競馬場の話をどこに書くのかはちょっと迷った。香港の話は馬日記の方に書いた覚えがあるからだ。でもまあ、話の流れ的にはこっちだよなあ。
タクシーの運ちゃんはレッドカーペットの敷かれた立派なスタンドの前で降ろしてくれたのだが、当然というかそこはメンバー席でわしらの入るところではないのだった(香港ではパスポート見せて手数料払うとメンバー席に入れてくれるはずだけど)。4コーナー方向にしばらく歩くと有料席の入口があって、更に先に無料席の入口を発見。やっとスタンド内に入る。馬場は右回りの平坦、芝が1周1600m(直線400m)、ダートが1周1400mで、芝コースの2コーナーにシュートがあり1400mのコースが取れる。前の前の中京競馬場をひっくり返したようなイメージ。この日は芝のレース(ナイターの日はダート)のみで、時計はそこそこかかっていたが下級条件でもあり馬場が原因かは不明。
行ったらプログラムくらいあるだろ、と思ってたらそれらしいものが確かにあって 、それを見て馬を見て馬券を買って、いたのだが何かヘンだ。距離や馬の頭数、あげくレース番号が合わない。よくよく見ると表紙に「マレーシア開催」と中国語で書いてあって、これは要するに他場分(この日はペナン競馬場)のレープロなのだった。やれやれ。それじゃ馬券なんか当たらんわ。あらかじめ競馬新聞を買ってこないとダメだったらしい。
おまけに、前に香港に行った時はまじめにマークカードの塗り方とか調べて行ったのだが、今回どうにかなるやろと思っていたら、そんなものはすっかり忘れているのだった。やる気のないことはなはだしい。とりあえずインフォメの人につたない英語で単複の買い方だけ教えてもらい参加する始末で、日本に帰ってから再確認したけど、意味ないわな。
メンバー席の前がパドック。これは香港と共通の仕様だが、マカオの方が非メンバーにも優しく、とりあえずパドックのそばまでは行ける。もっとも、植え込みが邪魔でよく見えない。これはまあ、メンバー席の方から非メンバーの姿が見えないようにしてるんでしょうね。たぶん。
それでも、入場時には一般エリアの前を通過して返し馬に入っていく。もっとも、勝手に2コーナー方向に飛び出していく行儀の悪い馬が多いのは日本と共通。
とりあえず4レース見て帰ったのだが、基本は前残りに見えた。ただ、サンプル少ないからその辺はなんとも言いかねます。
一般スタンドの風景。ガテン系のおっさんが多く、ノリは日本の地方競馬のスタンド。オッズが直前までころころ変わったり、たいていは本命戦だけど時々とんでもないことになるのも地方競馬に近い。香港同様に外国人騎手が目立つ。香港ドルとマカオパタカの窓口が別になってたり、スタンド下にカジノがあったりするのがマカオ流、かな。
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