ゼンマイはブータンでも山菜として食されているようです。
標高が下がってくると雲の下に出てきました。リンゴ畑でピクニックの人たち。
山肌に段々畑が広がります。
ドブジ・ゾン。ブータンでも最初期のゾン(15世紀築)で、各地のゾンの原型になったとされています(その頃の建物がそのまま残っているわけではないようですが)。ここはかって死刑囚の刑務所として使われ、囚人を崖から突き落としたりしてたそうですが、現在は寺院として使われています。チュゾム。チュはは川、ゾムは集まるという意味で、ティンプー川とパロ川の合流点。川が集まるだけでなく、(合流後の)ワン川に架かる橋からティンプー、パロ、ハ、プンフォリン(インド国境にあるブータン第二の都市)へと道が延びる交通の要衝です。雨期なので川の水も多いのですが、しばらく前に上流側から車が転落したとのことで捜索隊がたくさん出ていました。リンチェンさんによると「車がまだ少ないから衝突事故は少ないけど、道が良くなってスピードを出すし、飲酒運転も多いので自損事故が増えた」とのこと。
ティンプーが近づくと道端にフルーツ(など)のお店が並びます。
チュゾムからティンプーへの道はアジアハイウェイ規格。時々土砂崩れの工事をしてたりしますが、かってのブータンからは信じられないくらい快適です。前の時は「これじゃ離合できないじゃん」といった細くてガードレールもない道が続くものの、実際には対向車なんかほとんど来ないから大丈夫、といった感じだったんだよねえ。現在、この道をインドまで伸ばす工事を行っています。
この辺りまでくると段々畑ではなく棚田が広がっています。
ティンプーが近づくとちょっと雰囲気が変わってきます。
突然中央分離帯まである4車線道路に。旧道は奥の山腹を走っていて、ティンプーが目の前になってから橋を渡ってたんだけど、田んぼの中にバイパスができて道に沿って街が南に拡大してきた、ようです。人口も急速に増えて10万人ほどになったとか。
お山には大仏までできてました。
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