当初の予定表ではマラス塩田からモライ遺跡までハイキング、だったのだが、ナオ・ツアーからの指示は「ガイドの裁量で景色のいいところを歩いたらいいよ」というものだったらしく、モライに行く途中で車を降りて1時間ほど歩いてみることになった。
写真にしてしまうと面白さがちっとも伝わらないの(で、技量のなさ)が悲しいのだが、これはこれですごく楽しかったのよね。だだっ広くてなんにもなくって、雪山が見えて、黄金色の畑に高原の青い空、澄んだ空気。たまにクルマが通りかかるけど人影もなくって、動くものというと鳥とか虫とか。すごいよねえ。
高度によってはとうもろこしやジャガイモが主力になるけど、このあたりは麦と豆が主な作物。
こちらは刈り取った豆を集めて干しているところ。畑のあちこちにこういう小山が出来ています。
サボテンは食用だったりお酒の原料だったりもするけど、このあたりでは畑の中に動物が入ってこないよう畑の境界に植えるのが一般的。
水路の周りには緑もあります。雨季だと畑全体が緑になるんだろうけど、空はこんなに青くないだろうから、どちらが楽しいのかは難しいところ。
わかりにくいけど、よくみると十字架が並んでいます。ということで、ここはお墓なんだけど、おそらく墓標がキリスト教化されただけで、立地条件とかは征服前と変わってないんじゃないかなあ。
このあたりは標高3700mほどなんですが、さすがに4日めなので歩いてても特に問題はありませんでした。
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