2009年11月11日

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さて、朝になるとひとまず雨は上がり、午前中は時折雲間から太陽も覗くまずまずの天気となった。もっとも、露天風呂から見える木はすっかり葉を落としてしまってたし、ススキもすっかり頭を垂れている。重たい雰囲気の中を出発。まずは釜川、清津川沿いを攻める。
「エターナル」。妻有焼の椅子のひとつひとつが愛らしい。
「ポチョムキン」。すっかり初冬の趣である。これは前日の天気のいいうちに見たかったなあ(たいがいのところはそうですけど)。

「森とつながる」。前回(2006年)設置されたリングは植物の成長と共にすっかり森の一部となっている。
これだけオープンな作品でありながら、探すのに苦労した「たくさんの失われた窓のために」。ぬかるんだ芝生の中を歩いてフレームを見に行く。

雨の影響でカーテンの状態がいまいち(直してから見るようなものじゃない気がするしなあ)だが、もやと(写真では表現されてないが)雲を通して差し込む日の光とのコントラストが美しい。
日本三台渓谷のひとつ清津峡へ(ちなみに、あとの二つは富山県黒部峡谷と三重県大杉峡谷らしい)。
確かに紅葉は見事だけど、正直もう盛りは過ぎてました(花灯路のころの嵐山に近いかな)。もう少し麓に近い方が旬でしたね。まあ、入り口を見ただけでトンネルの奥には入ってないから、これでどうこう言うのもなんだけど。
さて、そのトンネル内の山本浩二の作品。これはトンネルの雰囲気とあいまって非常に印象的でした。写真はもうひとつなんだけど(実際はもう少し薄暗く照明も白味が濃い、補正が面倒なのでこれでご勘弁を)、闇に映えるものなら他の作品を置いても面白そう(先日の樂吉左衞門先生の作品とか、ね)

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