2009年11月24日

日高敏隆

昨日コメントするのを忘れてて、今日になってちょっと気になって「Yahoo!ニュース」の「人」欄を探したのだが、なんと載っていない。記事を検索すると当然出てくるのだが、なんだかすごく悲しい。種の起源150周年のコメントが欲しかったなあ。

2009年11月22日

湖族の郷アートプロジェクト

湖族の郷アートプロジェクトは成安造形大学の学生が主体となって堅田で行っている「マチナカ」の芸術祭で、今回が4回目。作品の方は正直言って食い足りないものも多いが、町そのものは十分すぎる魅力があって、なかなか楽しめるフェスティバルでした。
さすがに作品も出しておくべきだと思うので、いちばん気に入ったもの。釣鐘を音響空間として利用している。
でも、やっぱり作品でない作品が楽しい。なかでも、この配電盤は秀逸(だと思っている)。
中庭
作品もだけど、猫がいい味出してます。
堅田と言えばやっぱり浮御堂
スタンプラリーでフナのストラップもらって、マーケットでカンバッジを購入。湖族食堂の定食が売り切れで食べられなかったのが残念でした。

2009年11月21日

「ボクがはじめてカイタ最初で最後のラブストーリー」

劇団を解体して新しい体制でのアトリエサンクスの第一弾。いろいろと心配もあったのだが、キャストにないはずの橘さんが前説に来てくれてとりあえず一安心。ただ、まるでインド映画のような唐突なダンスシーンは相変わらずなんですが、話の展開がみょーにまとまってしまい先が見えちゃって、あんまり弾けてないのよね。話にも無理があるし(まあ、科学考証をするようなもんじゃないから言うのも野暮だけど)。気持ちよく泣かせてくれるのはいいんだけどね。まあ、前のスタイルが年齢的に辛くなってこうなったのかなという気もするので、それならそれでこのまま完成度を上げてくれればいいだけなんだけど。もう少し見てみないとなんとも、ね。

2009年11月16日

まとめ

秋版は展示作品が少なめで、スタンプ欄も170個しかない(スタンプ1個で複数の作品が置いてあるスペースも多いので、展示作品数は200強)のだが、パスポートを見ると半数(をわずかに上回る)スタンプが押されているから、厳しい日程の中よくがんばりましたね。ただ、やっぱり夏に来ないとなあ。雪は雪で面白かったけど、日没が早いのは周遊に不利だし、現代芸術なんて保存の効かない作品の方が面白いことが多いんだから。3年後に向けて策を練るのかな。

まあ、その前に来年の瀬戸内国際芸術祭をどうするかだが。中途半端に近いから(気持ちの面で)日程が組みづらそう。ちなみに、ここのボランティアスタッフは「こえび隊」。そこでウケを狙うかなあ。

2009年11月15日

今週の画廊めぐり

「伊庭靖子展 - resonance 共鳴・余韻- 」 イムラアートギャラリー
斉と公平太 個展「have no name」 マズプログラムスペース
大野紅・堀端麻美 展「end of the world」 ギャラリーRAKU
現代美術二等兵/駄美術展 VOICE GALLERY pfs/w
蜷川実花展 FLOWER ADDICT 小山登美夫ギャラリー京都

個人的な一推しは斉と公平太個展。案内チラシを見て「こんなのが出てるんなら行かねばなるまい」と思ってたら、「こんなの」が壁一面に並んでいてばかうけ。絵葉書セットがあればなあ。現代美術二等兵はさすがに面白い、けど、ヴォイスギャラリーっていつの間にこんな場所に引っ越したの?蜷川実花展は作品よりギャラリーの内装に惹かれました。しばらくチェックしてみようかな。

11/3

旅の最終日。一旦里に降りた後、レヴィックの作品を見るため別の峠に向かう。まずは蓬平。雪の積もった駐車場に車を止め、歩いて「繭の家」へ。展示場からスタッフが降りてきて、こたつと大根炊きを勧めてくれる。どちらも冷えた体にはうれしい。
ここは正直あまり期待してなかったんだけど、展示もなかなか面白かったですね。特に小さな箱の中のジオラマが秀逸。

さて、このあと「いけばなの家」へ向かうのだが、繭の家のスタッフによると「谷底にあって帰りが急坂になるので、(ノーマルタイヤなら)歩いていった方がよい」とのこと。こんなことなら長靴を持って来ればよかったなあ、と思いながら谷を下る。
いけばなの家の方には誰もいない、というか、スタッフは繭の家と兼務で、スタンプも繭の家で二つ押してもらった。展示上の事情でところどころ窓も外されており、寒々としている。
作品は面白いんだけど、とにかく寒いので早々に退散。雪道を車まで戻る。実際にはこの頃には路面は解けていたので、車で行ってもよかったのだが、、、。この後もいくつか作品を見たのだが、体が冷え切ってどうにもならなかったのでこれ以上の見学を断念。芝峠温泉の絶景の露天風呂で温まってから帰路につく。結局、直江津に出るまでずっと雪が降っていた。富山に入ると平地の雪はなくなり、石川県まで来ると空は晴れ上がり雪は白山の頂のみ。やっぱり新潟は半端じゃないなあ。

