2016年8月3日

ウォンディフォダン

峠を越えると路面状況は一段と悪化。とはいえ、この日は天気も良かったので大きな問題とはならず。
道端にちょっとしたマーケットが出現。
よくある祠。ルンタ(経文布)がかけられ、ツァツァが並んでいます。ブータンでは輪廻転生が信じられており、なんでも「四十九日を過ぎるともう転生してる(のでそれ以降は追悼してもしょうがない)」そうで、お墓などはありません。火葬した後の灰はどうなるかというと、土に練り込んで108個の小さな仏塔(これがツァツァ)を作り、聖地などに置いていきます。時がたつと土に還るシステム。
なんでここに祠があるのかというと、聖水が出るってんですね。ペットボトル持ってじっと待ってる人がいる一方、体を洗う人もいるわけで、聖水をの付き合い方も様々。
結果的にここまで天気が良かったのはこの日だけでした。
ロベサ着。奥のポールのある交差点を奥に行くとティンプー、手前がウォンディフォダン、右に行くとプナカで、交通の要衝です。そうはいっても何もないところだったのですが、近くでダムの建設工事が始まり労働者が大量に流入し、ちょっとしたバブルになっているんだとか。
この店の看板は見覚えあるんだけど、昔の写真を見ても確認できませんでした。
唐辛子のシーズンはまだ先だけど、盛大干してるお店も。
野菜の種類は結構豊富です。昔は唐辛子しかなかったイメージだけど、これはさすがにイメージだけだと思います。前の時はもろ唐辛子のシーズンだったからなあ。
ウォンディフォダンの新市街。ここは門前町として栄えたんだけど、ゾンの火事で街も焼けて上流側に移転しました。なんせこの辺り一帯がバブルなので、移転もサクサク進んだんだとか。
で、こちらがウォンディフォダンのゾン。なかなか攻めにくそうなところに建っています。よく見ると城内に重機の姿が。
この辺りにはウチワサボテンがたくさん自生しています。一説には城の守りを固めるため斜面に植えたのが増えた、とか。
2泊目の宿、ペマ・カルポ。新市街からさらに上流の川べりに立地。プールまであったのはちょっとびっくり。
アーチェリーはお約束
庭にマンゴーが植えられていました。サボテンといい、南国ムードが漂います。前の晩は部屋に入るなりオイルヒーターのお世話になりましたが、この日は一晩中天井の扇風機のお世話になりました。ほんと着るものには悩みます。
ロビー、現国王夫妻。
こちらは歴代の王様の写真。
部屋も明るくていい感じです。テレビもあるし(ほぼインドの衛星放送)、WiFiもあります(遅いけど)。
食堂
ここには日本人の団体さんもいました(ハには西遊さんの個人?客がいたけど)。以前は対岸のドラゴンズ・ネストが日本発ツアーの定番だったそうですが、このホテルができてからはこちらが主力だとか。

0 件のコメント: