大きな広場の奥にそびえるタート・ルアン。高さ45m、外壁の一辺85mの大きな(=ルアン)塔(=タート)。そのまんまのネーミングですね。タイやビルマだと金箔を貼るんでしょうが、ラオスは貧乏なので金色に塗るだけ。ちょっと侘しさも感じます。
塔の前に鎮座するセタティラート王。この人がエメラルド仏をラオスに持ち込んだ人物。ラオスとチェンマイの王を兼ねてたんだからラオス最盛期の王様だが、王妃に統治させていたチェンマイは内紛が続くところをビルマにつけ込まれビルマの属国に。ビルマから逃れるためビエンチャンに遷都し、アユタヤから王妃を迎え同盟を結ぶもそのアユタヤもビルマに飲み込まれビエンチャンも陥落し、しまいにセタティラートが没するとラオスもビルマの属国に。それでも国の英雄なんだよなあ。がんばれラオス。
写真屋さん。昔はポラロイドだったんだろうけど、今はデジタル一眼で撮影してインクジェットプリンターで印刷。
放生会屋さん。写真屋と放生会屋は掃いて捨てるほどいた。シーズンオフなのでおしなべてヒマそう。
中に入れるような記事もネット上で見かけたけど、このときは周りを一周しただけで登檀は出来ず。
タート・ルアンは3世紀に仏舎利を納めるための塔として建てられた、とされている。当時の姿を再現したのがこれ。高さは3mほどです。
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