2009年8月30日

「まぼろしの薩摩切子」

昔のガラスは不純物が多いため向こう側が多少ゆがんで見える。ヨーロッパのカットグラスは当時既にグラインダー研磨だが、日本の切子は手作業なのでなおのこと味わい深い。とりわけ紅色が美しい。絵葉書の写真など実物以上に(?)きれいなのだが、ちょっとうそっぽい。肉眼では細かいところが見えない(老眼が進んだだけ、かな)のだが、やっぱりライブだよなあ。

あ、展示物が入ってるケースは今のガラスの方がいいです。当たり前だけど。

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