かったけど、 カレンダーなんだよなあ。その辺は無視して作品として考えればいいんだろうけど。まあ、余裕があったら来週また行ってみてもいいかなあ。

岡林真由子水彩画展 @ギャラリーモーニング
村上真名美 ぬくもりのいろ
岸本華織展 @ギャラリーはねうさぎ
木下珠奈 個展 light,light,light @KUNST ARZT
大竹茂夫展 幻楽四獣奏 @蔵丘洞画廊
これはツボだわ。とても手は出せないけど。

ステンドグラス 聖母クラブ作品展 @ギャリエヤマシタ
X4+ 二科新鋭5人展 @ギャラリーヒルゲート
How are you, PHOTOGRAPHY?
北欧のクリスマス展 @同時代ギャラリー
キャンドルスタンドが気に入ったけど、使う機会なんかないよなあ。

高橋耕平個展 HARADA-san @ギャラリーパルク

2013年12月8日

師走

WINSでカレンダーをもらうところから1日がスタート。もう1年も終わりだねえ。

干支と縁起物 @祇をん小西
小西さんも「去年はもうやめようかと思ってたけど、続けてよかった」と言ってましたが、やっぱり馬はいいよねえ。もう欲しいものだらけで困ったのですが(植葉さんとか、ね。うちに連れて帰ると煩くなりそうだから断念したけど)、マツダジュンイチさんと木代先生の作品を購入。
これ、磁石が仕込んであってあちこちくっつけて遊べるようになってます。しかし、書き込みが細かい。一つでは寂しいので二点になっちゃいました。
説明は野暮かな。しかし、あの値段でいいのかねえ。

古川タク展  「もー、いくつになってもお正月」 @フク和ウチ
もう小西さんだけでお腹いっぱいだったんだけど、こちらも良かった。やっぱり馬は絵になるけど、鶏が秀逸。祝箸とお饅頭を購入。

日本画家 山岸泉琳の世界 「秋の雅」 @虎屋京都ギャラリー
イーサンで思いっきり食べた後だったので、特に何も買わず。でも、やっぱり馬のパッケージがかわいいよねえ。

内田ユッキ・はまぐちさくらこ・ミロコマチコ展 @セルフ・ソウ アートギャラリー
一人だけハンガーになれなかった子がなぜだめだったのかがすごく気になる。 ロボットだからなのか?

高柳むつみ展 @ギャラリー器館
御阿礼 「あれ・・・生まれ継ぐモノたち」 三人展 @うつわ屋めなみ
君のいる世界 小川文子・植松あおば 二人展 @アンテナメディア
2階の空間が好き。石のインスタレーションも絵もバッチリ。で、展示台?と石を購入。
喜んでるのはもともとうちに住んでいる子です。台はもっと青みがかってるんだけど、照明の加減で色が飛んじゃってますね。残念。

岩瀬真悠子写真展 明後日 @ギャラリー・メイン
村山順子個展 7 MOONS @ギャラリー・ギャラリー

日も暮れたので今日はここまで。

2013年12月7日

東上

品川で業務上の会合があって、ついでにちょっとだけ遊んできた。

森村泰昌 レンブラントの部屋、再び @原美術館
森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る @資生堂ギャラリー
レンブラントの方は確かにまとめてみるのは初めてなんだけど、メジャーな作品はあちこちで展示されてたりするし、それほどお得感はない。最初の(本題と関係ない)三島由紀夫の方がよっぽど印象的だったりする(これも見たことあるけど)。でも、ベラスケスはさすがに面白い。これはカタログとかで見てもダメで、ちゃんと展示室に作品が並んで(それをお客さんが見ていて)こそのネタだよなあ。

2013年11月30日

さすがに疲れたな

天気はいいし、里の紅葉は見頃だし(山はちょっとね)、京都はどこもいっぱいです。地下鉄もバスも大変な騒ぎ。

エルサルバドルの藍染め @京都外国語大学国際文化資料館
これは予想以上にかっこよかった。遺跡のモチーフなんかを藍染めにしてるんだけど、 拓本を彷彿とさせる仕上がり。作家さんは本職が考古学の人で、遺跡で商品として売ってるらしい。思わず購入、なんだけど、注文を受けてから本国に発注するとかで、出来上がるのは2月頃だとか。またそのうちに報告します。

小池結衣 銅版画展 @まるごのギャラリー
中尾一郎展 @ギャラリーヒルゲート
もりもとようこ・むらかみひろこ二人展 そらいろたからばこ
杉山美里個展 B: @同時代ギャラリー
これも良かった。フライヤーからは見当もつかないのが困るけど。

国谷隆志展 35°0' 31.7"N 135°45' 58.74"E @ギャラリー・パルク
これも面白い。砂で遊べるし。

冬木遼太郎展 PRESIDENT @ART ZONE
榎俊幸・恵美展 -乾漆立体と絵画- @蔵丘洞画廊
黒田克正展 @ギャラリーa
ディーン・ボーエン新作展 鳥・虫・空 @ギャルリー宮脇
ヤング・バードがめっちゃかわいい、のだが、今日はさすがに遠慮しました。

京都市立芸術大学日本画 川嶋渉研究室卒業生展 櫂 @アートスペースMEISEI
これも収穫。服部さんの鶏の目が今回なぜか漫画チックなのも気になったけど、是永麻貴の爬虫類がやけに気になって1点購入。これも後日引き取りに行く予定なのでその時に紹介します。

韓国伝統刺繍 紫微会グループ展 繍を抱いた女心 @ギャラリー知
染谷聡 咀嚼する加飾 @イムラアートギャラリー京都
作家さんとしばらく話し込む。作品は若干地味になってるけど、やっぱりヘンで面白いわ。

梅田美代子 銅版画 静かな呼吸 展
片山亜紀展 「対」のかたち @ギャラリー恵風
藤永覚耶展 @Gallery Ort Project
本日で閉廊。たしかにつくるビルと両方は無理筋だけど、あの場所にギャラリーがあると岡崎と熊野神社のつなぎになって便利だったのになあ。

高木唯可 水彩画展 私が語る物語 @ギャラリー唯
ノブコ・ウエダ展 Home -白い森- @アートギャラリー博宝堂
生かされた女性美 @星野画廊
森川あいみ個展 ラジオ体操第一 @KUNST ARZT
鎌田ゆかり個展 FLOW
金森満理奈個展 constellation @ギャラリーはねうさぎ
中井英夫個展 @アートスペース東山
飯田真人 2013 newmodel exhibition @ギャラリーモーニング
松本知佳個展 @アートスペース虹
うーん、モーニングと虹は作家さんを入れ替えた方が合うのでは。

初田寿展 @ギャラリーすずき
レオナール・フジタとパリ 1913-1931 @美術館えきKYOTO
宮脇さんで招待券をもらって急遽コースに入れ、人並みにもまれてえらいことになったのだが、内容は面白かった。普通の風景画とかもだけど、いろんな画家の芸風をまねて描いたシリーズが秀逸。結構懐が深いんだねえ。

tree 戸矢崎満雄 @祇をん小西
作家さんと瀬戸芸の話とか長々と話し込み大幅に時間超過。面白かったからいいか。作品も良かったし(やっぱキョロちゃんかなあ)。

2013年11月26日

ゴン太くん

中の人なんていないんだ。はじめから。

2013年11月25日

新収蔵品

小倉ミルトンさんの立体作品。
ひっくり返してもナイスです。
こちらは同時購入のミルトンさんの平面作品。グッズはともかく、作品を同時に2点購入は異例、なのだが、疲れててバカが止まらなくなってるだけかも。
安部邦子のお馬ちゃん。なんでこんなにひしゃげているのか。もうわしらに買わせるための策略としか思えない。
つぶらなヒトミ
お尻もイカしてます。絶対走りそうにないけど。
実用性はともかく、いちおう蓋物。

2013年11月24日

おまけ(みたいなもの)

いろいろあって本日は1軒のみ。

3つの展示・2つのイベント~愛でる秋 @紅椿それいゆ/京都・千本通り沿いの「町屋」
それいゆさん(初めて行った)の展示も良かったけど、町屋の展示が○。つい1点購入してしまったので後ほど写真を上げます。

