続いて毛越寺へ。
当時の建物は残っていない。もっとも、京都でも平安期の建物などほとんど残っていないから、地震や火事が付き物の日本では仕方がないこと。売りは当時の面影を今に伝える庭園だが、これも基本は引き継いでいるものの、たとえば写真の遣水も近年の発掘後に復元したもの。まあ、発掘したものをそのまま見せられるより手を入れてもらえたほうがありがたい。
紅葉の旬は過ぎているのだが、探せばいくらでもきれいなところはあるもので。
郷土館が改装中だったので義経堂へ。バイパス工事でいくらか趣は変わっているが、ここからの北上川の眺めは素晴らしい。堂の中の作り物っぽい義経像より、宝物殿の仁王の方が素敵。
この後、無量光院跡と柳之御所資料館を回る。このあたりで日も傾いてきたし(東北はさすがに日の暮れるのが早い)、残りのポイントはちょっと遠いので自転車を返して宿へ向かう。お疲れ様でした。
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