2008年9月2日

イスタンブール、2E

さすがにお腹が空いたので宮殿内のレストランへ。トプカプには海外からの賓客も訪れる立派なレストランもあるが、さすがに敷居が高いので外のカフェテリアへ。
美術館・博物館のカフェってのは(コストパフォーマンス的にはともかく)たいてい居心地がよい。ここも例に漏れずボスポラス海峡を見下ろすなかなかのロケーションです。
第一ボスポラス大橋を望む。正面から右がボスポラス海峡、左が金角湾。手前の城壁はビサンチン時代のもの。海峡の中央に見えるやぐらがボスポラストンネルの工事現場。来年には完成し、現在のヨーロッパ側、アジア側それぞれのターミナル駅付近の線路を付け替えたうえで、洋の東西を鉄道で直結することになっています。
そういうわけで、宮殿の下を電車が走る光景が見られるのもあとわずかです。なかなかいい風景なんだけど、利便性には勝てないわねえ。
食後もがんばって宮殿内を回ります。こちらのエリアでは宝物館内の撮影が禁止されているので、写真的には寂しいんですが、中身も濃いし、人も多い。イスラム関連の聖遺物なんか異教徒にはちんぷんかんぷんだけど、宮殿内のほかのエリアではほとんど見かけないベールをかぶった女性でぎっしりだったりするし。

バクダット・キョシュク。対岸に見えるのがガラタ塔。

一通り見終わって外に出るともう3時、さすがに一日仕事だわ。

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