2013年11月23日

京都の紅葉めぐりは今週末がピーク

今週末は吾妻先生の原画展で東京遠征の予定だったんですが、体調不良で取りやめました。それでもまあ遊びには行くのですが、、、
写真は上賀茂の社家町。今朝はそれなりに寒かったんだけど、日中は(この季節にしては)天気も良く気温も高めで過ごしやすい一日でした。どこに行っても紅葉がきれいだしね。

時代をかさねる -心と技- @京都芸術センター
生田さんのガラスは痺れました。我が家向きではないけど、空港の搭乗ゲートとかオープンスペースで時間をつぶすのにはぴったり(駅の待合室だとちょっとせわしないかな)。

ぶんぱくアートマルシェ
十人十色 ガラスの展覧会VOL.2 京都秋色 @京都文化博物館
これも面白かった。建物とも嵌っていた。 ただ、ガラスでここまでできるのはすごいけど、ガラスでないといけない理由がよくわからない。

日本画 野上徹 展 @arton art gallery
京都芸大 日本画の現在 -カリキュラム-
3つの定点観察 @堀川御池ギャラリー
並木文音展 ただ、とりとめのない世界  @ギャラリーアーティスロング
分かつ線-つなぐ線 @瑞雲庵
展示も良かったし、ギャラリースペースもすごくいい感じ。久しぶりに歩いた上賀茂もいいところだし(やきもちが売切れてたのは悲しいけど)、年明けまでのロングランだし、おすすめ。

高木優子展 Secret Party @アートスペース感
これも良かった。特に立体が気に入ったけど、うちに飾ったのでは数十分の一の価格帯の品にしか見えないのが難点。

植葉香澄展 -COSMOS and CHAOS- @ギャラリー器館
さすがに安心して見ていられますね。

舟田潤子展 SUNNY CIRCUS @アートゾーン神楽岡
ピエロの絵を飾れるような家に住みたいけど、絶対無理だな。

竹内千尋個展 @アートライフみつはし
堀田純一展 Butsu Butsu @ギャラリー揺
また季節が進んで庭の紅葉が一段と鮮やか。で、作品も映えます。

キノコトリ展
平野佐保 切り絵展 FOREST @be京都
乗り継ぎの関係で立ち寄っただけだったのだが、これは収穫。しかし、あんな値段つけてていいのか。時給なんぼやねん。

AT PAPER. EXHIBITION @ホテルアンテルーム/kara-S

おまけ
上賀茂で見かけた風景、これは何かと思ったら、
漬物屋さんのようですね。

2013年11月17日

ハイシーズン

森本紀久子展 「緋の柩」 @アートスペース虹
山本麻衣子個展「優しい森のうた」 @ギャラリーモーニング
野中知行展
伊藤均展 「-cube-」 @ギャラリーはねうさぎ
山田麻美 個展 「by night」 @KUNST ARZT
岩澤武司個展 「瞳景ー赤い記憶」 @ギャラリー16
DWELL-棲息すること-空間デザインの未来展 @京都芸術センター

さすがに京都はどこも人でいっぱい。今日はO先生の祝賀会があり、夕方にちょろっと回っただけだったけど、なかなか大変ですな。

2013年11月16日

関西文化の日

恒例の文化の日だが、立ち回り先は関係ないところのがほとんど。突発的事象もあったしねえ。

女性が描いた昭和のエレガンス ―梶原緋佐子・広田多津・三谷十糸子・北沢映月― @堂本印象美術館
海 @京都大学総合博物館
さほど広くない空間にあまりにも多くの情報を詰め込みすぎのような気が、、、ちょっと消化不良。1階に子供がわらわらいたのは良かったけど。

HOP2013 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻 修士1年生作品展 @京都造形芸術大学
MinaMilton 展 -小倉ミルトン・渡辺水美 2人展- @ANEWAL Gallery
京都でときどき見かける町屋ギャラリー。二人とも空間にいい感じで嵌ってました。ミルトンさんの立体作品があったのは収穫。作品を購入したので届いたらまた報告します。

