2013年10月27日

豊島(1)

日曜日は良く腫れ上がりました。
宇野駅に着くと駅前でわらアートがお出迎え。こういうナンバリングのない作品が出てると気分も盛り上がります。しかし、ゆっくり見てるとババになりそうなのでそそくさと桟橋へ。案の定整理券を配っていて、わしらのしばらく後で打ち止め。8時の便は旅客船なので定員が少ないのだ。
しかしまあ、いい天気だ。おじさんが「今日の豊島は大混雑で積み残しの可能性もあるから早めに港に戻ってくるよう」アナウンス。「旅客船は揺れるので酔いやすい人はフェリーにするように」とも言ってたが、それをここで言われてもなあ。整理券がもらえず直島行のフェリーに鞍替えした人が多数いるってのに。

さて、港に着くと急いで案内所へ。きつい日程で豊島に来たのはマイク+ダグ・スターンの「ビッグバンブー」が見たかったからだが、甲生行きのバスはもう出ている。レンタサイクル、と思ったらこちらも長蛇の列のうえ遅々として進まない。1日に登れるのはおよそ百人という作品だけに、この調子だとどうせ無理だろう、と判断し唐櫃行のバスに乗り込み、豊島美術館で下車。11時の整理券をもらう。10:45が一番早い時間だったが、ボルタンスキーの「心臓音のアーカイブ」にいくことにして少し余裕を持たせた。結果的には10:45で間に合ったのだが、、、。そのまま坂を下って唐櫃港へ。ふと見ると、レンタサイクル屋さんの前に自転車が2台並んで誘いをかけている。とりあえずおじさんに話を聞くと、

電動自転車は朝早くに無くなった。今あるのは普通の自転車のみ。豊島は結構山がちなので電動でないと厳しいが、唐櫃浜から唐櫃岡への坂を除けば体力が余ってるか変速機があれば大丈夫なレベル(とはいえ、こちとらもう50だし、目の前の自転車にも変速機はない)。おすすめの作品はビッグバンブーだが、少人数しか登れないので自分も下から見ただけ。

といった内容だった。迷ったが、どうみても「呼ばれてる」シチュエーションだし、家浦での乗り捨ても可というのが決め手になって1日レンタルすることにした。半日にするかも迷ったけど、この展開では半日で回るのはとても無理と判断。
イオベット&ポンズ「勝者はいない - マルチ・バスケットボール」。実はこの写真は後から撮ったものだが、やっぱり人がたくさんいた方が楽しいよねえ。
心臓音のアーカイブはまだ開いてなかったので、しばし目の前の浜辺で(豊島美術館前の路上で買った一袋百円のみかんを食べ)時間をつぶす。内部は撮影禁止なので写真なし。心臓音自体は特にうれしくもないが、意外と不整脈の人が多い印象。この後、唐櫃美術館をみて、自転車を押して坂を上り豊島美術館へ戻った。指定の時間までまた休憩。
駐車場で楽しい車を発見。土庄町ほかが小型電気自動車の実証実験をしているのだ。事前に知ってたらこっちにしてたのになあ。この天気でこいつで島めぐりだと楽しいだろうなあ。ドアがないから荒天だと悲惨だけど。

続きます。

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