2009年11月14日

ワークショップ「共振する音とイメージ」

午後は現代音楽のコンサートとかになるので、午前中のみ参加。チラシの文章では内容がつかみにくい演題も多かったのだが、それなりに楽しめました。虫明さんのラオスの話が一押し。

脱皮する家

地図に載っている集落名は「峠」なのだが、案内表示も土産物屋の米の産地名も「星峠」。松代でも有数の棚田の名所で、「天地人」のオープニング映像もここなんだとか。もっとも、目的が違うので今回は棚田のビュースポットまでは出向かず。途中の棚田でも十分美しいけどね。

明るいうちに脱皮する家に到着し、こへびの女の子や他のお客さんと歓談。とりあえず荷物を搬入させてもらい買出しのため松代に戻る。夕食のみ頼んだので朝食が必要だったのだが、併せて晩酌用の地酒も購入。

星峠に戻る頃にはすっかり雪になっていた。「家」は既に公開時間が終わっているため無人となっている(当然、カギなどかかっていない)。勝手に上がりこんでストーブをつけてくつろぐ。夕食(仕出し)が届き、管理人の地元のおばちゃんがやってきたのは1時間ほど後だ。がらんとした空間にヨメと二人、屋根から雪の塊が落ちる音、時折あられが降る音はするがやけに静かだ。下見を済ませて勝手がわかってるからいいけど、暗くなってからいきなりここにやって来るのは肝試しだな。

おばちゃんの指導で屋根のない場所にクルマを移動(下手に屋根があると落ちてきた雪で傷が付く)。この時点でクルマの屋根には雪が積もっていた。それから夕食。派手さはないが、これもまたおいしゅうございました。おばちゃんは、こへびの娘たち(男の子もいるけど)の後片付けがなってないと愚痴っていたが、結局のところ相手のことを認めているから愚痴も出るわけで、棚田見物に来る人達への苦言と比べても温かみがある。10年の時を経て芸術祭がちゃんと地域に根付いていることを実感した。
詳しくはホームページなどを見てもらいたいが、古民家の余計な仕切りを取っ払い、壁や構造材を彫刻刀でひたすら彫りこんでいく。言ってしまえばそれだけの作品。ただ、その労力を思うと気が遠くなるけど。
石油ストーブ2台とホットカーペット、こたつが暖房器具。後はおばちゃんがくれた使い捨てカイロ。それからあったかいお風呂。
天井はこの状況。彫ってから組むのならまだしも、出来上がった家の小屋裏を彫りこんでいくんだから大変だ。
この床の間は結構お気に入り。
「作品」なのでカーテンとか障子とか視界を遮るものはない。がらんとした空間にいると、舞鶴に引っ越した当初のことを思い出した。あの時は4月だと思って暖房器具を処分して引っ越したのに、やたら寒くてお風呂と布団だけが頼りの日々。それを思えばずっと快適だよね。ストーブは偉大だ(途中で給油のため1台にしたらやっぱり寒かったし)。ただ、天井がないので暖められた空気は小屋裏まで一気に上ってしまう。サーキュレーターを持っていけばよかった。
キッチンへの渡り廊下?もご覧の通り。ただ、右手のキッチンやバスルームは(後から追加したためか)普通の空間で、特に彫りこんではいなかった。でも、快適。お尻も洗ってくれるし。

せっかく芸術祭に来るんだから、出来れば一泊くらいは「作品」に泊まりたい。できればドミトリーでないところ、という条件で探して、空きがあったのがこの 「脱皮する家」だった。ホームページやガイドブックを見るぶんにはさほど面白そうに見えなかったが、他に選択肢はなかったのだ(月曜の夜になったのも同じ 理由)。実際、昼間わいわいがやがや見たときにはそれほど面白いとは思わなかった。しかし、夜になると見え方はずいぶん違う。もちろん、ヒマだからメイキ ングビデオやパンフにじっくり目を通したこともあるのだが、そういう「知識」の面を抜きにしても、夜の闇と降りしきる雪の中での「家」の存在感は絶大だった。まあ、普通の夜だとどんなのかはわからないけどね。

実は荷物部屋?には普通のテレビも置いてあったのだが、ちょっと見る気にはならなかった。ケータイにはずいぶんお世話になったけど(圏外かとも思ったけど、不安定ながら通信は可能だった)。
さて、雪は夜半過ぎに一旦止んだため、恐れていたほどの積雪にはならなかった。クルマの屋根で10cm弱まで。
この「へそ」が最後に彫りこんだ場所らしい。

外が明るくなるとまた雰囲気が違いますね。

一旦雲が切れて朝日が覗き、やれやれと思ったのもつかの間、すぐにまた雪が降り始め、結局直江津に出るまで止むことはなかった。朝食後、雪が止むのを待っていたが、ちょっと無理そうだったので開館時間の前に退散する。雪の峠をノーマルタイヤで下っていくのはなかなかスリリングでございました。さすがに、峠をさらに登って棚田を見に行くのは自殺行為なので断念。