尾中哲夫展 ワッター カナサ ウチナー 我らが愛しき沖縄 @galerie weissraum
さて、 ANEWAL Galleryで偶然カスケさんに会い、知り合いの個展に一緒に行くことになった。最初一乗寺だと言ってたけど、付近に着いてからちゃんと調べたら川端二条だという、、、。おかげで公園の小学生のブラバン1曲通しで聞いちゃったよ。展示は面白かったし、次のギャラリーまで運んでくれたからラッキーではあるんだけど。

山下拓也展 弱弱様 おNeon @アンテナ・メディア
これって「偽ジャッピー」だったのか。

下出和美個展「裏庭」 @VOICE GALLERY
いけばなの根源 池坊展
秋野 亜衣展〈日本画〉
土塊の謡  陶・今井 眞正展
浅井睦子 陶展 @高島屋京都店
うーん、デパートだとちょっとよそ行きな感じですね。仕方ないけど。

尺とり遊び @祇をん小西
日も暮れたし行くか迷ったけど、これは正解でした。作品踏まないか怖かったけど。

2013年11月10日

秋のえんそく

今年の秋は笠置山。ここは南北朝期の後醍醐天皇の行所として知られていますが、古くからの修行場でもあり、京都府内屈指の磨崖仏の残る山でもあります。
とにかく天気が心配だったのですが、家を出てから電車での移動中は雨。笠置駅に着いてからおおむね曇りで時に晴れ間ものぞき、駅に戻って電車を待つころからまた雨という、これ以上は望みようのない展開でした。山道が雨で滑って大変だったけど、もみじ公園の紅葉も見事だったし、寺の拝観料も(雨のため)無料扱いだったし、文句なしですね。よかったよかった。

2013年11月9日

今日は割と当たりだったよね

第7回 高瀬川彫刻展
会期末なので痛みのある作品もありますが、おおむね良かったかな。

奏墨 野村昌司・風画展 @ギャラリー中井
アールツダ展 平成美人画展2  
林 雅彦deka 個展 「日向香と、時の影で」 @同時代ギャラリー
なかなか幻想的でよかったけど、火を使うんだったら消化器くらい用意した方がよさそうな気が、、、

山下拓也展 弱弱さま @ARTZONE
ギャラリーの裏側が見えるすごい展示。アンテナさんにも行かねば。

ひびのこづえ 「秋の旅」展覧会 @アートゾーン神楽岡
かっこいいんだけど、やっぱり実用的ではないよなあ。

小倉裕恵 銅版画小品展 秋から冬へ @迷子
ほんまに迷子になってしまった。

小林一彦展 @アートライフみつはし
内田恭子展 なかのそと @ギャラリー揺
ここは空間とかお庭とかすごく素敵なんだけど、これは良かった。掘りごたつのある板の間を庭に見立てて、和室や庭に作品を並べる構成(板の間にも作品はあるけど)。庭のかくれんぼをしている連中がお気に入り。

川合かえ fiber arts展 @唯ギャラリー
前田真喜展 カタチをつむ @KUNST ARZT
ポートフォリオを見て気付いたが、去年嵯峨芸のクラブボックスに巨大ぬいぐるみを放り込んでた人だわ。元気に活動されてるようでうれしい。

辻本恵展 HaKobu @ギャラリーはねうさぎ
トーマス・シュルツ 白亜の音 @アートスペース虹
先週と同じ展示だが、シュルツさんがいたので少しお話を伺う。

藤原昌樹展 @ギャラリーすずき
WORK IN PROGRESS 2013 @kara-S

さすがに11月の京都は人が多いよねえ。

2013年11月3日

平成伎楽団

今日は雨の予報だったけど、天気は夕方まで持ってくれました。助かった。

あなたの肖像- 工藤哲巳回顧展 @国立国際美術館
工藤の作品というと鳥かごの中にペニスが入ってるやつしか見覚えがなかったのだが、当然いろんなものがありますわな。もっとグロいものを想像していたのだが、意外とポップでカラフル。まあ、経年変化でくたびれたものしか見てなかったけど、保存状態が良ければこんなものなんでしょう。同時代で観たかったねえ。
今日は文化の日で無料公開だったのだが、天候もありお客さん少なめ。まあ、タダになるから行こうって思うような展覧会じゃないよなあ。ちゃんと子供もいたけど。
それから、あの図録。力作で欲しかったけど、あの電話帳みたいなやつを一日持ち歩くのは無理です。後日出直すのかなあ。

