2009年8月2日
白髪一雄展 -格闘から生まれた絵画-
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日記
白髪さんの作品はこれまで広い空間に数点あるような形で見てきたんだけど、今回初めて個人の回顧展という形で赤い絵具の塊が部屋中に広がるさまを見た。これはこれでしっくりくる。手法の知識もあってどうしても血の塊を連想させるので、もっとどぎついのかなと思っていたけど、意外とクール。猪の毛皮を貼りつけたキャンバスに描いた作品もあったが思いの他さわやかで、図録で見るほうがどぎついくらい。やっぱり、実際に並べてみないとわからないこともあるよね。あと、体を張るようになる前の作品というのを今回初めて見た。普通の抽象画を描いていて妙に納得。延暦寺で得度を受けたという話にも納得。
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