
ワット・シェントーンはルアンパバーンを代表する寺院。建立は1560年だが、この年にビエンチャンへの遷都が行われてたりする。その後一旦はビルマに占領され属国となるが、17世紀初頭に独立しラーンサーン王国の最盛期を迎えるのだが、当時は現在のタイ東北部までを領していた。前にも書いたけど、民族的にはタイ東北部はラオ族の土地だからね。ラオスは革命で王制を倒して社会主義国になったはずだが、みなさん王様には多大なシンパシーを持ってらっしゃる。この辺はビエンチャンの項でまた触れたいと思ってます。

境内に入るといきなりおばちゃんがたけのこスープのなべをひっくり返すのに遭遇。これは悲しい。

霊柩車庫。1960年の王様の葬儀で使われた霊柩車が納められている。

ドアの装飾はたいていこのパターン。


台車はトヨタ製、だと言ってたが、ちょっと胡散臭い。

もちろん霊柩車だけでなく仏像も納まってるし、壁にはラオ族の生活を現したガラス装飾が。

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本堂。ルアンパバーンで一番有名な建物。


堂内は一面壁画で覆われている。

天井画も。日本でも格子状のデザインはよくあるよね。。


もちろん、外壁にも壁画。


こちらは本堂南の赤堂。外壁の装飾は20世紀のもの。

内部には16世紀の涅槃仏。

本堂の裏側には趣の違った装飾が

こちらはラオ族の生活を描いたもの、だが、どちらかというとモン族の刺繍を連想させますね。村の生活なんて部外者には区別つかんわな。

本堂裏面のマイ・トーン(黄金の木)のモザイク壁画。かってこの地には高さ160mの大木が立っていたという。



おまけの狛犬、こちらが牝で

こちらが牡、わかりやすい
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