薮内佐斗司展 やまとぢから @奈良県立美術館
薮内さんの作品ももっとグロ可愛いものかと思ってたのだが、特にグロくはなく可愛いだけでした。知らないで行ったんだけど、この日は平成伎楽団の公演つきだったんだけど、前にビデオで見たのとは雰囲気が違ってました。公演前から展示室をパフォーマーがうろうろし愛想を振りまく。無言劇ではあるんだけど皆さん楽器を持っていて音楽劇もどき。最後の魔王にはびっくり。解説によると、平成伎楽団にはいくつかのユニットがあって、それぞれが特徴的な公演を行っているらしい。薮内さん作の面は一緒だけどね。で、最後に役者さん画面を取って挨拶してくれたんだけど、面と中の人の顔が(ゲストのフランス人パフォーマーも含めて)みなそっくり。不思議だよねえ。最後に図録にサインもいただいて大満足。

正倉院展 @奈良国立博物館
ここまででも一日分以上楽しんでるし、人も多いのでざっと流して終了。

2013年11月2日

連休初日

第2回 わん 碗 ONE 展 @五条坂・茶わん坂
陶磁器会館他での展示は面白かったし、スタンプラリーで回ったお店も面白いし(展示物もだけど、店のつくりとかが面白い)、ついついお土産も買っちゃいました。
 村井裕美子の馬の蓋物
サイズがわかんないので爪楊枝を差してみました。まあ、大きなものはよう買わんわな。

で、スタンプラリーで各日先着5名に景品が出るのだが、それがこちら。
 三代澤村陶哉さんの陶銭。小さいながら立派な箱に入ってます。
でも、これ、何に使ったらいいのかねえ。私的には「ひっくり返してコースター」しか思い浮かばないが、そういうのもとも思えないのだが、、、

Response アートを巡る12の建築 @イムラアートギャラリー
建築案としての出来はともかく、一番興味深かったのは三瀬さんの美術館。ロケーション設定がうちの近所なのだ。ほんとにこんなの出来たら退職後の散歩コースにぴったりで、(年間パスとかあったら)毎日のように行くんだろうけどねえ。

田村愛 個展 ごほうび
京都芸術祭美術部門 選抜作家展 @ギャラリー恵風
藤森せんせの小品が意外でお気に入り。

佐野優作展 黄金凝 @Gallery Ort Project
京都芸術祭美術部門 国際交流総合展 @京都市美術館
今更だけど、トゥーラさんが良かった。

宇宙民藝館のコンパニオンが、 照れくさそうに言いました 「大好き。トン、カン、チン」 @ギャラリー16
立体造形2013 @ART FORUM JARFO
藤森哲朗日本画展 日・月
古川広子個展 歩 @ギャラリーはねうさぎ
ラジドク! @KUNST ARZT
版画旅行6 @ギャラリーモーニング
トーマス・シュルツ 白亜の音 @アートスペース虹
鳥居宏展 @ギャラリーすずき
まるごの界わい版画展 @まるごのギャラリー
立体造形2013 @同時代ギャラリー
アーティスロングに行けなかったのは残念なんだけど、ここは良かった。海外作家の多いJARFOに比べ国内の作家で固めたので、場所やほかの作家の顔ぶれを見ながらできたんだろうけど、入り口から奥の小部屋の潜水艦?が見えた時点で大満足。

高木智広展 此方X彼方 @ギャラリー・パルク
これも良かった。ポートフォリオの芸風とだいぶ違うのはどう評価したらいいのかわかんないんだけど。両生類になってる人は飛行機になってる人と同じくらいショッキングだよねえ。

中田有美展 私と我々と私と我々 @アンテナ・メディア
作家さんに面が割れてたのはちょっと意外。別に悪いことじゃないんだろうけどさあ。

現代美術二等兵 駄美術展覧会 京都慕情 @ヴォイス・ギャラリー
ヤキモノ女子力 111のWAN
市川博一 作陶展
安永元典展〈洋画〉 @高島屋京都店

最後に北海道展でおいしいもの食べて大満足。

2013年10月31日

豊島(5)

おまけ、
 甲生の夕景。写真だとわかりにくいけど、瀬戸大橋がなかなかいいアクセントになってました。
フェリーが宇野港に着いたところ。ランプウェイが下りると正面にアラーキーのビルボードがどーんと現れる。夜だとなかなか衝撃的な光景でした。これを狙って設置場所を決めてたんだなあと納得。

2013年10月30日

豊島(4)

さて、問題の「ビッグ・バンブー」は岩山のふもとの竹林の中にある。引きだとちょっとわかりにくいが、
アップにするとこんな感じ。樹冠に浮かぶ竹の船です。
下から見上げるとこんな感じ、なんだけど、あるのがわかっててもよくわからない。よくもまあこんなところに構造物をつくったもんだ。
これは実は下山時に撮った写真なんだけど、こういったスロープが船まで続いています。この道を1回のツアーで8人(とガイド役のスタッフ)が登っていく。


上から見るとこんな感じ。
これも実は下山時の写真だけど、、、
船が見えてきました。

舳先からは瀬戸内海が望めます。
船はちゃんと立体的にできていて、甲板(?)の下には操舵室(?)に向かう通路が隠れています。
私、どっちかというと高いところはダメな方なんだけど、「怖い」より「楽しい」の方が圧倒的で、あっという間の30分でした。おかげで帰宅はずいぶん遅くなったし、(普通の自転車で)島を2周したので筋肉痛が大変ですけど(こいでる最中でさえ何度か足がつりかけた、後日は言わずもがな)、この場所に立てただけで満足です。呼んでくれた「何か」に、ありがとう。

2013年10月29日

豊島(3)

家浦へ。撮影不可のところが多い。まず「mountain project」、実際のところどんな出来上がりになるのかわからないが、写真のように透明なんだったら怖すぎ。あと、途中で逃げ道がないので、嫌になった子供を抱えたお母さんが続出するような気が、、、。「豊島横尾館」、前回は撮影可だったけど、さすがに常設になったので厳しい。でも、その分充実してます。池の鯉が笑える。あとはトイレ、かな。木下晋さんとイル・ヴェントは前回と(たぶん)一緒。自転車をどこに停めたらいいのかわかりにくいのが難。
再び峠に向かい、森万里子「トムナフーリ」へのアプローチ。雨上がりでもあり長靴に履き替えての山登りだが、結構滑る。自前の靴の方が良かったかも。ここも作品自体は撮影不可だが、やっぱり真昼間に来ても仕方ない気が、、、。

さて、ここでまた悩みどころ。甲生に戻らにゃならんのだが、アップダウンは家浦に戻った方が少なそうだが少々時間が余りそう。意を決して再び唐櫃岡に向かう。
青木野枝「空の粒子/唐櫃」、3年の間にいい感じに錆びついてました。 蜘蛛の巣が張ってるのは前と一緒。その後、時間がないのでストームハウスはパス(たぶん前回と一緒だしね)。島キッチンを経て甲生へ。
峠からの瀬戸内海も、港の風景も、先ほどとは微妙に違います。豊島美術館で「時間帯によって見え方が変わるから再入場も可」と言われたけど、それはまあ島中どこも同じだということで。

2013年10月28日

豊島(2)

豊島美術館。内部は撮影不可だが、何やってるかの情報はたくさんあるからいいでしょう。島で見た中でもかなり楽しめる施設だが、個人的な印象では美術館というより禅寺の庭園に近いので、並ぶ価値があるかとか、1500円の価値があるかとかになるとちょっと微妙かも。とりあえずほっこりして、ほっこりついでにカフェでランチ。

さて、交差点で森万里子に向かうか甲生に向かうか迷ったけど、体力のあるうちに甲生に行くことにした。
 峠から見た瀬戸内海。
ブレーキを軋ませながら坂を下り甲生に到着。リン・シュンロン「国境を越えて・海」。
クレイグ・ウォルシュ&ヒロミ・タンゴ「かがみ - 青への想い」。港の船より空き家でのインスタレーションの方が印象的。
塩田千春「遠い記憶」。3年前に比べ建具は相当くたびれており、いい味が出たような出てないような。この分なら次回には朽ち果ててるんじゃないか、と思ってホームページを見たら、この形での公開は今年が最後みたいです。ま、そりゃそうか。

