2010年6月1日

上海日記(1)

今回は(も)関空-上海のANA便を利用。B767使用だが、行きの飛行機はパンダ。予想外の事態でちょっとびっくりした。明らかにビジネスのおっちゃんがそろってケータイで写真を撮っていたが、おそらく家族にメールで「お父さんは今からこれに乗るんだ、すごいだろ」とか送るんでしょう。迷惑な話だ。ちなみに、座席は非常口のすぐ後の窓際だったので、ちょうど子パンダがしがみついているあたり。飛行中ずっと「この壁の向こうにパンダがへばりついてるんだ」と思ってニコニコしてました。
万博の会場内では現代美術作品は目立たなかったんですが、街中では万博がらみの作品を結構見かけました。こちらは空港ビルで見かけたもので、「多国人物」という連作ものの一点。動く歩道の脇に延々と並んでいました。

さて、万博にあわせて地下鉄2号線が浦東国際空港まで延伸になった(虹橋空港まで1本の線路でつながった)ので、乗り換えの手間とか考えるとこちらの方がいいような気がしたのだが、せっかくなのでトランスラピッド(リニアですな)を利用。行きは300km/hまでしか出なかった(時間帯によって速度制限があるらしい)ので帰りも利用。この時はお目当ての430km/h運転であった。まあ、全長30kmの路線だから、最高速は一瞬ですけどね。
車内の様子。ほとんどの席は3+3だが、編成の端っこは空気抵抗を減らすため車両が狭くなるらしく2+2の構造。ごらんのように431km/h出ています(タイミング合わなかったけど432kmまで出ていた)。しかし、300kmの時は気にならなかったけど、この速度になると(音はともかく)振動がすさまじい。500系が揺れるどころの話ではない。短時間だから揺れるのもスピード感があっていいくらいだが、予定通り杭州まで延伸するのならこの速度での営業運転は難しいのではないか。
最後尾の様子。検索すると基本は自動運転なのだが運転席にはちゃんと人が座っているらしい。確認に行くほど長時間走らないのでホントかどうかは不明。
さて、今回の宿、上海広場長城假日酒店(ホリデイインダウンタウン上海)長城楼。結構きれいです。海外でこのクラスの宿としては手狭だが、むしろこのくらいの方が使いやすい。バスルームが透明ガラスで丸見えなのは「なんだかなあ」ですけど。
窓の外は上海駅。ただ、ホテルが駅を背にして建っていて、ちょっと遠回りしないとたどり着けない。その点、台北のコスモスは便利だったなあ。金曜の晩は遅くまで賑やかでしたが、土曜は静かでした。イベントでもやってたのかね?

0 件のコメント: