街道から脇道に入る。昔インドに行った時に2車線分の幅の道の中央1車線分だけが舗装されてるのを見て、効率を考えたらそんなとこかなと思ったものだが、これはさらに徹底している。離合は大変だけど。
しばらく進むと未舗装の山道となり、ジャングルの中を谷底へと下っていく。等高線に沿うように何本かの水路が切られている。
谷底へ降りていくと橋が架かっている、のだが手すりの頼りなさが半端ない。体を支えるものではないってことなんだろうけど。
薪小屋があった。
反対側の尾根を上ると、空が開けてくる。
バリは雨は多いし、火山で土地は肥えていて年3回米がとれる。歩いているといろんな時期の田んぼが混在していて、日本ではありえない光景。バリの水路。水路管理を行う宗教的共同体がスバック(という理解でいいのかよくわかんない)。
赤とんぼがいた。
バリのクローバーはみんな四つ葉、なのでおめでたくもなんともないらしい。
牛もいた。
バリもさすがに農業機械に置き換わりつつあって、牛を使うのは少数派らしい。ここではチップも渡してないし、観光目的なのかは不明。
こちらは米を乾燥しているところ。
もう一度谷底へ降りて、最初の尾根筋の上流側に移動。こちらではスバックのメンバーにチップを手渡す。
いかにもな棚田を形成している。有名なテガラランよりこっちの方が好み。
スバックのお寺。水利組合は村の組織とはまた別のメンバー構成になっているらしい。一つのスバックに一つのお寺があって、宗教的権威で水の管理を行っている。
個人の田んぼごとに祠が建っている。
田植えも行っていた。
苗代から苗を刈り取り、手作業で植えていく。当然共同作業。
ヘビもいた。
みんなでお昼。
白鷺はわしらのような部外者には近づいてこないが、お百姓さんとはお友達。耕運機を使うと土の中の虫が出てくるので、ごちそうにありつこうと待機中。最後にライステラスを望むカフェでバリコピをいただく。グーグルはあちこち回っててご苦労なことです。
スプーンの代わりにシナモンスティックが出てくるのがバリ風、なのかなあ。ホテルでも出てきたし。
オーナーは画家さんで、横のギャラリーでは伝統的なバリ絵画を制作中。もちろん販売もしている。
でも、こっちのモダンな芸風の方が面白いかな。
サイクリングツアーも村までくるようです。ちゃんとサポートカーがついているので安心、なんでしょうね。
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