2012年7月4日

マチュピチュ/インティワタナへ

実は、マチュピチュは多くの場所で一方通行となっており、時計回りにぐるっと回るのがお決まりのパターン。今回もその経路を辿っています。
インカ橋から戻る。高台にある「儀式の石」。
「見張り小屋」から見たマチュピチュ。全体像が見渡せるので一番の撮影スポット、でいいのかな?
見張り小屋内部。屋根に担架が差してありました。まあ、怪我人が出たらこれで運ぶしかないわな。確かワイラナでも見た気がする(既に記憶があいまい)。
段々畑部分と市街地とは明確に分けられています。
市街地の正門から遺跡とワイナピチュを望む。これも定番の構図。人がいるのは仕方ないよね。
正門には扉を取り付けるための細工がなされています。
訪問者の休憩、宿泊スペースとされる「カリャンカ」。
段々畑を見返す。見張り小屋の位置関係がよくわかるかと思います。
こちらはインカ橋へと続く道沿いの段々畑。前回紹介した気象観測用のポールが確認できます。
インティワタナ。ここで見て欲しいのは中央付近の岩がむき出しになった部分。よく考えたら当然ですが、インティワタナは自然の起伏を利用して造られているので、所々で岩肌がむき出しです。
「作業小屋」の間の路地。排水溝が確認できます。
石切場。マチュピチュの建材はここで切り出されました。
石臼。みんぱくのビデオで見たことがあるから、このタイプの臼は今も現役みたいです。
石切場の西斜面。時間に余裕があったら、こういうところでゆっくりするのもいいよねえ。
主神殿。インカの石組みというと、クスコの地震のときにインカ時代の土台はびくともしないのにスペインの建築はぐちゃぐちゃ、という話が紹介されるけど、インカのものだって手入れをしないとごらんのように崩れてきます。ここはマチュピチュの発見時には既に崩れていたそうです。だもんで、遺跡のあちこちで修復作業をするおじさんが地味に働いていますが、ちっとも追いついてないみたい。
裏から見るとなお物悲しくなります。
真南を向く石。南十字星をかたどっているとも。
インティワタナ(日時計)。居住区の中では最も高い場所。岩のコーナーが東西南北を示しており、日時計(時間を知るというより、暦を知るためのもの)と考えられています。
マチュピチュ山とセットにしてみました。

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