2009年11月13日

11/2 (3)

さて、腹も減ってきたのでまつだい農舞台へ移動、里山食堂へ。
外は雨だし、人工照明で色目の調整が難しいが、実際は鮮やかな水色の内装。里山を望む大きな窓にテーブルは鏡というしゃれた造りなのだが、ここで働いているのが「いかにも」な農家のおばちゃん。価格表を見ながら人差し指一本でひとつひとつキーを確認しながらレジを打ってくれます。都会のしゃれたカフェであれだとみんな怒り出すだろうけど、おばちゃんが間違えないかハラハラドキドキしながら見守ってしまう。これもまた芸術祭の醍醐味かと。
料理は地野菜は中心。とってもおいしいし、すっかり満腹になるのに夜になるときっちり腹が減るヘルシーさ加減もマル。
レストランの下にはカバコフの「棚田」観賞用のテラスが、、、雨ですけど。
河口龍夫「関係-黒板の教室」。教室のいろんな部分が黒板になっていて、チョークで落書きできる。楽しい。

この後、本降りの雨の中を再度城山にアタック、するのだが、条件が悪い(当然、カメラが出せる状況ではない)ので中途で挫折する。「サウンド・パーク」とか好天なら面白そうだったんだけど。

だんだん冷え込んできたし、暗くなる前に(雪に変わる前に)荷物を運んでおきたかったので、予定よりだいぶ早いけど宿泊地の星峠へと向かった。

2009年11月12日

11/2 (2)

信濃川を渡って松之山地区へ。

ボルタンスキー+カルマンの「最後の教室」。写真にならないところの方が面白んだけど、まあ、仕方ないかな。
塩田千春「家の記憶」。国際美術館で見たパイプベットを包む作品なんかと比べてずっと暖かく感じるのは、こっちが日本人だからかなあ。
「森の学校」キョロロへ。実はここで昼食にするつもりだったのだが、レストランは土日祝のみ営業だった。ちゃんと資料に眼を通せよな。
展望塔に登る。普通はエレベーターがありそうな高さ(地上34m)だが、ひたすら階段。塔の地下にも作品が。
塔からの眺め。しんどい目をして登る甲斐はあります。ただ、天気がなあ。

2009年11月11日

11/2 (1)

さて、朝になるとひとまず雨は上がり、午前中は時折雲間から太陽も覗くまずまずの天気となった。もっとも、露天風呂から見える木はすっかり葉を落としてしまってたし、ススキもすっかり頭を垂れている。重たい雰囲気の中を出発。まずは釜川、清津川沿いを攻める。
「エターナル」。妻有焼の椅子のひとつひとつが愛らしい。
「ポチョムキン」。すっかり初冬の趣である。これは前日の天気のいいうちに見たかったなあ(たいがいのところはそうですけど)。

「森とつながる」。前回(2006年)設置されたリングは植物の成長と共にすっかり森の一部となっている。
これだけオープンな作品でありながら、探すのに苦労した「たくさんの失われた窓のために」。ぬかるんだ芝生の中を歩いてフレームを見に行く。

雨の影響でカーテンの状態がいまいち(直してから見るようなものじゃない気がするしなあ)だが、もやと(写真では表現されてないが)雲を通して差し込む日の光とのコントラストが美しい。
日本三台渓谷のひとつ清津峡へ(ちなみに、あとの二つは富山県黒部峡谷と三重県大杉峡谷らしい)。
確かに紅葉は見事だけど、正直もう盛りは過ぎてました(花灯路のころの嵐山に近いかな)。もう少し麓に近い方が旬でしたね。まあ、入り口を見ただけでトンネルの奥には入ってないから、これでどうこう言うのもなんだけど。
さて、そのトンネル内の山本浩二の作品。これはトンネルの雰囲気とあいまって非常に印象的でした。写真はもうひとつなんだけど(実際はもう少し薄暗く照明も白味が濃い、補正が面倒なのでこれでご勘弁を)、闇に映えるものなら他の作品を置いても面白そう(先日の樂吉左衞門先生の作品とか、ね)。

2009年11月10日

馬場崎研二 チベット・タンカ展

ネットサーフィンをしてるといろんなものに引っかかる。これも前夜に見つけて急遽訪問。

開場直後に行くと、今日はイベントで講演会やチベット音楽のライブがあるとのこと。かなり引かれたのだが、時間のやりくりから断念、展示のみ見て退場した。先日の牧伸二といい、ついてないと言うべきなのか、展示だけでも見てるんだからラッキーなのか。

で、日本人のタンカ師の展覧会です。インドに行って舞踊や音楽を学んでくる人があれだけいるのだから、当然ダラムサラでタンカを学ぶ人もいるのだが、絵が本格的な上に日本人的な感性も垣間見えて、これが面白くないはずがない。堪能させていただきました。


会場の退耕庵は慶長年間に安国寺恵瓊が再建した寺。庭園もそれなりに見事なものでした。ケータイで撮ってるのでもうひとつですけどね。