さて、次が問題のビッグバンブーなのだが、受付で話を聞くと16時(最終)の整理券が3枚残っているという。まだ3時間強あるし、峠を越えて戻ってくることになるので体力的に厳しいのだが、どう考えても「呼んでる」シチュエーション。豊島美術館の整理券をもらう時に若干時間的余裕のある状態にして手近な唐櫃岡ではなく唐櫃浜に向かったこと、半日ではなく1日の契約で自転車を借りたこと、自転車屋さんにも勧められたこと、豊島美術館の後で甲生に向かったこと(体力面で不安のない電動自転車だったら順番が違っていた)、すべて「出来すぎ」である。それでも体力面の心配と帰りの船の時間(予定の船には乗れないことが確定してしまう)の関係でしばし悩んだが、ありがたくいただく。ここで3時間待ってるわけにもいかないので、家浦への峠にアタック。

2013年10月27日

豊島(1)

日曜日は良く腫れ上がりました。
宇野駅に着くと駅前でわらアートがお出迎え。こういうナンバリングのない作品が出てると気分も盛り上がります。しかし、ゆっくり見てるとババになりそうなのでそそくさと桟橋へ。案の定整理券を配っていて、わしらのしばらく後で打ち止め。8時の便は旅客船なので定員が少ないのだ。
しかしまあ、いい天気だ。おじさんが「今日の豊島は大混雑で積み残しの可能性もあるから早めに港に戻ってくるよう」アナウンス。「旅客船は揺れるので酔いやすい人はフェリーにするように」とも言ってたが、それをここで言われてもなあ。整理券がもらえず直島行のフェリーに鞍替えした人が多数いるってのに。

さて、港に着くと急いで案内所へ。きつい日程で豊島に来たのはマイク+ダグ・スターンの「ビッグバンブー」が見たかったからだが、甲生行きのバスはもう出ている。レンタサイクル、と思ったらこちらも長蛇の列のうえ遅々として進まない。1日に登れるのはおよそ百人という作品だけに、この調子だとどうせ無理だろう、と判断し唐櫃行のバスに乗り込み、豊島美術館で下車。11時の整理券をもらう。10:45が一番早い時間だったが、ボルタンスキーの「心臓音のアーカイブ」にいくことにして少し余裕を持たせた。結果的には10:45で間に合ったのだが、、、。そのまま坂を下って唐櫃港へ。ふと見ると、レンタサイクル屋さんの前に自転車が2台並んで誘いをかけている。とりあえずおじさんに話を聞くと、

電動自転車は朝早くに無くなった。今あるのは普通の自転車のみ。豊島は結構山がちなので電動でないと厳しいが、唐櫃浜から唐櫃岡への坂を除けば体力が余ってるか変速機があれば大丈夫なレベル(とはいえ、こちとらもう50だし、目の前の自転車にも変速機はない)。おすすめの作品はビッグバンブーだが、少人数しか登れないので自分も下から見ただけ。

といった内容だった。迷ったが、どうみても「呼ばれてる」シチュエーションだし、家浦での乗り捨ても可というのが決め手になって1日レンタルすることにした。半日にするかも迷ったけど、この展開では半日で回るのはとても無理と判断。
イオベット&ポンズ「勝者はいない - マルチ・バスケットボール」。実はこの写真は後から撮ったものだが、やっぱり人がたくさんいた方が楽しいよねえ。
心臓音のアーカイブはまだ開いてなかったので、しばし目の前の浜辺で(豊島美術館前の路上で買った一袋百円のみかんを食べ)時間をつぶす。内部は撮影禁止なので写真なし。心臓音自体は特にうれしくもないが、意外と不整脈の人が多い印象。この後、唐櫃美術館をみて、自転車を押して坂を上り豊島美術館へ戻った。指定の時間までまた休憩。
駐車場で楽しい車を発見。土庄町ほかが小型電気自動車の実証実験をしているのだ。事前に知ってたらこっちにしてたのになあ。この天気でこいつで島めぐりだと楽しいだろうなあ。ドアがないから荒天だと悲惨だけど。

続きます。