2009年8月31日

HUNDRED-100円ショップの商品のみで作られる展覧会

これはもう、企画の勝利ですよね。商品の手抜き(?)を逆手に取ったジグソーパズルの作品とか、三股コンセントのタワーとか、楽しいものがいっぱい。材料の価格がはっきりしているだけに、値段のつけ方にも作家さんの考え方が反映されていて興味深い。あと、建物(かっての国立移民収容所)もステキ。いろんな作家さんが部屋をアトリエとして使用し、その様子を公開する。生活臭のないおしゃれな清島アパートですな。

1階ではミュンヘンから滞在製作に来ているクラウディア・ヴェーベルの作品展をやってました。これがまた、写真での印象とぜんぜん違うもので唖然。実物は(油彩なのに)水彩を思わせる淡い色調の絵で、これは印刷やさんが色補正をかけすぎ。現物を見てないと思い込みに振り回されちゃうんだよね。

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